長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

危機管理能力の皆無

2007-08-01 | Weblog

現政権の官僚の皆さんによる一連の問題。
とどめを刺したのは、言うまでもなく「赤城徳彦農相」

首相は今日になってようやく、辞表を提出させ、受理した形をとった。
 今月下旬に内閣改造で農相を含む「人心の一新」をすると発言してから、やっと事実上の更迭となった。
彼は、6月1日に松岡大臣の後任として就任したばかりで、本当に政治を混乱させただけで、何の成果も無かった。安倍内閣発足後、閣僚が交代したのは既に4人目。

 言葉と言うのは、自分では何気ない発言であっても、相手の取り方によっては大きな問題になり、ある意味一種の「凶器」となり得るものであり、久間大臣の「原爆発言」などは、典型的なものである。

この政権、危機管理能力はゼロと言っていいのではないだろうか。

こんな政権に日本の舵取りをさせておけるはずがない。

一日も早い、総選挙の実施により、国民の真意を問うべきではないだろうか?

 対抗軸となる民主党も、政権を担った時に同じ様な問題を引き起こさないように、今からキチンと対応をしておく事を願って止まない。


故事曰く、
「人心、一たび真なれば、便ち霜をも飛ばすべく、城をも隕すべく、金石をも貫くべし。儀妄の人の若きは、形骸は徒に具わるも、真宰は己に亡び、人に対しては則ち面目憎むべく、独り居れば則ち影自ら媿ず」
≪訳文≫
人のまごころから出た一念は、夏にも霜をふらせることもでき、城壁を崩すこともでき、金石を貫き通す事も出来る。
偽りばかりの人間は、肉体だけは備わっていても、肝心の魂はなくなっているので、人に対する顔つきも憎らしいので嫌われるし、独りでいる時は自己嫌悪に陥るにちがいない。
---菜根譚より----


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