電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.471 (4/4)

2005年12月16日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/12/11~05/12/11

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第34話)
 首都で捕まったボダラクの高僧ノルブを救出するために弾道飛行を敢行しようとしてる月光号。ホランドに話があると呼ばれたレントンの代わりに売店の片付けをさせられてるムーンドギー。すっかり重要メンバーになってる感じのレントンに比べて自分は下っ端の雑用しかさせられないってことにイラついてるみたいね。
 エウレカとの出会いを語るホランド。そしてデウシエロでのボダラク殲滅戦。それがノルブとの出会いと繋がってたって話だけど……そこでホランドはノルブにコーラリアンのことを教えられたってか。
 エウレカを本当に笑わせる者「対」が現れたら、人類とコーラリアンの対話、グレートウォールへの道が開けるってか。で、その「対」に選ばれたのがレントンって話ね。
 タルホに代わって月光号の操縦を申し出てるムーンドギー。おや、このにーちゃん、船舶免許持ってるってか。誰にでも取り得はあるって話だね。
 おいおい、いつの間にタルホに種を仕込んでたんだ?>ホランド。
 ところで軍が起こそうとしてるセカンド・サマー・オブ・ラブってのは何なんだ? コーラリアンを一気に殲滅して、この星を人類だけのものにするとかいう話か?
 ノルブの胸にアミタドライブらしきものが埋め込まれてるけど、いったい何なんだ? ついになろうとして失敗したコーラリアンと同化でもしたのか?

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第41話)
 藤Pへの誕生日プレゼントを贈ろうとするなぎさだけど、こんなときに限って高等部のサッカー部は市営グランドで練習。そこまで辿り着くのが一苦労ってところがお約束なんだけど……グランドの位置なんてちゃんと最初に案内板で確かめろよ。
 で、闇のガキがいなくなって、ひかりが何かそわそわし始めて……って、また第?種接近遭遇の話か……と思ったら、いきなしバルデスが現れて、今は会わせられないとか言ってるんだけど……
「今度お前があの方にまみえる時は、全てが闇に包まれた時だ……」
 つまり、今回やっつけるつもりは無いみたいね。
 結局、闇のガキが覚醒するためには光の影響に刺激されなければいけない(逆も同じでクイーンが復活するためには闇の刺激が必要)って話かい。

◎雪の女王
 (第29話)
 金色の馬車で氷河を越えたゲルダだけど、森で山賊に襲われ、馬車は冷たい水の底。辛うじて脱出したゲルダも山賊に捕まり身包み剥がれる破目に……いや、ほとんどのものは売り物になら無いからって突っ返されたみたいだけど。
 しかしねぇ……雪の女王の城を目指してまっすぐ北に向かってるはずなのに、広大な氷河地帯を抜けた向こう側に、そんな温暖な土地があるのか? きっと火山か何かで地熱が暖かいんだろうね。
 で、その山賊たち、ゲルダが人間だと気付いて驚いてるけど、よく見れば耳の形が人間じゃないみたい。ドワーフか何かか?
 ゲルダは山賊の頭の娘に友達として与えられてるけど、こいつのいう友達は見えない紐や何かで繋ぎとめて逃げられなくしてるペットのようなもので、ゲルダも足枷をはめられて逃げられなくされてるってか。
 で、山賊たちが稼ぎに出掛けた隙に禁断の「祖先の木」の実を食ったら、いきなし森に異変が。そんなに捻りのある展開になるとも思えんから、次回に引っ張る意味があるのかどうか、よくわからんけど……
 しかし、前々回までと前回からとでは何かすっかり作品世界が違ってしまった感じだね。以前は現実世界を旅してたのに、今は涅槃の世界って感じだぞ。きっと氷河で寒さに耐え切れずに眠ってしまったゲルダの夢の中の話なんだろうね。(おいおい)

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第33話)
 宇宙人と呼ばれて不良たちに苛められてるリョウとかいうガキ。何か毎日穴を掘ってるんだけど、秘密を探ろうと廃屋の2階に登ろうとした不良の1人はサイコキネシスか何かで飛ばされ、他の連中は慌てて逃げ出してる始末。しかし、どう逆転したのか、ガキを穴に埋めて上から泥水を掛けるというメチャクチャな苛め。そこに郷がやってきて助けられてるんだけど……
 自分は北海道から来たちゃんとした地球人だというガキに、わざわざ北海道まで行って身元を調査して来てる郷。ご苦労さんだね……というか、少数精鋭のMATの隊員にそんな雑用させるのは税金の無駄遣いだろ。ガキの身元調査なんか現地の役所か警察にやらせればいいだろうに。
 町にパンを買いに行ったガキだけど、大人まで宇宙人扱いで追い払われるとは凶悪だね。ま、パン屋のねーちゃんが売ってくれたけど……よく金を持ってたものだね。食パン1斤120円……当時の物価はそんなものかねぇ。
 で、ガキの留守中にやってきた郷。廃屋の2階にいたメイツ星人に出くわし、すべてを告げられ、自分もメイツ星人の円盤探しの穴掘りを手伝い始めてるんだけど……
 そこに大挙し宇宙人退治にやってきた住民たち。いい歳した大人が、しかも警官も含めてよってたかってガキを嬲ってる光景を見るに見かねて飛び出してきたメイツ星人。ガキを庇ったと思ったら警官に拳銃で撃たれて絶命とは、悲惨ね。
 で、メイツ星人が死んだ途端に封印されていた怪獣が復活。逃げ惑う住民たちが郷に助けを求めるけど、そんな勝手な言い分に戦う気力を無くした郷。ま、当然だね。しかし、そこにいきなし現れた怪しげな托鉢僧。郷に戦えって諭してるけど……何者かと思ったら、伊吹隊長かいっ!
 で、そのまま怪獣の方に走っていって変身してる郷。おいおい、伊吹隊長は郷の正体を知ってるのか?
 死んだメイツ星人は先にメイツ星に帰ったと信じて穴を掘り続けてるガキ。宇宙船を掘り出して自分でメイツ星に行く気ってか。いや、救われない話だね。

◎ウルトラマンマックス
 (第24話)
 いきなし暴れて警察に連れられてる工員たち。本人たちは記憶が無いと言ってる事件が連発してるみたいだけど、事件現場は北川町……40年前にも煙草を吸った人間が暴れだすって事件があったって話……おいおい、『ウルトラセブン』第8話が史実だった世界の話かい。
 PSRI警察科学研究所……なんかSRI(怪奇大作戦)みたいな怪しげな施設だな。で、そこにいたのがTLTの管理官のおっさん……『ネクサス』が打ち切りになったからこんなとこに左遷されてたんかい。で、携帯の着信音が鳴ったと思ったら、いきなし本人が暴れだしてるし……
 今回の事件は携帯のアンテナが引き金になってたみたいだけど……そこに高周波の電波を出して人間をサルみたいにしてたってか。ま、煙草よりは信憑性ありそうだけど。
 拾った携帯でやられてるカイトだけど、その前に現れた怪しげな男。カイトをウルトラマンマックスだと知って話し掛け、もう目的は無くなったけど挨拶だけはしておこうと思ったとか言ってるけど……
 その男を追いかける楢崎刑事。
「メトロン、メトロン」
「ケンちゃん」
 知り合いだったんかい。
 おや、セブンにやられたメトロン星人って、地元の人間に助けられて匿われてたのか。で、楢崎はメトロンと友達になったって話か……
 カイトを隠れ家に案内するメトロン星人。そこにはなぜかミクラスやシーボーズやゴドラ星人がいるけど……怪獣倉庫って、着ぐるみの保管場所か。確かに宇宙人が隠れるにはもってこいの場所だな。
 夕日に染まる畳の上で胡坐を掻いてお茶を飲んでるメトロン……やっぱし、これが無いとメトロン星人らしくないな。
 もうすぐ迎えの宇宙船が来るから何もせずに帰ると言ってるメトロンを何が何でもすぐに追い出そうとしてるカイト。心の狭いやつだな。で、ジャンケンで勝負してるけど、メトロン星人はチョキしか出せないって……ずるいな>カイト。
 人類は便利な道具を使い過ぎて脳が萎縮し始め、放っておいてもメトロン星人の手に落ちるから、もう何も侵略行為はしないと言ってもう一度ジャンケンするけど……人間の姿に化けてパーを出してるって、ま、誰でも思いつくわな。
 いきなし巨大化してるメトロン。対抗してマックスも現れてるけど……地球の夕焼けは美しいとか言って、そのままバイバイして迎えの宇宙船とともに帰っていくかい。結局、侵略する価値は無いって地球に見切りをつけて去って行ったってか。
 侵略宇宙人も数多く地球に来てて、その中でも知性的な宇宙人も珍しくないんだけど、たいていのやつらは結局、最後になったら巨大化して知性も何も投げ捨ててひたすら暴力に訴えるだけなのに、メトロン星人だけは最後まで知性を失わないのが好きだね。

◎仮面ライダー響鬼
 (第43話)
 魔化魍に踏み付けられて重症のトドロキ。あんなにおもいっきし何度も踏み付けられて、よく押し潰されなかったものだね。
 トドロキのことは教えられず、ガキと桐矢の修行に専念してるヒビキだけど、例によって勝手な桐矢。たかがランニングの途中でタクシー使うか? 水泳ではヒビキの出したビート板を拒否して溺れてるし……
 トドロキは再起不能……もう鬼にはなれないってか。
 パネルシアターをやってるあきら。鬼の修行をやめても自分のやることってあるのね。それに比べてトドロキは、鬼になれないのなら生きていても仕方が無いからザンキに自分を殺してくれって言うか?
 だんだん修行についていけなくなってる桐矢。修行じゃ成果を見せられないからって、おもむろにコンクール等で取ったトロフィーや賞状を見せてアピールしてるんだけど……それ逆効果だって思わないのか? 結局、それがヒビキに認められないとわかると逆切れして弟子を辞めると言って去っていくかい。
 ま、おもいっきしわかりやすいやつではあるけど、礼儀も何もあったもんじゃないな。自分が利用できると思ってる相手にはへりくだってでも利用しようとするけど、そういかないとわかると途端にボロクソに貶しまくるからねぇ。いったいどんな躾されたら、こんな糞ガキに育つのかねぇ。
 あきらも去って、トドロキがあれだからイブキとザンキがチームを組んでるみたいだけど……なんかイブキはやりにくそうな感じね。そこに現れた大量の魔化魍。ヒビキも応援にやってくるけど埒があかず、ザンキがまた変身するってか。何か今度は本当にやばそうな感じだけど……
 それはそうと、童子と姫の総元締めみたいなやつらが、オロチが始まっててもう鬼だけに任しておけないとかいって魔化魍を退治してたんだけど、いったい何なんだ? オロチというのは魔化魍の暴走状態だから、こいつらからしても自分たちの思うように使えない魔化魍が増えても困るって話なのか?

週刊アニメ定点観察 Vol.471 (3/4)

2005年12月16日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/12/09~05/12/10

◎ケロロ軍曹
 (第88話)
 忘れたころにやってくるダソヌ☆マソ。アフロはもうええから、とっとと帰れや。

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第10話)
 来栖川エレクトロニクスの次世代型試作メイドロボHMX-17α、イルファ……は良いけど、珊瑚が開発に絡んでるんかい。ま、基本的には長瀬主任のチームの機種だから、マルチやセリオの妹だな。
 AIがこの前まで別のボディだったみたいだし、珊瑚や瑠璃は前から知ってるってとこを考えたら、『Rmm』の最終回で珊瑚が長瀬主任のところに持って来てたOSって、イルファのOSだったのか……
 ま、出来はセリオに感情を持たせたって感じかねぇ。う~ん……長瀬主任の声が『Rmm』のままだ。やっぱし個人的には前作無印の大林隆介のイメージが強いから、この長瀬主任は違和感あるなぁ。
 で、稼動テストのために学校に……ではなく、姫由里家で働くことになったイルファだけど……そりゃメイドロボが食事を作ってしまったら瑠璃の取り得が無くなってしまうから怒るだろうねぇ。しかし、貴明の時と言い、このイルファと言い、瑠璃と付き合うのは大変だねぇ。
 瑠璃のことで貴明に相談に来たイルファ。成り行きでこのみの家のカレー作りを見学してるけど、それを解説してるこのみのお母さん……画面上のキャラの配置と言い、流れてるBGMも淡々としてるから、なんかゲームの1シーンそのまんまって感じだな。
 外に出たら太陽の光でセンサーが焼き切れる心配って……ま、以前のサッカーロボの時代の話だから、あんまし高性能な光学センサー使ってなかったのか? そんな時に自分を外に連れ出してくれた瑠璃への恩返しだというイルファのカレー、さすがに瑠璃も食わざるを得んだろうけど……
 しかし、マルチやセリオに比べたら本来のメイドロボに特化されてるって感じだな。ま、マルチみたいなドジじゃメイドロボとして売り物に並んだろうし、セリオみたいな万能タイプにしてしまうとコストが幾らかかるかわからないからねぇ。

◎今日から(マ)王!
 (第69話)
 いきなし眞魔国に紛れ込んでしまった勝利。そこは封印の儀式を控えた眞王廟だったけど、不審人物として追われるところを村田に助けられてるけど……
 ウルリーケが儀式に掛かりっきりでしばらくは地球に戻れない勝利……はいいけど、準備の進む儀式に1人だけ疑念を感じてるって話。確かに有利が魔王になって以来、箱にまつわる事件のつながりは単に偶然とは言い切ってしまえないだろうね。事態の渦中にいる者より他人の方が状況がわかりやすいってこともあるだろうしね。
 で、コンラッドと2人で無理やり儀式を阻止しようと眞王廟に突入してる勝利。いきなし魔力を発動して妨害を排除してるけど……その先にいたのは、1人で箱から漏れ出してる宗主の気と格闘してるウルリーケ。儀式どころじゃないのにそれを隠してたって……隠してどうなるものでもあるまいに。
 で、いきなし様子が変わったヴォルフラム……中身は眞王って感じだな。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第37話)
 おいおい、ナギーニョの正体ってプリンセス・グレースに代々仕えて来て、双子姫のことを見守ってたってか。で、完璧なエターナル・ソーラー・プリンセスになるためには7つの国に散らばってるグレースストーンを集めろって……よくある話ね。てっきり前に月の国の宝を貰ったときに他の国のアイテムも集めるのかと思ってたんだけどね。
 おひさまの国のストーンは国王&王妃にも心当たり無いってことで、まずは宝石の国にアルテッサに心当たりがあるとかで向かってるけど……宝石の国の王妃は晴雨姉妹には渡すなってきつい言葉。ブライトが先回りしてあることないこと言い触らしてるってか。
 それでも城を抜け出し、ストーンを晴雨姉妹に渡そうとするアルテッサ。その石は幼い頃に人形とともに埋めたって話で、どうにか探し出して掘り出したけど……速攻でブライトに横取りされてしまうとは悲惨ね。
 でも、本物の石はもう一個の人形と一緒に別の場所に埋めてあったって話。ニセモノを掴まされたブライトはマヌケね。
 宝石の付いていた人形はアルテッサとブライトの大切な思い出の人形。でも、今のブライトはそんなことまで忘れてしまってるって話で、ちょっぴり切ない感じね。

◎BLOOD+
 (第10話)
 毎年の恒例行事のハノイ旅行とか言ってるけど……そんな、ついこの前まで共産圏だった国で(って、今も建前は共産主義だろ)一般国民がそんな簡単にハノイに行き来できるのか? 一応はエリートのお嬢様学校みたいだけど、必ずしも共産党幹部の子女ばかりではないみたいだし。
 教室に置かれた青い薔薇に触発されて地下の秘密の場所を探ってる小夜だけど……別にファントムの罠ってわけじゃなかったみたいだし……
 リセの背後にあるフランスの製薬会社の代表的商品、記者のにーちゃんも飲んでるとか言ってるけど……それって何かヤバくないか? いや、ちゃんと表の商品として出てるのはチェックもされてるだろうから、一応はまともな商品だと思うけどね。
 ハノイの戦争博物館を見学してる小夜たちだけど……どうせ中国の抗日資料館とかと一緒で、北ベトナムを美化して米軍の残虐性を強調したような施設なんだろうな。で、戦争の光景を見て既視感に怯える小夜。
 そして、その前に現れたファントムだけど……こいつ、ベトナム戦争当時から小夜のこと知ってたんかい。で、何か恨みを持ってるみたいなんだけど、思い出せない小夜。いや、復讐しようとする人間にとって相手がそれを覚えてないってのは恨みそのものよりも一番許し難いことだろうねぇ。

◎MAJOR(第2期)(新)
 (第27話)
 すっかり声変わりした吾郎……ま、この顔で声が変わってなかったら、そっちの方がずっと怖いけど。ま、一応、イメージ的に違和感は無いね。この声のままメジャー編まで行くのかねぇ。
 4年ぶりの再会……いきなしグーで殴るか<清水。

◎蟲師
 (第8話)
 海辺の村にやって来たギンコ。そこでずっと海を見ていた男にもやの中で大量の海蛇を見て妻を失った話を聞くけど……
 翌年、再びやって来たギンコは男を探すけど、男は村の女の子と出来て夫婦になって、すっかり村の一員になってたって話。そこで蟲の話をして一緒に確かめに行こうとするけど……そのもやの中では本当に岸に戻りたい人間には岸がはっきり見えるんだけど、そうでない人間は何も見えずにさらわれていき、3年ぐらいたったら船だけ戻ってくるって話。
 ギンコたちがもやに入ると、男の妻が乗っていた船を発見。しかもそこには男の妻が……3日ばかり流されていたとかう妻だけど……蟲と化してるってよくわからん展開。結局もやの中は蟲の時間が流れていて、2、3時間いたはずのギンコたちも岸に帰ったら1ヶ月経ってたって話だけど……
 海千山千の話は良いんだけど、やっぱし男の妻が蟲になったのがよくわからんね。いや、蟲が男の妻の残像を見せてただけって可能性もあるけど、会話してた感じではどう考えても本人って感じなんだけどねぇ。ま、男も新しい家庭を築いてるわけだから、もし妻が無事に帰ってきてたら修羅場だったわけだけどね。

◎BLACK CAT
 (第7話)
 花火を楽しんでるイヴとスヴェンだけど、その花火の下ではサヤの復讐に怒り狂ったトレインとクリードの戦いが……。その気配に感付いたイブはタンカーの炎上する波止場からトレインを助け出してるけど……どういう展開になったのかは謎だけど、そばにいた3人のガキを守ってたからイヴが助けてやったってところか……
 それでもトレインに対する警戒を解かないイヴ。ハーディスを取り上げたまま返そうとしないんだけど……
 トレインに代わってイヴ捜索を命じられたNo.7のジェナス。呼び出し前にリンスと出会ってたのが原作知ってるとニヤリとさせるところだけど、こいつも原作と違って早々と登場してるね。もっとも、原作じゃクロノス・ナンバーズって中盤以降からしか登場してないからねぇ。
 やたら本を読み込んでるイヴ。ま、それが難解な学術研究書とかだったら怖いところだけど、今のところは普通の子供向けの本みたいね。
 で、イソップ寓話を読んで、怖い猫(トレイン)の首に鈴を付けようとしてるイヴだけど……トレインの見ていたテレビアニメがなかなか笑える話。鈴をつけるのに失敗したイヴ。トレインに「おまえだって殺し屋だ」と言われて飛び出したのは良いけど、そこで出くわしたのが捜索にやってきたジェナスとは災難ね。
 右手を斧に変えて立ち向かうイヴ……おまいはミギーかい。しかし、ジェナスのオリハルコンの糸は切れずに呆気なく拘束されてしまう展開。さすがに相手がナンバーズだと今のイヴじゃ手も足も出ないかい。
 そこに鈴の音とともに現れたトレイン。首に付けられた鈴……きっと音夢のコスプレだな。(おい)
 さすがにジェナスもトレイン相手だと簡単に行かないってことで去っていくけど……ま、基本的に女の子相手に手荒なことをしないヤツだから、適当に任務は誤魔化すつもりだろうな。もっとも、クロノス上層部はクリード対策が最優先課題になってきて、どのみち他の任務は後回しって状況になってるみたいだけど……

◎銀盤カレイドスコープ
 (第10話)
 いよいよトリノに向けて一直線……というタズサだけど、メダルを手に出来るその日はピートとの別れの日だと気付き、急にピートのことを意識しだして練習にも実が入らない様子。
 さすがにコーチと新田はタズサの様子に気付いてるけど、原因が分かるはず無いからどうにもできないってところ。いや、原因がはっきりしてることでも人から言われて素直に聞くようなタズサじゃないと思うけど……
 ぼーっとして脱衣場で服を脱ぎだすタズサ。
「目隠ししなくていいのかい?」
 そういうところが余計なんだな、ピートって。いや、ラッキーとばかりに放置してたらその後に地獄のトマト攻撃が待ってるんだろうけど……
 なんかピートに恋し始めたって感じのタズサ。
「あなたはどう思ってるの?」
 唐突にそんなこと言われたって、何の話かわからないんじゃピートに答えようがないと思うんだけど。いや、まっすぐ聞かれたって困る問題だけどね。
 いきなしピートに「キスして」って言ってるタズサ。おいおい、ピートに憑依されてるタズサは(霊体ではあれ)ピートを独立した存在として知覚してるのか? いや、アニメじゃイメージ的にそういう表現にならざるを得ないだろうけど、タズサがピートの存在をどういう形で認識してるかどうかはアニメの表現とは別問題だと思うんだけど……

◎灼眼のシャナ
 (第10話)
 毎朝の鍛錬……ご苦労さんね。
 毎朝コンビニでメロンパンを買い込んでるシャナ。財布から小銭の1円玉探してる辺りがいとおかし。
 緒方さんが用事があるからって吉田さんと2人で図書委員の仕事を引き受けさせられてる悠二。でも、放課後は鍛錬の先約があるからって怒ってる平井さん(ニセモノ)が怖いね。ま、怒ってる理由はどっちかというと吉田さんに嫉妬してたからみたいだけど……
 それ以来、ギクシャクしてる悠二とシャナ。夕方帰ってきた悠二に鍛錬しようとしてもやる気無さげに去っていく悠二。こうなりゃ敵が現れたら悠二もやる気になるだろうと願ってるシャナ。
 それに引かれたわけでもないだろうけど、いきなし封絶を張って人々を襲ってる燐子。そこに駆け付けるシャナだけど、悠二は付いて来ず……ま、シャナもいろいろ精神的に万全じゃないからって、これくらいの敵にてこずるわけでもないみたいだけど……
 しかし、主である紅世の徒を失って暴走してる燐子ってのも厄介だね。いくら人から存在の力を奪ってもそれを自分のものにはできないから、むやみやたらと襲うだけ襲って際限というものを知らないからねぇ。
 シャナのことが気になってる悠二。母親に諭されてとぼとぼと封絶のところまでやってくるけど、すでにシャナは燐子に止めを刺すところ……しかし、いったいどれだけ無駄な犠牲者が出たんだ?
 一方、路地裏で不良に絡まれてる金髪の金持ちのガキ。そこに妹らしきタカビーな少女が来たと思ったら、一撃で不良たちを真っ二つにし、その存在の力を食ってるガキ……おまけにその後で兄妹同士でキスして存在の力を口移ししてるって……こいつら新手の紅世の徒かい。
 普通、紅世の徒って同じ土地に頻繁に現れたりしないものだって話だけど、なんかこの町は特異だね。悠二の中の零時迷子が紅世の徒を呼び寄せたりしてるって話じゃないだろうな。

週刊アニメ定点観察 Vol.471 (2/4)

2005年12月16日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/12/06~05/12/08

◎地獄少女
 (第10話)
 教室の後ろから友だちとお喋りしてる赤坂詩織を怖い目で睨みつけてる渋谷みなみ。何か恨みを抱いてるみたいだけど……
 最近、依頼が多いからって、友達とかいないのかと心配してる地獄少女たちがいとおかし。
 地獄少女の呪い人形を手にしてほくそえんでるみなみ。いったい何の恨みかと思ったら、詩織が自分の思い通りに付き合ってくれないからって逆恨みしてるって感じね。ま、多少しつこいからってストーカー扱いされて誰からも相手にされなくなったってのは同情しないでもないけど……
 みなみの机の中の人形を見付けた詩織。ただの呪いの藁人形だと思って持っていってしまうけど……でも、突き指はその人形の呪いのせいではないと思うぞ。
 持って行った人形を使って丑の刻参りをしてる詩織だけど……五寸釘じゃなくて作法がなってないとか地獄少女の一味にツッコミ入れられてるのがいとおかし。
 人形の紛失を、呪いなんかするなという神様のお告げだと思い込んでるみなみ。意外と素直なとこあるのね。
 一方、みなみが休んだことを呪いの効果だと思った詩織だけど、修学旅行の班分けであぶれてるとは、いとおかし。どうも2人の関係とは別にみなみはクラス内でのいじめのターゲットにされてたんだけど、今度はそれが詩織に回ってきたって感じだな。
 慌ててみなみに仲直りを求めるメールを出してる詩織だけど……みなみと仲直りしたのはいいけど、今度はクラスのみんなを呪えって……酷い女だな。で、みなみに強要して人形の糸を引っ張らせたけど……その人形が呪ってたのは最初から詩織だけだったわけだから、たちまち地獄に送られてる詩織……ま、自業自得といえば仕方ないよな。

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第10話)
 前回の事件。『闇の書』の暴走はクライドの乗艦を乗っ取ってしまい、やむなくグレアム提督の手で葬り去ったってか。
 はやての覚醒を見守る仮面の男をいきなし拘束してるクロノ。変身が解ける仮面の男……と思ったら、その正体はリーゼ姉妹だったって……すべては主の覚醒の瞬間に主ごと『闇の書』を凍結することを狙ってたグレアム提督の差し金だったってか。で、はやては最初から犠牲にする目的で提督が生活を援助してたってか……酷い話ね。
 覚醒したブラックはやての長距離攻撃を避けるために逃げまくってるなのはとフェイトだけど、その前に取り残された一般人の姿……すずかとアリサかい。しかし、いつも他の一般人はどうやって退避させてるんだ?
 ブラックはやてと対峙するなのはとフェイト。おもいっきし2人に姿を見られてるんだけど、どうするのかねぇ。
 クロノの指示でブラックはやて(『闇の書』)に投降を求めるなのはたちだけど、相手は聞く耳持たず。自分が暴走する前に主の願いを果たすためにヴォルケンリッターを消し去ったなのはたちを倒すってか。
 なんかおもいっきしグレアム提督のやってたことが裏目に出てるんだけど……ま、本来ならクロノに拘束されずにリーゼ姉妹がはやてごと『闇の書』を凍結してたって話なんだろうけどね。どのみち暴走する前に押さえないとどうにもならないのだけど……
 悲しみに涙を流しながら立ち向かってくるブラックはやてに突入するフェイトだけど、そのまま『闇の書』に吸収されてるとは悲惨ね。残ったなのはだけでどうするんだ?

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第23話)
 なんか『2001年宇宙の旅』っぽい音楽。いや、ありゃクラシックの曲だから別にそのまま使ったって問題あるまいに。しかし、ここの宇宙人、通信手段に紙テープなんか使ってるのか?
 なんかよく見りゃ変なOPだな。
 寒さに弱いくるみ、なんか完全にキャラが変わってるな。しかし、温泉のカタログ見るだけで温まるか?
 白鳥と芹澤に苛められて白鳥人形劇団に入れられてるベッキー、いと哀れ。しかし、何でジェイソンの人形なんかあるんだ? で、その次の餌食が来栖だけど……こいつと芹澤、いったいいつになったら互いの正体に気付くんだ?
 穴の開いたスパゲティ……芯が無いからアルデンテとか難しいってかいっ!
 人類滅亡の予兆……どこが予兆なのかわからんね。で、いきなし吹雪に包まれてるんだけど……
 謎の巨大彗星が地球に迫ってるって……白色彗星かいっ!

◎涼風
 (第23話)
 すっかり陸上をやる気になってる大和。例によって、有馬に勝って日本一になったら涼風も見直してくれるだろうって動機辺りが不純だけど……
 宮本に失速の原因を突き止めてもらって走り方を変えようとする大和だけど、なぜかやたら不機嫌で突っかかる涼風。ま、いちいち何でもかんでも涼風のとこにわざとらしく喋りに来られたら、そりゃ鬱陶しくて仕方が無いだろ。
 一方、大和と依りを戻したい萌果だけど、大和と美紀の親しげな様子が気が気でならない感じ。で、様子を伺ってたら、結局のところ大和は涼風に告白するために頑張ってると知って大ショック。奈々に相談したりもしてるけど、こりゃ当分立ち直れそうも無いみたいだな。
 で、やって来た都大会当日。スタンドで服部と応援の美紀。あんな格好で走っても地区予選は突破できなかったみたいね。で、果たして大和は有馬に勝てるのか?……というより、ちゃんとタイムを出せるぐらいには走り方をマスターしたのか?

◎ARIA The ANIMATION
 (第10話)
 アクアの冬。火星の冬といえば寒そうだけど、液体の水が表面に氷も張らずに存在してるとこみたら、それほど寒くも無さそうだね。むしろ地球が温暖化してて相対的に寒い感じがしてるんじゃないのか?
 薪拾いに郊外に出かけてる灯里たち……風力発電をよ見掛けるんだけど、あんなに密集させて風車を立ててて効率が悪くならないか?
 雪虫……謎の火星生物かと思ったら地球にもいるってかい。
 空にいる連中が何でサラマンダーなのかと思ったら、大気ごと暖めてるってか。それで水が凍らないんだな。
 温泉にやって来た一堂……はいいけど、このネオベネチアとか言いながら中身が日本文化だらけというのはどうにかならんのか?
 それにしても、温泉は初めてだからって入るのに躊躇してる灯里がいとおかし。

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第9話)
 ツインブリッジに突入しようとする「ガキ」を阻止しようとする第4中隊だけど、他の幻獣が邪魔で「ガキ」を狙えず……やむなく邪魔な幻獣から始末しようとするけど、それじゃ間に合わないって感じ。
 吉田の発案で搦め手からの攻撃……例によって機関車を使って至近距離まで近付いて冷凍弾を発射。しかし、それで「ガキ」の起爆は止まらず、結局、乃恵留たちが海に引きずり込んでツインブリッジを死守ってか。
 しかし、残りの幻獣も殲滅したと思ったら、そこに六脚型巨大幻獣タランテラ……全身装甲で通常攻撃は効かないってか。凶悪だね。
 弱点は装甲の無い腹の下だけだって、中隊長1人、ジープで飛び出していく咲良。おいおい、指揮官が勝手に持ち場を離れるなよ。そりゃ彩夏が本部にいて指揮を託せるのならそれでもいいけど、今は現場に出払ってる最中だろ。そんなことしてたら部隊の指揮系統が混乱して勝てる戦いも勝てなくなるぞ。
 結局、咲良の捨て身の攻撃はタランテラを弱めたものの、殲滅には至らず……そこにいきなし登場の新型機……師団本部でお払い箱になってたものをよく仕上げたものだね。で、搭乗機を失った乃恵留たちがそれに乗り込んでタランテラを殲滅。ま、第4中隊の統率もまとまって来たって話だけど……
 いきなし中国山地って……青森の話はもうお終いか。九州が陥落してるから中国地方は正面の最前線ってところだな。

◎かりん
 (第6話)
 雨水に弁当を作っていく果林だけど、なぜか雨水の不幸は増すばかりで増血のピンチ。要するに母親の仕事が決まらないからますます不幸になってるって話。しかし、このお母さん、何気にその手の怪しげな会社に当たり過ぎ。セクハラとはずっと縁が切れないみたいね。
 それでも元気なうちはいいんだけど、やがて果林の増血効果も消えて、元の陰気なお母さんに戻ってるのが悲惨。悪いこと言わん。また果林に増血してもらえ。

◎SHUFFLE!
 (第21話)
 シアとネリネ……なんか久しぶりの登場だね。
 もっともらしい言い訳つけて楓の家を出て行こうとしてる稟だけど、それ、結局はすべてのことから逃げようとしてるだけじゃないのか。
 なんか、結局、なし崩し的に亜沙を選んでる稟だけど……それでいいのか? いや、まだ話数があるからこのまますんなり亜沙とハッピーエンドってわけじゃないだろうけど、一方でシアとネリネは完全に終わってしまった感があるから、結局のところ神にも魔王にもなれる男はどちらも選らばなかったって感じだけど……ま、楓1人の気持ちさえ気遣ってやれない稟が神や魔王になったらそれこそ大変だから、こてで良かったんだろうね。
 で、後はというと、やはり楓でもう一波乱あるって感じかねぇ。

◎ローゼンメイデン トロイメント
 (第6話)
 病院で歌を歌ってるめぐ。食事を食べずに点滴だけで済ませようとしてるから治る病気も治らないって感じなんだけど、その状況を「文学的で美しい」って、いったいいつの時代の文学少女なんだ? いまどきライトノベルでも流行らないぞ。
 夜中に病院の脇にある教会にやってきためぐ。そこで謎のトランクを見付けて鍵を開けるけど……中から現れたのは天使……じゃなくて水銀燈ってか。こいつ、復活してたのか? いや、最初に薔薇水晶の姿を見たような気がするから、なんか陰謀臭いね。
 めぐとミーディアムの契約をした水銀燈。アリスゲームでの戦いに自分の命をすべて捧げることを望んでるめぐだけど……水銀燈が前に真紅と出会ったのは58万時間前って……おいおい、それじゃ計算が合わないぞ。前作のことは記憶に無いのか、それともあの空間の中ではそれだけ前の時間だったか……
 水銀燈の前に現れ、力試しをする薔薇水晶。お父様に復活させてもらったって……やっぱしあの人形屋が怪しそうだね。
 目の前に現れた水銀燈に驚く真紅。でも、その次の瞬間に取った行動は、水銀燈の無事に安心することと、ジャンク呼ばわりしたことを謝ること。水銀燈もなんか拍子抜けって感じだね。
 自分をジャンク呼ばわりしてるめぐを叱る水銀燈。真紅の受け売りだけど、なんかまんざらでもない感じだね。

◎ガラスの仮面
 (第36話)
 結局、紫の薔薇の人は現れず、かつてアルディス役を演じたオペラ歌手の北白川と引き合わせてるってかい。
 薔薇の花を使って「王女の心を持って振舞え」って感覚の再現を唱えてるけど……今更そんなことを講釈されるようなレベルなのか?
 舞台の稽古でマヤと亜弓の演技が気に入らないからって立ち去ろうとする月影。2人はどこが気に入らなかったかと月影に聞こうとするけど、月影はアルディスとオリゲルドになったつもりで受け答えしろって話だけど……結局、気に入らなくて、これがラストニアだと言って2人を冷凍庫に閉じ込めてるけど、それで感覚を掴めってか。
 しかし、亜弓はまた浮浪者生活か……ま、さすがにあれだけ気合が入ってたら、不良も逃げ出すわな。
 再テストで月影に認められ、稽古は再開だけど……そのままOK出なかったらどうするつもりだったんだろ? いくらなんでも月影が勝手に公演中止なんて決められないだろうしね。
 ま、とにかく無事に初日を迎えたみたいだけど……

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第9話)
 ユウを連れ戻しにやって来た母親だけど、ハルカの母親に捕まってるって……苦手なのか?
 一方、お前がハルカを守れとカラスに言われてるユウ。
「お前はオレだからだ」
 いきなしそんなこと言われても困るだけだろうけど……ま、カラスは過去にハルカを救えなかったことがトラウマになってるから余計にユウにきつく当たるんだね。
 昼間から酒を飲んでる2人の母親。ユウの母親って大学進学の目前で事故死した姉のことがトラウマになってて、自分が姉の代わりになれなかったことをユウに代行させようとしてるって話か。
 その話を聞こうとしたユウの前からいきなし消えてる母親……龍のトルクの発動ってかい。
 過去に戻ってる母親……この母親も昔は家出しようとかしてたのね。原因は自分の母親が姉が死んでからずっと姉のことばかり悲しんで自分のことなんか忘れられてるみたいだってか。で、母親の気を引くために姉の代わりになろうとしたけど、そうはならなかったって話なんだけど……その母親が死んだショックでトラウマが甦えったってところか。
 過去に戻ったユウの母親は、自分がけっして忘れられてたわけじゃないことを知って、トラウマが解消されたみたいね。
 いや、こんな回りくどいことしなくても、ハルカの母親と話すことだけで心を開いて救われるって作り方があったはずなんだけど……龍のトルクも描く必要があるってか。
 ま、これで2年前までの元の母親に戻ったって感じだけど、どうなんだろうね。一晩明けたら元通りとかだったらユウも悲惨ね。

週刊アニメ定点観察 Vol.471 (1/4)

2005年12月16日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/12/05~05/12/05

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第10話)
 部活の調査の名目で開運研究会のことを調べようとしてる生徒会長。そんな陰謀とも知らずに調査にやって来る美々と寧々だけど……なぜか調べてるのは菊之介のことばかり。てっきり2人が菊之介のことが好きなんだと思い込んでしまう亜麻乃……
 いや、そんなことに気付く神経があるんなら、他の部員の連中のことにも気付けよ。
 で、亜麻乃たちの初等部時代からの友人が禍神にとりつかれていて、これをお払いしようとしてるはっぴぃセブン。変身を阻止しようと禍神の力を使った黒闇天の攻撃の前に飛び出した美々と寧々を守ろうとする亜麻乃から謎の力が発動……
 なぜか変身してる亜麻乃と美々&寧々。らっきいスリィってかいっ! 禍神を倒したらっきいスリィだけど、例によって菊之介に記憶消去されてるとは哀れ。いや、亜麻乃には効いてないんだろうけどね。
 でも、結局は美々と寧々の詳細な開運研究会の取材報告が生徒会長の手に渡ったって話だけど……こいつらの視点で取材したことが何か役に立つのか?
 ちなみに2人が菊之介のことばかり取材してたのは亜麻乃のために取材にかこつけて菊之介のことを調べてたって話だけど……まさかそれが報告書に反映されてるわけでもあるまいに。

◎ブラック・ジャック
 (第52話)
 東京駅の爆破テロ。自衛隊のイラク派遣に難癖付けたアルカイダの仕業だな。
 ピノコの優柔不断で命拾いしたな>ブラック・ジャック。しかし、容疑者が諏訪道彦とか手塚眞とか……物好きだねぇ。
 売店のねーちゃんが犯人を目撃してたって話だけど、爆発の際に失明してしまって視力の回復は見込みなしって悲惨な状況。そこでブラック・ジャックに依頼がきたのだけど、眼球移植をしても見得るのは5分がやっと。それじゃ患者に余計な苦しみを与えるだけだと断るブラック・ジャック。しかし、捜査本部の全予算5000万円を出すと言ったとたんに引き受けてるって……やっぱしこいつは守銭奴なのか?
 で、犯人は諏訪道彦。こいつ、確か『コナン』では犯人になったことは無いのにこんなところで悪事を働いていたか……はいいけど、原作じゃ容疑者連中の名前ってどうなってたんだろ。間違っても諏訪道彦なんて名前は無いはずだけど。
 結局、5000万円は全部、売店のねーちゃんにくれてやってるって、それが完璧に眼球移植を出来なかったブラック・ジャックのせめてもの償いってか。

 しかし、アバンタイトルが『コナン』風に変わってのは諏訪道彦絡みのネタなのか、それとも来週からも続くのか? EDは劇場版の予告編になってるし……

◎名探偵コナン
 (第423話)
 何者かに追われたパジャマ姿のガキ。そこを通り掛ったタクシーがガキを目撃してるけど……
 新しい友達を紹介すると言って探偵団の連中を引き連れてる歩美。てっきり冒頭のガキのことかと思ったら……通学路の途中にあるオリーブの木についた青虫かいっ!
 ガキは隣のクラスの圭一で、近所で起こった殺人事件の犯人を目撃したはずなのに、それを否定してるって話……はいいんだけど、小学生のガキの証言なんて使えるのか?
 ま、目撃を否定していたのは青虫を移したことがバレたら怒られると思ったからってのはいいけど……青虫で怒られるのと、犯人に襲われるのとどっちが怖いかって判断がつかないのかねぇ。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第12話)
 知らない間にM&Kレコードを買収して乗っ取ってるノゾミの父親。朝食時に「今日は良いことがある」とノゾミに言ったと思ったら、《R-3》がミュージックポリス大賞にノミネートされたって話。この辺りから裏工作の疑惑が出てくるんだけど……
 ノミネートを受けて、街で大々的に宣伝を繰り広げるM&Kレコードだけど、露出がしつこ過ぎて帰って反感を買ってるって感じで、本人たちは大迷惑。娘に抗議された父親は表立った応援がダメなら目立たなくてもっと効果的な応援があるって……ミュージックポリス大賞の審査員の買収工作かい。
 ま、芸能界なんて裏のある世界だから、実際、権威ある賞とかだったら普通に買収工作してそうだし、吉良上野介ばりに金品持ってこない候補者には嫌がらせする審査員とかいそうな気がするしね。
 でも、それが悪質なフリーライターに気付かれて脅迫を受けてるキサラギ。そのことを知ったノゾミは父親に問い質そうとするけど……なんか当然のことのように開き直ってる父親。物の善悪という価値判断がすでに存在しないみたいだね。
 その様子を見てすべてを語るという母親。すでにアカリを育てた牧師を呼んでる辺り、用意周到だね。ま、話は例の赤ん坊だった妹がノゾミだったってバレバレのことだったけど……おいおい、赤ん坊はどこにもらわれていったのかわからなかったんじゃないのか?>牧師。ま、母親が手配して連絡を取ったんだろうけど……北海道の孤児院が存続してたら牧師の転任先もすぐにわかっただろうし……
 しかし、3人が姉妹だってわかったらノゾミが自分たちのところから離れるって心配してたって話だけど、よくアカリとユウキがノゾミの姉妹だってわかったものだね。いや、最初に会った時にユウキのピアスだかイアリングだかを見て気付いてたのかしらないけど……
 で、後は3人がキサラギの娘だって話だけど……これはどうなるのかねぇ。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第23話)
 夏休みの宿題が溜まってるからって他の女の子たちを呼び寄せてる純一って……音夢も大変だね。
 コンピュータ相手にリバーシらしきものをやってるさくらだけど、いきなしコンピュータがずるしてるって……プログラムのバグか、例の桜の木のつぼみの影響か……
「まるで恋人みたい……」
 なんか音夢と純一の関係を失念したかのような環のセリフ。その他の連中も音夢がただの妹のような反応。何かが変わってる世界。1人、その変化を感じて不安を感じてる音夢だけど……
 純一が忘れた財布に気付いて届けて来てることり。なんかすっかり最初の頃のような恋人気取りだな。純一の買ってきたペアウォッチも何か自分のもののような気でいたみたいだし……で、音夢のものだと知ったら兄妹じゃ不自然って言い出してるかい。
 音夢と一緒の美春も、純一のことはただの兄で、音夢は昭島に気があるかどうかって話になってて、変化に対応してないのは当の2人とさくらくらいって話かねぇ。
 ソフトを再インストールしてるさくら。これで大丈夫って感じだけど、きっと同じことの繰り返しって気が……いつしか初音島中に舞ってる桜の花びら。
 何かついに本人たちもペアウォッチに不自然さを感じ、自分たちの関係がわからなくなってきてるって……なんかすっかりリセットが掛かってしまったみたいね。よし、これがチャンスだ。がんばれ、ことり!
 ま、まだ画面に出てないけど、もうすっかり復活してるんだろうな<枯れない桜。結局、今回も最後は枯れない桜との戦いなのね。
 それにしても、さくらが帰ってきたとたんに全然出番が無くなったな<美咲。この事態になってもこいつにだけはチャンスは無いな。やっぱし本人からそれなりのアクションしないとね。

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第10話)
 告白したエリスに「エイプリルフールか?」は酷い奴だね<浩樹。
 図書館で花を調べてる可奈。わざわざ声を出して読むことはあるまいに……しかし、いったい何の本を読んでたんだ? 植物図鑑じゃないのは確かだね。
 霧に誘われて釣りの準備をしていた浩樹だけど……気が付いたら荷物をまとめていなくなってたエリス。ま、両親の命日で墓参りついでに祖母のところに帰ってたみたいだけど……やっぱし北海道なのか?
 エリスを連れ帰りに学校サボってやってきた浩樹だけど、何か頻繁に霧からメールが届いてるな。いちいち速攻で返事するくらいなら音声通話をしろよ。
 とりあえずエリスはフランス留学に行ってしまって……というところで第1部完で、2クール目はそれからの話って感じなのかねぇ。

◎Angel Heart
 (第10話)
 グラス・ハートの前からやることがあると言って駆け去って行った劉信宏。何をやるのかと思ったら、叛乱の黒幕の抹殺かい。しかし、李大人の部下に引き止められ、代わりに黒幕を始末するのかと思ったら、いきなし黒幕のトップが狙撃されてお終い。てっきり他にさらに上位の黒幕がいて口封じにやったのかと思ったけど……犠牲者の拡大を防ぐためにリョウが撃ったってか。
 なんか『シティハンター』と違って、ちゃんとリョウが殺す描写があるのね。
 意識を取り戻した娘には会わずに去っていった李大人だけど……ま、いまさら組織のトップの娘とか言われたら何かと大変だろうからねぇ。
 看護婦のねーちゃんにモッコリしてるリョウにいきなし花瓶を殴りつけるグラス・ハート。その反応は香ゆずりみたいだけど……どこからともなくハンマーを取り出すだけの技はまだ持ってないみたいね。
 グラス・ハートのパパになってやるとか言ってるリョウだけど……やっぱし、それだけおっさんキャラって扱いになってるのかねぇ。

◎ラムネ
 (第9話)
 いきなし健次に告白した裕美。引越して行ってしまうってか。それで校外学習の時に健次は裕美に付き合ってたのね。
 引越しを手伝いにやって来た健次たち……はいいけど、端野に思い出のラムネのビンを割られてしまって大変ね。ま、健次はそんなものは覚えてなかったみたいだけど……
 七海の家で送別会をし、鈴夏の部屋に立ち寄ったついでに健次の部屋を覗いてる裕美だけど、窓から見える七海の部屋の距離に決定的な壁を感じるってか……しかし、40分って……夜中にそんだけ歩かないといけないとこまで来るか? 田舎はそんなに心配ないのか? いや、その40分の距離を端野に2人だけで送られてる方がよっぽど危険だと思うんだけど……
 翌日、裕美の見送りに出掛ける健次だけど……おいおい、そのバイク、動くようになってたんかい。ま、どうせ一夏は持たないんだろうけどね。で、寄るところがあるって餞別に買ってきたのがラムネのビン……いまどき探すの大変だろう……と思ったけど、田舎じゃそうでもないのか?
 ラムネは買ってきたものの、ただ割ったビンの代わりって感じで、それを持ってた意味までは思い出してたわけじゃないだろうけど……
 しかし、隣同士の距離にはどう足掻いても敵わないって……そりゃ誰が浅倉南と付き合おうとしても上杉達也に敵わないっていうのと同じようなものか……

◎舞-乙HiME
 (第9話)
 おや、アリカの手紙は怪しげな裏ルートで受け取ってるんかい<セルゲイ。で、ナギが会ってるというシュバルツのネゴシエーター、ジョン・スミス。なんかいい加減な名前だね。
 で、試験の仕上げはエアリーズ共和国への遠足。長距離踏破試験って……シャレにならんみたいね。2人ペアで、アリカの相棒はエルスティン……ニナじゃないのね。しかし、おまけにやってきてるのがマシロだけじゃなくてナギも一緒って……
 食事の採点は上級生たちの仕事みたいだけど、アリカのとこにやってきたのがシホって凶悪ね。本当はエルスティンが作るはずだったのに、蛇に噛まれてくたばってて、アリカが作る羽目に。見ただけで-10点も酷いけど、だからって無理やり食わされてるシホも災難だね。
 エルスティンの容態の悪化にマーカーの緊急遭難信号を出そうとしたアリカだけど、マーカーは故障で……というか最初から不良品だったっぽいけど、救助は来ず。そこで助けを呼びに飛び出したアリカだけど、何やら怪しげな奴が陰謀を企んでるところに遭遇。追い込まれて崖から転落って……主役の活躍どころも何も無いね。