舞姫

ひぐらし日記

水素では負けない、世界のリーダーに

2021-06-23 | 日記
半導体、携帯電話、家電――。日本勢が当初は世界をリードしながら、逆転される。
 ただ、ドイツは昨年6月に国家水素戦略で1兆円超の予算を投じて水素関連産業の育成に乗り出した。産業ガス大手のリンデや、シーメンスのエネルギー部門を分社化・上場したシーメンス・エナジーなど有力企業。
 その一方で、川崎重工業が世界初の水素運搬船を開発するなど、輸送・運搬といった分野では日本勢が先を行く。

 副産物の活用や廃棄物のリサイクルを通じて、水素の「地産地消」に取り組む企業もある。伊藤忠商事と日本コークス工業はコークスの製造過程で発生する水素を船舶燃料として供給する取り組みを始めている。

 戸田建設はベンチャー企業のジャパンブルーエナジー(東京・港)などと、下水処理の過程で出る汚泥から水素を取り出す共同研究に取り組む。東京都江東区の砂町水再生センターに実証プラントを設置しており、来月にも運転を始める。 タンク専業のトーヨーカネツ、水素ステーションの岩谷産業、加地テックや水素製造装置を手がける三菱化工機がある。

 それに、トヨタ自動車「MIRAI(ミライ)」とマツダのロータリーエンジン、水素エンジンに期待する。