maruの下手の横好き写真とつぶやき
写真を撮ったり、音楽(クラシック・ロック)をよく聴き、読書は古典(主に哲学中心)がメインです。全体主義社会の動きに警戒。
 




数で勝負のボールです。
宇宙空間を飛ばしてみました。というより、ただ浮いているだけかな?


この人を知らない人はいない巨匠の中の巨匠・・・

最近、こんな本を読んで、またベートーベンの交響曲の世界に入ってしまいました。現役の指揮者 金聖響による「ベートーヴェンの交響曲」です。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%87%91-%E8%81%96%E9%9F%BF/dp/4062879158

現役の指揮者が、いろんなエピソードを交えて解説するような本。
こういうの欲しかった・・・
個人的に感じていた部分・・・第五番(運命・・・これは邦題だけ)の最初の入り方とか、指揮者ならではの意見などが参考になります。
いつも指揮者の動きとか、自分が指揮者のような感じで聴くことが多いので、最初の一撃をどうするんだろうって、いつも考えてしまうのだ。

5番でいうと、この「だだだだーん」というリズムの連続で構築された建造物のような音楽。
これは良くCDの解説にも出てくるので知っていましたが、第一楽章とうって変わって感極まる(それこそ空を飛びたくなるような)第四楽章あの音階の話だったり、もっと細かい時代背景にまで及ぶ解説は読んでいて楽しいし、読んだ後に聴くとまた楽しい。
音符一つ一つ、拍子、楽譜にあるスピードの指示、全ての情報を考え抜いて指揮をする・・・

第1番から9番まで順番に解説していますが、読むといかにベートーヴェンの音楽が優れ物かを感じることができますね。
まだ私は、3、5、6、7、9番しか聴いてないのですが(^_^;)
特に5番は完璧な音楽。
始めて最初から通して聴いたとき、なにかが湧き上がるような感動が走ったのは忘れられません。
このお陰で、クラシックを聴き続けるようになったんです。
始めて別の指揮者のCDを買い、聴き比べたりしました。5番は3枚、9番は4枚あります(^_^;)
(それまでは、ちょっと聴いてはやめて・・・またちょっと・・・)

歴史やベートーヴェン自身の状況などを踏まえて楽譜を解釈して指揮をする。
だから同じ曲でも指揮者が違うと、違う感じになる。
楽器や奏法も当時の再現ににたり、いろいろだ・・・

先入観を捨てて、もっと早く聴いていたらなあ・・・


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