長野の田舎から

風景を中心に更新をしていきます。

前向きに

2009-04-01 | Weblog

雇用情勢・・・有効求人倍率過去最悪
景況判断・・・景況判断指数DI過去最悪

今日は、長野県の中堅企業のチノンテックが民事再生を申請と言うニュースが飛び込んできた。先日は、やはり諏訪の舞姫酒造が民事再生を申請したばかり。

 雇用情勢を見ると、南信地方の落ち込みが特に酷く、伊那管内にあっては有効求人倍率0.4倍と全国でも最悪のクラスに位置している。
 実際にハローワークで職を求める人からの電話相談で「全然職を紹介してくれない。ハローワークはもっと仕事をしてほしい」と言うような相談も寄せられている。
職を見つける方も必死ならば、職を紹介する方も大変な状況に置かれていると言うのが現実のところである。

 そんな中で、今日は県下一斉に入社式が行われ新しい社会人が誕生したと言うニュースも流れていた。未曾有の経済危機と言う表現がピッタリと合うようになってしまった社会において、どのように「夢や希望」を見出し、新しい社会人に与えていくのか。是非、人材育成と言う観点も置き去りにしないでほしい。
新入社員のインタビューで、
「私達が会社を元気にして、更には社会を元気にしていきたい」
と応えている女性が居た。
 素晴らしいコメントである。是非、会社はこんなコメントを出来る社員を伸び伸びと育ててほしいものである。きっと近い将来本当に、素晴らしいリーダーとなって、会社に貢献をしてくれると思う。

確かに経済環境は、どん底と言う表現なのかも知れないが、彼らの「前向き」な姿勢を見習って、私達も進んでいこうではないか。

 

それにしても、元気を与えてくれるコメントだった。