舞姫

ひぐらし日記

ワクチン“1回接種”だと『変異株ができやすい』免疫学で指摘

2021-02-27 | 日記
   ワクチン“1回接種”だと『変異株ができやすくなる』免疫学の専門家が指摘する危険性
 新型コロナウイルスワクチンの供給不足。自民党内では、2回必要とされる接種を“1回に減らす案”が浮上し、海外でも1人2回より広く1回にしようという国も出ています。
 しかし、免疫学の専門家である大阪大学の宮坂昌之名誉教授は、1回だけの接種による危険性を指摘します。

 1回だけのワクチン接種で体内の抗体がウイルスを殺せるよりも少ない量になってしまった場合、ウイルスがそれに勝つために変異していくというのです。

 (大阪大学 宮坂昌之名誉教授)
 「ワクチンの作用を回避できるウイルスが今度は増えてくるので、結果としてワクチンが効きにくい変異株が増えてくるという現象がどうしても起こるんですね。中途半端な量の抗体でウイルスが作用を回避するようなことをできるだけ起こさないこと。そのためには1回よりも2回の免疫の方がいいと思います。」

スプレータイプの新型コロナワクチンで有効性

2021-02-26 | 日記
スプレータイプの新型コロナワクチンで有効性を示す結果、英ランカスター大学研究報告
  経鼻コロナワクチン、前臨床試験で有望な成績
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対し、注射ではなく鼻からスプレーするタイプのワクチンが有効である可能性が、前臨床試験で明らかになった。
 マウスとハムスターを用いた同試験では、このワクチンを2回接種することで抗体が作られ、新型コロナウイルスの抑制につながるT細胞の活性化が促されたという。
この経鼻スプレー型ワクチンは、鳥類の伝染性感染症の原因であるニューカッスル病ウイルス(NDV)をベースにしたもの。
 NDVはヒト体内で複製されるが、人体には無害だという。研究グループは、NDVに操作を加えて、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が産生されるように改変することにより、新型コロナウイルスを攻撃するための免疫システムの強化を目指した。
その結果、ワクチンを投与したマウスにおいて、新型コロナウイルスを中和する免疫グロブリンA(IgA)抗体およびIgG2a抗体が産生され、T細胞による強い免疫応答が誘導されたことが明らかになった。
 また、ワクチンを2回接種したハムスターでは、新型コロナウイルスに曝露した後も、肺の損傷や炎症、疾患の重症度などが大幅に抑制された。
 この試験結果は、経鼻スプレーによる上気道への免疫付与によって、ウイルスの拡散や体内の別の部位への感染を防げる可能性を示したものだ」と成果を強調している。
 研究グループによると、経鼻スプレー型ワクチンには、侵襲性が低く、局所免疫を誘導するといった利点がある。臨床試験を実施する必要がある。
 また、注射針に恐怖心を抱く人や血液凝固障害のある人にも有用な選択肢になり得る。さらに、この経鼻スプレー型ワクチンは、現存する季節性インフルエンザワクチンのインフラを利用して製造できる可能性がある。低コストの利点も見込めるという。

モデルナ、日本向けワクチン 6月4000万回分

2021-02-25 | 日記
モデルナ、日本向けワクチン「計画通り」 6月4000万回
米バイオ製薬モデルナは24日、新型コロナウイルスワクチンの生産能力を2022年に年14億回分まで増やすと表明した。感染力が強い変異ウイルスに対応するワクチンについても、近く臨床試験(治験)を始める見通し。
 日本向けのワクチンはいつでも出荷できる体制になっている。6月までに4000万回分

新型コロナ第三の検査法エアゾールと痰、鼻からのPCR

2021-02-25 | 日記
 新型コロナ第三の検査法エアゾールと痰、鼻からのPCR、 島津と東北大学が開発。

その他、
 川重のPCRは子会社メディカロイドは関空にビジネス目的の海外渡航再開の動きが広がりを見せる中、完成された。検体採取から結果判明までは約80分で、従来の210分から大幅に短縮される見込み。医療従事者が感染するリスクがなく、検査料金も1万円程度に抑えられると。多くの国が「陰性証明書」の提出を入国受け入れの条件とする中、検査の簡素化

 タカラバイオ、PCR試薬の国内生産8倍に 政府も支援
タカラバイオは新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査用の試薬について、国内の生産能力を今夏に現行の8倍の月産800万検体分に増やす。政府も補助金などで支援する方針。将来の新たなパンデミック(世界的大流行)に備え、欧米の試薬メーカーに依存しないPCR試薬の安定的な供給体制を国内で構築する。

 試薬は採取した検体の中に含まれるウイルス遺伝子を増幅させる役割がある。

武田薬品は 米ノババックスのワクチンライセンス生産する

2021-02-24 | 日記
 武田薬品工業は国内の自社工場でライセンス生産する米バイオ製薬ノババックスのワクチンの臨床試験(治験)を始める。

 武田は米モデルナ製ワクチンを輸入し、6月までに国内供給を始めることで当面の危機に対応する。 一方でノババックスとも提携している。同社ワクチンについて、日本人での安全性や効果を検証するために200人規模の国内治験を月内にも開始。承認申請、取得を目指す。自社工場で生産して2021年度後半にも供給を始める。

 ノババックスは「組み換えたんぱくワクチン」を開発する。ウイルスの遺伝子情報をもとにして昆虫細胞を使ってワクチンをつくる。すでに英国では最終段階の治験を実施しており、89.3%の予防効果が確認されたと発表している。

 武田はワクチン製造設備を備える光工場でノババックスからの技術移転を受けて生産する。光工場にある新型インフルエンザワクチンの製造設備を転用できるように改造工事を進めている。年2億5000万回分(1億2500万人分)以上を作れる体制を整え、生産する。