舞姫

ひぐらし日記

オミクロン株は風邪の症状に近い ”鼻水、咳、発熱、頭痛、吐き気、倦怠感” 治療薬は

2022-01-31 | 日記
 オミクロン株の症状は鼻水、咳、頭痛、吐き気、、発熱、全身倦怠感”風邪の症状に近い。

新型コロナ経口薬と抗体医薬
オミクロン     メーカー     重症化率     備考
モルヌピラビル   米メルク       30%      RNAポリメラーゼ阻害剤
パクスロビド    ファイザー      89%      プロテアーゼ阻害薬
ソトロビマブ   英 GSK       79%      点滴
ブロナプリーブ  中外製薬        70%      点滴 オミクロンには推奨しない(厚労省)

 塩野義製薬は、自社創製の3CLプロテアーゼ阻害薬「S-217622」を経口の抗ウイルス薬として開発中で、申請に向けた準備に入りたい考えだと。
 
 新型コロナの医療逼迫は重症化率が重要で 
オミクロン株の重症化率 0,15%
デルタ株の重症化率   0,66% だと

 抗ウイルス薬モルヌピラビルは、オミクロン型にも有効だとされているが、重症化を抑える率は3割程度に過ぎない。細胞内でウイルスが増殖する際に欠かせないRNAの複製を邪魔する働きをする。胎児に対して先天的な奇形を誘発する可能性も指摘されている。軽度から中等度で、肥満や高齢、糖尿病、心臓病などのリスクを持つ人が対象で。 発症5日以内に服用を開始することで入院・死亡のリスクを30%抑制した。

 パクスロビドは、発症3日以内の服用開始で重症化リスクのある成人患者の入院・死亡リスクを89%減少。12月22日に米国で緊急使用許可を取得している。消化器系で副作用が生じやすいという難点 と

 その他アビガンはモルヌピラビルと同じ RNAポリメラーゼ阻害剤だ。それとイベルメクチンも対象に希望している。




オミクロン株は「ワクチン4回接種」でも防げない! イスラエルの研究で判明

2022-01-28 | 日記
ワクチン3回目、ブースター接種はどうする?
 今や感染者の半数近くがブレークスルー感染だ。沖縄では、3回目の接種を完了した人も感染している。日本は遅れていた3回目の接種をするが、あまり予防効果は期待しない方がいいのか? 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏(内科医)は オミクロン株に対応する新しいワクチンを打った方がいいと。

 イスラエルで4回接種も感染を予防できないという。抗体は増えるものの、4回接種後も感染例が報告されている。

 すでにファイザーは、オミクロン株に対応した新しいワクチンの生産を開始し、3月にも提供する予定です。恐らくイスラエルは、すぐに新しいワクチンの接種を始めるはずです。

 一体、岸田政権のワクチン対応は、先進国に比べて何周遅れているのか。



WHO推奨のコロナ治療薬 価格はジェネリック薬なら400分の1に

2022-01-27 | 日記
 国境なき医師団(MSF)は、この薬の普及が特許の独占によって妨げられないよう各国政府に早急の対策を求める。

ジェネリック薬で価格はおよそ400分の1に
 WHOがこれまでに推奨した新型コロナ治療薬のなかで、トシリズマブ(※1)とサリルマブ(※2)は多くの低・中所得国で供給不足が続いている。バリシチニブは似た効果を持ち、入院患者にとって代替薬となりうる。

※1トシリズマブ(アクテムラ)IL-6(インターロイキン-6)阻害薬で抗炎症薬。
※2 サリルマブはインターロイキン6(IL-6)の活性を抑制するモノクローナル抗体で、薬価が高額にとどまっている。

 バリシチニブは、インドやバングラデシュではジェネリック薬(後発薬)が出回り、特許をもつ米製薬イーライリリーが設定している価格よりもはるかに安く手に入る。インドのメーカーが製造したバリシチニブは治療1回(※)あたり5.50米ドル(約629円)で、バングラデシュでの最安価格は6.70米ドル(約767円)。これは、イーライリリーが7月に提示した2326米ドル(約26万6187円)という法外な価格の約400分の1にあたる。
※新型コロナ患者への推奨用量は、4㎎を1日1回、14日間投与。

 多くの国では、バリシチニブが特許で独占状態にあるため、ジェネリック薬の入手を期待できない。イーライリリーは、コロナの感染拡大が深刻なブラジル、ロシア、南アフリカ、インドネシアといった国々を含む多くの地域で特許を申請または取得している。特許が与えられれば、独占は2029年まで有効で、特許期間の延長によりさらに長引く可能性もある。

 バリシチニブは、「知的所有権の貿易関連の側面に関する協定 (TRIPS協定)」の義務免除が急務であることをまた新たに示している。世界貿易機関(WTO)加盟国が、特許権を含む知的財産権の保護義務を一時的に免除されれば、新型コロナの医療ツールの生産拡大と普及を妨げる法的な壁を包括的に取り除くことができる。これは、ジェネリック医薬品の製造・供給を阻止しようとする特許や出願中の特許も対象となる。


新型コロナの治療に「抗生剤」をもっと活用してはどうか(2)

2022-01-27 | 日記
 竹森氏によれば、クラリスロマイシンをはじめとするマクロライド系抗生剤には、新型コロナウイルスに対しても以下のような作用が期待できるという。以下、引用文

①新型コロナウイルスが増殖するためには、感染した細胞の中で、自身の遺伝情報を持つタンパク質を合成する必要がある。遺伝情報の読み取りは細胞内にある“翻訳装置”のリボソームによって行われるが、クラリスロマイシンはそのリボソームに作用して、ウイルスの増殖を阻害する。

②新型コロナ肺炎の重症化を促進させるIL-6やTNF-αなどの炎症性サイトカインの放出を抑制し、過剰な免疫反応で生じるサイトカインストームを防ぐ。

③免疫反応などの生体防御機構において重要な役割を持つ肥満細胞は、体内に侵入した抗原に応答して脱顆粒を起こし、サイトカインやプロテアーゼといった炎症に関与する生理活性物質を放出する。新型コロナウイルス感染症で生じる肺の線維化はそれらの結果により起こるが、クラリスロマイシンは肥満細胞の脱顆粒を抑制する作用があるため、肺の線維化を抑制する。

④ウイルス感染を防御する抗体の機能を持つ免疫グロブリンのひとつIgAの産生を促し、ウイルスを無力化して感染を防ぐ。

⑤クラリスロマイシンは弱アルカリ性で、ウイルスに感染した細胞の中にあるトランスゴルジ網(タンパク質を加工して細胞外に排出する役割を持つ)内のpHを弱アルカリ性に変化させ、ウイルスの成熟を抑制する。

⑥ウイルスがヒトの細胞で複製される際、ウイルス側のプロテアーゼというタンパク分解酵素を利用している。クラリスロマイシンはウイルスのプロテアーゼの活性部位に結合し、プロテアーゼの活性を阻害してウイルスの増殖を防ぐ。





新型コロナの治療に「抗生剤」をもっと活用してはどうか(1)

2022-01-26 | 日記
新型コロナの治療に「抗生剤」をもっと活用してはどうか
 オミクロン株による新型コロナウイルスの感染者が急増する中、政府の感染症対策分科会の専門家は3回目のワクチン接種や経口治療薬の供給を加速させる方針を推し進めようとしている。しかし、とても間に合いそうにないうえ、本当に適切な対策なのかどうか疑問の声も上がっている。そんな中、古くから使われている「抗生剤」が注目される!

「クラリスロマイシン」というマクロライド系抗生剤がある。細菌のタンパク質合成を阻害して細菌の増殖を抑えることで抗菌作用を示す薬で、皮膚感染症、呼吸器感染症、耳鼻科感染症といった感染症に対して幅広く使われていて、ピロリ菌の除菌にも用いられている。

 抗生剤は細菌を退治したり増殖を抑える薬で、一般にウイルスに対しては効果がないとされている。しかし、マクロライド系抗生剤には、かねて新型コロナに対して有効な作用があると指摘されている。クラリスロマイシンを新型コロナウイルス感染症に対して臨床応用する提案。

「ウィ教授は寄生虫病学分野で著名な研究者です。新型コロナの治療とクラリスロマイシンに関する論文を依頼され、共著として発表しました。クラリスロマイシンには、抗菌作用だけでなく、ほかにも多岐にわたる免疫調節や抑制作用があります。一昨年も、クラリスロマイシンが新型コロナに対しても有効である可能性について追加記載した論文を英国の専門誌に投稿したのですが、今回はさらに理論的な説明を加えたものになります」


「ギリシャ、エジプト、ブラジルなどでは、新型コロナに対してクラリスロマイシンを使った治療の臨床試験が行われ、有効性が報告されています。日本でも長崎大学が中心となってランダム化比較試験を実施中です。また、吸入ステロイド薬のシクレソニドとの併用で大きな治療効果があったという国内外での症例報告もあります」。安価で入手しやすい。イベルメクチン等