電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.470 (4/4)

2005年12月08日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/12/04~05/12/04

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第33話)
 1万年後のどこかの移民星の話だというのはわかったけど……なんかOPが無いのっておもいっきしクライマックスって感じなんだけど……
 例の抗体コーラリアンの出現による状況変化に戸惑ってるゲッコーステイトの連中。抗体コーラリアンによる凄惨な被害に心を痛めてるエウレカを何とか慰めようと「思い出の品」を探してるレントン……おいおい、「思い出の品」ってカタログで探すようなものなのか?
 そんなレントンを見かねて特製のロングボードを貸し、絶好のリフスポットでエウレカと一緒にリフすることを進めてるタルホ。降り立った途端に寛いでるゲッコーステイトの連中だけど、さすがに研究施設からニルバーシュの改造のために連れて来た技術者の連中はそんな気にはなれないみたいね。ま、クライマックスに向けての最後の休息ってか。
 タルホに指摘されてリフを始めるホランドだけど……チャールズとの戦いで受けた傷が全快してないから、ろくにボードを乗りこなせないって痛々しい姿ね。
 最後の出撃の前にゲッコーステイトの解散を告げるホランドだけど、全員居残ったまま……ま、お約束の儀式ね。いや、研究施設から連れて来た連中はどうしたのか知らないけど。
 でも、4クール作品にしてはクライマックスへの差し掛かりが早過ぎるような気がするけど、3クールで打ち切り決定なのか? ま、残り6話なら妥当なところね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第40話)
 校内バドミントン大会で優秀だったからって地元のクラブチームの練習に参加する亮太の付き添いをすることになったなぎさだけど、亮太はなぎさに来られるのが嫌って感じね。ま、公式試合でもないのに、ほのかやひかりまで連れ込んで大声で応援されてりゃ、そりゃ嫌になるだろうね。そのうちプレイにまで口出ししてきてるし……
 闇のガキに成長が見られないことに焦ってるビブリスとかいう闇のねーちゃんがひかりの抹殺にやってきたけど……いきなしそれを阻止してるバルデス。クイーンの命には手を出すなって……ま、光と闇は一対のもので、クイーンを抹殺したらジャアクキングも存在出来ないってことだろうけど……
 しかし、ネタを小出しにしすぎるから物凄くストレスのたまる作品だな。
 試合には負けたけど、選考審査に合格した亮太……は良いけど、審査の基準はスポーツを楽しむことが出来るかって……いや、それじゃ学校の推薦で優秀なやつ選んでるのと矛盾してないのか?

◎雪の女王
 (第28話)
 ラギを失い、氷河の真っ只中に取り残されたゲルダ。普通なら確実に遭難死決定のフラグが立ってる状態だけど……
 そこにやってきたのは喋るカラス。そして連れて行かれたのは温暖な楽園世界……もう極限状態で白昼夢でも見てるのかって感じだけど、そういえばこれ、原作は童話だったんだな。いや、出崎統なんかに作らせるから、とてもそうには感じられないんだけど。
 カラスのホーリー曰く、ゲルダの足ではどれだけ掛かっても氷河を越えることは出来ないって話。ま、ラギの読みの甘さが証明されたわけだけど……
 カイの似顔絵を見たカラス、城のお姫様と結婚した王子にそっくりだと言ってるけど、それを聞いたゲルダはそれを確かめに城へ。しかし、王子の似顔絵を持ってるからって関係者と認めて侵入を許してる門番って……
 さすがに城の中の衛兵にはそんなこと通用しなくて捕まってるけど、何とか抜け出して新婚の王子と姫のいる寝室に潜り込んでるゲルダ……スケベね。いや、エッチはしてなかったみたいだけど……
 王子はカイではなかったけど、似顔絵を見て自分の幼い頃に良く似てるといって、衛兵にも知らせずに便宜を図ってくれたから、ま、城への侵入も無駄ではなかったみたい。
 王子と姫にもらった御者のいない金色の馬車で旅立つゲルダ。これで氷河はひとっ飛びみたいだけど……そんな簡単に物語は進むのか?

◎ぴよだまり
 (第2話)
 この行列は待ちきれないわ。ま、今でも田舎の何も考えてない観光地に行ったらおばんの長蛇の行列が出来てるのに出くわすけど……しかし、これじゃ1、2時間待っても順番が回って来そうに無いぞ。さっさと他に行った方が賢明だな。

 (第3話)
 こりゃ肝心の主賓が何も食えないね。ようやく口にできたのは魚の骨だけってか……悲惨ね。

◎きらめき☆プロジェクト
 (第4話)
 やられてもやられてもジュネりんに立ち向かってくるビッグマイティ。
「ゴールデンビッグトルネードパンチ!」
 要するにロケットパンチだろ。しかし、派手に発射したはいいけど、ジュネりんの目前で失速。あっけなく叩き落されてお終いって……悲惨ね。で、打つ手なしのビッグマイティだけど、いきなし落ちた腕がジュネりんを捕まえてるって……壊れたユニットの代わりに大矢が自分の体でつないでいたって……おまいは『わが青春のアルカディア』の大山敏郎かいっ!
 で、ジュネス軍に回収された腕の中で発見された大矢を匿ってるカナ。意識を取り戻した大矢にいきなし質問攻め。ロボットを有人操縦の非効率なシステムにしてるのは理解不能だってかい。この辺は根本的なロボットに対するコンセプトの相違だからね。
 なんかすっかり打ち解けてるカナと大矢だけど、大矢の存在がネネにばれて王城内は侵入者騒ぎ。おまけにそこに3人のパイロットが大矢救出にやってきて大騒動……はいいけど、王城にしては警備が薄いね。やっぱし平和な王国なのね。
 楽しそうなカナの表情を見て大矢たちを見逃すクローネだけど……カナの部屋に残された大矢の忘れ物のネクタイピン。何かジュネス王家と関係あるものみたいなんだけど……まさかカナの父親が大矢だったとかいうべたなオチじゃないだろうな。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第32話)
 龍神岳の群発地震の調査に出動するMATはいいけど、まだ怪獣の仕業と決まったわけじゃないから住民に不安を与えないように私服を着て電車で行けって話。これまでにも出動の時点で怪獣の仕業かどうかわからない事件はかなりあったけど、こんな配慮するのは初めてだろ。しかし、地震多発国の日本でわざわざ群発地震程度の調査にMATが借り出されてたら本業の怪獣退治してる暇が無いだろ。
 現地には意味無く存在するいたずらっ子。単に甘やかされて育ってきたってことじゃないのか?
 で、現地にやって来た郷はいきなしガキの父親に会ってMATの隊員だと正体を明かし、群発地震のことではなく、昔の龍神トンネルの事故の話を聞いてるという、まったく意味不明の行動。いや、ガキが何で悪戯してるのかっていう原因と関係ある話をつなげるためなんだけど、それを(ガキとは接触の無い)郷が聞いてるのが不自然過ぎ。
 後からやってきた隊長たちと打ち合わせだけど、上野だけがいないって話。その上野は酔っ払ったように村の中をふらついてるんだけど……隊員の管理が出来てないぞ。
 ここで群発地震の震源地が龍神トンネルの付近だって話で、郷のトンネルに関する聞き込みも意味を持ってくるんだけど……で、今度は駐在さんと現場調査。そこで郷は怪獣を発見するも、動き出した怪獣による落盤で洞窟内に閉じ込められるというところ。
 出現した怪獣はどこか動きが緩慢で、MATの攻撃もそれなりに効いてる感じ。おまけにふらついてるところを吹き飛ばされた上野の背負った荷物が怪獣の頭上から落ちるといきなし大爆発。怪獣は片腕がもげて本体も動きを鈍らせてダウン……はいいけど、いったい何を持ってたんだ?>上野。しかもそれを電車に乗って運んできたって……危険物持ち込み禁止じゃないのか?
 しかし、怪獣は死んだんじゃなくて、脱皮して羽化してたって話。いや、でももげた片腕は復活せんだろ。で、唐突にガキに助けられてる郷。何でガキは郷の名前を知ってたんだ? いや、洞窟の入り口に駐在と南がいたから、そこで聞いて入ってきたのかも知れないけど……
 ガキはそこで氷漬けになった龍神トンネルの事故で死んだ本当の父親の遺体を発見してるって話だけど……なんでその遺体が父親だってわかったんだ?
 再び落盤で生き埋めになったガキを助けて変身した郷。そのまま怪獣を倒すってパターンだけど、一度倒したと思って恐る恐る立ち去ろうとしてるところを背後から不意打ち食らってるってのがマヌケ過ぎ。いや、そんな恐る恐る立ち去るくらいなら、ちゃんとトドメを刺してから立ち去れよ。
 最後、1人だけ忘れ去られてる上野がいとおかし。いや、今回の上野でいったい何をやりたかったのか最後まで意味不明だね。

◎ウルトラマンマックス
 (第23話)
 懐かしの年寄りシリーズ。今回は科特隊のイデ隊員か……しかし、昔の写真は良いけど、ムラマツキャップは仕方ないとしても、アラシ隊員は仲間に入れてもらえなかったのかね。
 ベースポセイドンを襲ってきた怪獣は良いけど、トビウオが突然変異したって……おいおい、それで手足が生えるのか?
 負傷したカイトに代わってダテ博士の怪しげな発明品の潜航艇で出撃してるトミオカ長官……おいおい、年寄りが現場に出て大丈夫なのか?
 不時着し、カイトが変身していなくなった後でサクライ教授から怪獣の弱点を教えられた長官。カイトの安否も確かめずに発進してるんだけど……さてはマックスの正体に気付いてるな。

◎仮面ライダー響鬼
 (第42話)
 弟子を辞めた途端に桐矢から脱落者扱いされてるあきら……本当にろくなやつじゃないな。
 魔化魍の大量発生……それがオロチってか。弟子を2人も取ってヒビキも大変だからと、自分たちだけで魔化魍を倒そうというトドロキだけど、そこを童子と姫に襲われてザンキが負傷してるとはマヌケね。
 弟子になってもヒビキから連絡が無く、じれったい桐矢とガキ。自分だけ鍛えてるヒビキのところに押しかけて特訓をせがんでるけど……水泳も懸垂も石段登りも全然出来ない桐矢。そのたびに何か言い訳してるけど……誰がどう見てもウソ言ってるのバレバレだね。
 ま、こいつが口だけってのはヒビキも気付いてたと思うけど、それでも弟子にしたのは心を入れ替えて鍛えたら一人前になれると考えてるんだろうけど……どう考えても見込みは薄そうね。

週刊アニメ定点観察 Vol.470 (3/4)

2005年12月08日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/12/02~05/12/03

◎ケロロ軍曹
 (第87話)
 夏美の誕生日の1週間後の自分の誕生日に向けて策略をめぐらすケロロ。さりげなく希望のプレゼントを見せ付けたりしてるのはお約束だけど……今度はリックディアスかい。ま、一応ギャンと違ってシャアが乗ってたこともあるけど……
 てっきり、みんな忘れてたとか言うオチかと思ったら……1日間違えてたってオチだったか。

 地球に迫る新たな脅威……白色彗星帝国かい。
 地球に判決を下そうとしてる4人だけど……その○△□×の顔のマークって、プレステのコントローラーボタンかい。しかし、たかがコントローラーボタンごときに地球の運命を握られるのはいやだなぁ。
 モアの話は……どうでも良いね。

◎アニメ魂
 ToHeart2
 (第9話)
 しかし、このウォーターガン、威力ありすぎ。志保の水鉄砲に毛が生えた程度のものとは違って、人に向けて撃つものじゃないわな。結局、珊瑚が止めに入って貴明は命拾いしたみたいだけど……
 夜中に起き出して珊瑚の寝顔に見入ってる瑠璃……おいおい、こいつら双子の姉妹でそういう関係なのか。いや、単に珊瑚が貴明にチュウしたのを意識してるだけみたいだけどね。
 身体検査を受けてる姫由里姉妹。瑠璃の方が体重があると言われて、速攻で昼飯を抜いてる瑠璃。ダイエットというよりも珊瑚と同じ体重じゃなきゃ気に入らないんだな。
 貴明&雄二と遊園地に行く珊瑚と瑠璃。瑠璃の方は嫌々っぽいんだけど、いちいち気を使ってる貴明も大変ね。やたらテンション高く絶叫マシンを乗りまくる雄二と珊瑚だけど、なんか瑠璃は思いっきり苦手そうだね。
 それでも意地で付き合ってるんだけど……お化け屋敷で爆発かい。でも、そんなに叫んで腰抜かしてたらスタッフの人が飛び出してきそうだけど……
 ペンギンのぬいぐるみが気に入った珊瑚。クレーンでは取れないからって買い物に行くけど、ペンギンは在庫切れ。それを見て1人でクレーンを取りに戻る瑠璃。でも、取れずにすっからかんとは哀れね。
 ま、そこに貴明が探しに来てるってのはお約束。いったいどれだけ貢いだのか知らないけど、ようやくペンギンを取れた貴明。そこに珊瑚と雄二がやってきたから、珊瑚に渡すようにと瑠璃を促すけど……珊瑚がペンギンをほしかったのは瑠璃にプレゼントしたかったからってかい。
 結局、ペンギンさんも例のロボットたちと一緒でみんな瑠璃のために友達を作ってやってたって話か。ま、珊瑚べったりで自分から友達を作ろうとしないやつだからねぇ。しかし、だからって友達がみんなロボットやぬいぐるみだけだったら悲しいぞ。

◎今日から(マ)王!
 (第68話)
 四つの箱と眞魔国の誕生の物語……おや、眞王は双黒じゃなかったのか。大賢者の方が双黒みたいだけど……なんか逆じゃないのか?
 それにしても、この兄弟のそれぞれの父方の祖先らしき連中も、ジュリアの祖先も、眞王の仲間だったんかい。で、戦っていた相手の創主とかいうのに操られてる人間の様子が、前に聖剣を奪って暴れてたやつに似てる感じなんだけど、あれも創主の仕業だったってか?
 で、創主を4つの箱に封じ込めたは良いけど、途端に各地の人間は共に戦ってきた魔族を迫害し始めたってか。嫌だねぇ。で、魔族を保護するために眞魔国を作ったって話ね。ジュリアの先祖がカロリアの領主だったのに眞魔国にやってきたってのはこの時の話だったってか。
 で、現代に戻っていよいよ箱を封印しようって段階なんだけど、なんか眞王絡みで難儀なことが起こりそうね。
 どの文献にも眞王がいつ死んだかってことが書かれてないって話なんだけど……まさか、転生し続けてるとかいうオチじゃないだろうな。で、眞王の肖像画の前に通りかかったヴォルフラムの様子が変で、よく見たらなんかそっくりなんだけど……ヴォルフラムが眞王の転生だって話じゃないだろうな。

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第36話)
 しずくの国でのベストアートプリンセスパーティ……この状況でプリンセスパーティを続けてるとは悠長な連中だね。いや、一般住民を不安にさせないためには必要なのかもしれないけど。
 例によって女王にプレッシャー掛けられてるミルロ。双子姫みたいになるなと言われて何か言い返したげだけど、押しの足りなさがいつものミルロだね。
 雲の発生装置の調子がおかしく、機械を新しくするには金が掛かるって話で、他の国から雲の代金を取れって提案してるブライト。ここの女王は何かと乗せやすいとカモにしてる感じね。ま、さすがにそんな提案には乗らない女王だけど。大体そんなこと言い出したら他の国もそれぞれの分担に金を取り始めるだろうからね。
 意外と呆気なく始まったプリンセスパーティ。晴雨姉妹のパーティ用のドレス姿ってのも珍しいんじゃないのか?
 アルテッサの番になっていきなし現れてるブライト。アルテッサの彫刻に闇の力を使って雲を操る装置にしてるけど、それで雲を商売にしてふしぎ星を支配しようってのは最低だね。
 ブライトの闇の力の前にはプロミネンスの力も役に立たない晴雨姉妹だけど、エターナルソーラープリンセスって……インフレしまくりだな。
 ベストアートプリンセスに選ばれたのはアルテッサだけど、彫刻はブライトが手を加えたものだからって、辞退。それは良いけど、ミルロの絵ってどんなだったんだ? ま、どのみちベストアートプリンセスになれなかったから、後で女王にさんざん叱られる運命なんだろうね。

◎BLOOD+
 (第9話)
 おいおい、中国製のボロ戦車ならともかく、現用兵器の戦車なら億単位だろ。
 小夜のことを探しあぐねてるカイとリク。そこで片足だけの松葉杖の少女ムイ。ゲーム機を持ってるというリクたちを金持ち扱いだけど……ま、ベトナムの庶民から見たら日本のガキはみんな金持ちみたいなものだろうけど。
 しかし、薬を好意でもらってるって……何か怪しげだね。例によって翼手の実験材料にでもされてるのか?
 しかし、父親が怪我したからって村に帰っていくけど……組織がムイを隔離する口実か?と思ったけど、ちゃんと村には戻ってるみたい。
 ムイに頼まれて金属探知機を買ってやったリクだけど、それは地雷や不発弾を発見するための道具で、そこらの住人は掘り出した地雷や不発弾の金属を売って生活してるってかい。日本じゃそんなの掘り出しても金にならないと思うんだけど、ベトナムじゃくず鉄も立派な資源ってか。
 それを後悔してムイに会いに行くリクとカイ。でも、そこで家族と一緒に幸せそうなムイを見たら、それを止めさせることは出来ないってか。
 その夜、謎の音に呼び出されるムイとリク。例の組織の連中に拉致され、それを目撃したカイもやられてるって急展開。こいつら2人はデヴィッドたちとも連絡がつながってないから、メチャクチャヤバイ感じだね。
 ところで、リクとカイってベトナム語喋れるのか?

◎蟲師
 (第7話)
 虹を追う男の話。
 ま、蟲の渡りが太陽光線の関係で七色の虹に見えてるって話なんだろうけど……太陽の方向に出る虹も、普通と色が反対の虹もちゃんと自然界には存在してるんだけどね。
 しかし、これ、いったいいつの話だ?
 ギンコの格好から考えたら昭和以降のはずなんだけど、他の旅人とか、男がいた村の様子を見てたらどう考えても江戸時代か明治初期ってふうにしか見えないんだけど……

◎BLACK CAT
 (第6話)
 説得に応じずクロノスを去るというトレインの始末に掛かるセフィリア。丸腰のトレインは無抵抗なままそれをかわすだけ。見かねたクリードは自分でセフィリアを倒そうとするけど別のナンバーズの妨害で手出しできないとは哀れ。
 クリードは仲間を呼んでトレインを拉致させようとするけど、トレインはさっさと逃走。何を考えたか、そんなトレインを見付けて追いかけっこしてるサヤ。呑気だね。
 自分が勝ったからって明日の花火大会でラムネを奢るように要求し、ハーディスを返してるけど……自分の身は自分で守れって、薄々トレインの置かれた状況に気付いてるようだね。
 翌日、トレインの部屋に届けられたクリードからの手紙。トレインを惑わす魔女は始末するって宣言状。
 結局、原作通りに無惨にクリードに殺されたサヤ。こういうところは情け容赦ないのね。ま、サヤが殺されなければトレインとクリードの因縁が無くなるわけだけど……

 これ、知らないうちにBS-iで放映されてたのね。当初の放映予定局に入ってなかったし、木曜じゃないから気付かなかった……で、アナログ地上波は両端削られてますか。デジタルはチェックしてないけどどうなんだろ?

◎銀盤カレイドスコープ
 (第9話)
 コーチの家の前に群がってるマスコミ連中。おちおち学校にも行けないところだけど、そこを新田に助けられてるんだけど……
 何かと冷やかしてくるピートに文句をたれてるタズサだけど、運悪く目の前にいたミカに罵倒を浴びせる羽目になるなってるとは悲惨ね。
 新田とコーチとの三角関係がマスコミにスキャンダルされて、さらに時の人になってるタズサ。本人も新田やコーチの態度が気になってるんだけど……
 結局、新田の意中の人は至藤響子で、優柔不断なコーチが何か言いかけてたのは婚約者の紹介で、どちらもタズサに気があったわけではないってベタなオチ。しかし、コーチってそんな女性と交際してる暇なんてあったのか?(ま、タズサが学校行ってる間は暇だろうけど)
 それにしても、とことまで罵倒を浴びせられてるミカ。これで友情もお終いか?

◎灼眼のシャナ
 (第9話)
 久しぶりに登校してる平井さん(ニセモノ)。でも、授業を始める前に教室を飛び出してるって……ま、教師にすりゃ授業中に難癖付けられるよりはマシなんだろうけど。で、昼休みになって帰ってきたと思ったら、隣町のパン屋までメロンパン買いにいってたってかい。物好きね。
 悠二をウォーターランドに誘い損ねてる吉田さん。そこにいきなしやって来た緒方さんが佐藤と田中も込みで誘おうとして、悠二たちはOKだけど肝心の佐藤と田中にそっぽを向かれてるって展開。ま、吉田さんはラッキーだったみたいだけど……
 なぜかアイキャッチが本編と違ってスク水なのが謎。ま、シャナも吉田さんも結局はワンピースの水着。ま、実際問題、誰でも彼でもセパレート着てる方が不自然だからね。
 一方、マージョリーのわがままでウォーターランドにやってきた佐藤と田中。速攻で緒方さんに見付かってるとは災難ね。
 水中カップル騎馬戦はいいけど、女の子のフトモモの感触が……はおいといて、平井さん(ニセモノ)と組まされてる佐藤……ご苦労さんね。しかし、あぶれたばかりにマージョリーに捕まってた池が一番災難だったみたいね。
 悠二とペアが組めた吉田さんだけど、平井さん(ニセモノ)の態度を見てたら余計に気になってくるってか。大変だね。

週刊アニメ定点観察 Vol.470 (2/4)

2005年12月08日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/29~05/12/01

◎地獄少女
 (第9話)
 おや、先週の記者のにーちゃん、まだ引っ張るのね。
 念願の店が持てた洋菓子屋の姉妹。恩師の森崎に自信作のケーキを見せたらTV番組に出してくれるって話で、開店当日に取材に来たと思ったら、森崎の新作ケーキと同じだからって盗作扱い。店の宣伝どころか悪評を流されて営業妨害されてるって悲惨な状況。
 結局、開店資金の借金の返済が滞って店は手放すしかなくなたってか。てっきり、弟子の才能を恐れた嫉妬による嫌がらせかと思えば……以前に姉にふられた腹癒せかい。
 でも、この姉妹にしたら恨みは深いんだろうけど、なんかみみっちい事件だね。

◎魔法少女リリカルなのはA's
 (第9話)
 おや、高町家が全員揃ってるのって珍しいね。
 不意打ちではやてにクリスマスプレゼントを渡しに行く、なのはたち4人だけど……そこでディータたち3人と鉢合わせとは凶悪ね。
 『闇の書』の真実を話そうとするなのはに聞く耳持たずで攻撃するディータとシグナム。やっぱし戦いは避けられないってか。
 ディータに『闇の書』の本当の名前を思い出させようとしてるなのはだけど、例によって割り込んでくる仮面の男。それに立ち向かうフェイトだけど……おいおい、仮面の男って2人いたんかい。前に移動速度が速すぎるとか言ってたのは、実は2人が別々に動いてたって話かい。
 そして仮面の男はヴォルケンリッターたちをも拘束。最後はこいつらの魔力で『闇の書』を完成させるってかい。凶悪ね。
 ヴォルケンリッターたちは本来の守護者だったのに『闇の書』自体の改変で効力を失われて、仮面の男たちに取って代わられていたってか。
 そしてその場にはやてを呼び出し、なのはとフェイトの姿になってはやてを闇に引き摺り込むとはメチャクチャ凶悪ね。で、はやては完成した『闇の書』の力を解放して変身……
 ようするに『闇の書』ってのは主の絶望を引き出して、それによって破滅を生み出すってとんでもないアイテムなんだな。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第22話)
 姫子のマホを拾った丘の上の王子様……はどうでもいいけど、マホっていったい何なんだ?
 影の薄い2代目OPと違って順調に使われてると思った3代目OPだったのに……これも結局は初代OPに駆逐される運命か……
 いきなし桃月学園にやって来たTVの取材。その情報を嗅ぎ付けてる姫子……はいいけど、いきなしアクションRPG系ゲーム風の画面って……もっともスタッフはジジイのクラスを見たとたんに逃げ帰ってるってか。
 C組の個性……おでこ、アホ毛、地味、良い子、分類不能……6号って良い子だったんかい。
 翌日、仕切りなおしの取材。
 まずはA組だけど、自分ばっかり売り込んでる五十嵐先生だけど、生徒に評判を聞いたとたんに自殺行為。ろくな先生じゃないな。
 取材を待ち構えるD組。相変わらずメディアに遊ばれてるベホイミが哀れ。南条のペットがありきたりのペットばかりでおとなしいと思ったら……ワシントン条約に引っ掛かるからTVには映せないってか。
 一方、取材を拒否してるベッキーを何とか説得しようとしてる玲たちだけど、試みはすべて失敗。メディアに事情を聞いたらベッキーに同情して諦めたみたいね。いや、こういうときは一条さんが何かをやるのがパターンだけど。
 体育の授業中のB組。空のはずの教室を開けたら伊藤さんがゾロゾロ……こりゃ絶対にしょんべんちびるぞ。
 何か教室に戻って取材を受ける気になってるベッキー。そこにやってきた取材スタッフだけど……やっぱし最後は一条さんがやらかしてくれるか。
 どうでもいいけど、いまどき『キャンディキャンディ』ネタなんかわかるのか?

◎涼風
 (第22話)
 さっそく陸上の大会。例によって大和の頭の中は涼風のことばっかしで、どこまで競技に本気なのかわからんな。
 おや、宮本が新キャプテンになったってか。で、津田のことをいろいろ服部に語ってるんだけど……なんか大和に余計に意識させてるって感じだな。で、トラックで見掛けたエメルソン・有馬。ま、どうにか大和が本気になる材料は揃ったってところだけど……
 いきなし予選で本気を出してる大和だけど、勝って当たり前だから適当に体力温存しとけって文句言われてるとは哀れね。
 100メートルの決勝はタイムレースだから走らなくて良いって……準決勝に残ったら無条件で都大会出場決定だから、わざわざ決勝を走らせずに準決勝のタイムで順番を決めるってかい。
 で、有馬との直接対決が無くなった大和だけど、そうなりゃ準決勝のタイムがすべてだと全力を出し切るけど……年間最高記録を作ったのも束の間、速攻で有馬に記録を抜かれてるとは哀れね。
 涼風相手に1番じゃないとダメだと言ってる大和だけど……要するに有馬にも、涼風の心の中の津田にも勝たないといけないって話で、単に試合で1位を取っただけじゃ意味無いような気がするけど……
 ところで、大和が体力温存しなかったリレーの結果はどうなったんだ?

◎ARIA The ANIMATION
 (第9話)
 秋がやって来たネオベネチア。物憂げな藍華。でっかいメランコリックってか。
 このまま灯里やアリスのペースに引き摺られてたらいけないって言ってる藍華。藍華の夢は今の3大妖精や伝説の大妖精を越える歴史に名を残す1番のウンディーネになることって……そりゃ身の程しらずって大それた夢だね。
 その伝説の大妖精はアリアカンパニーの創設者って話だけど、まだ存命だからって会いに行くかいっ!
 で、そのグランドマザーが住んでるのは紅葉の燃える内陸の田舎みたいだけど、ネオベネチアの近くにこんな内陸の土地があったのね。
 いきなし栗拾いをさせられてる3人。1人だけ修行だと思い込んで厳選された栗だけを集めてる藍華だけど……望まれてたのは量を採ること。その次は芋掘り。またちゃんとした形の芋だけを掘ろうとしてる藍華。何か1人だけ気負ってて空振りばかりだね。もはや恥ずかしいセリフを禁止する気力も無いか……
 何も教えを受けないことに不安を感じる藍華。ついに直々に教えを請うてるけど……アリシアって何でも楽しむことの名人ってか。で、それがウンディーネにとって一番大切なことってか。
 グランマがアリア社長に久しぶりとか言ってたから、てっきりグランマの時代から社長をやってたのか? いったいどれだけ高齢の猫なんだ? とか思ってたけど、アリシアとも一度会ったことがあるだけって言ってたから、きっとその時にあっただけで、そんなに昔の話じゃないんだな。

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第8話)
 訓練に燃えてるのはいいけど、4時からってのはやりすぎだな。風呂でのぼせてる遥が哀れね。
 またツインブリッジに幻獣が現れたって話だけど、第4中隊に与えられた任務は付近住民の避難誘導……どんどん正面戦闘から外されてるって感じだね。ま、ちゃんと戦力の揃った部隊が実戦に当たるってのは正論だけど。それに後方の安全を確保する仕事も重要なのは確か。でもま、避難誘導ぐらいは警察でもできる仕事なんだけどね。
 本部からの援軍要請でようやく前線へ。しかし、大量の幻獣に苦戦する中、1匹だけ橋に向かっていく幻獣が……前に橋の1本を爆破したのと同じ《ガキ》ってかい。また自爆して橋を落とす気だな。

◎かりん
 (第5話)
 秘密を知った雨水の記憶を消そうとする煉を止める杏樹。おかげで命拾いした雨水……って、誰も命までは取らないって。
 で、緊急家族会議を開いてる真紅家。何とか雨水を仲間に引き込もうという方向になってるみたいだけど……
 翌日、バイト帰りの雨水をいきなし拉致してるヘンリー。ま、方法は手荒だけど、要するに雨水を招待してとりあえずの事情を確かめて様子見ってところか。ま、雨水の方も母親の件に対して感じてた疑問が晴れてよかったみたいね。
 しかし、もし秘密をばらしたら脳味噌空っぽとか言うのは、ただの脅しだね。

◎SHUFFLE!
 (第20話)
 救急車で運ばれた亜沙。ま、2~3日安静にしてれば大丈夫って話だけど……いきなし亜麻に話があると呼び出されてる稟。出会い頭に亜沙のことが好きかって……このお母さんもストレートだね。
 一方、亜沙に酷いことを言って傷付けた楓。このねーちゃんも難儀だね。
 一晩中、稟の帰りを待っていたのに、結局、稟は朝帰り。学校のしたくはしておいたと言ったら、今日はもう寝るとの返事。徹夜明けは楓も一緒なのに自分だけ担任への伝言を頼まれて学校に送り出されてるとは哀れね。
 おや、いつの間にか制服が冬服になってる……
 結局、早退して家に帰って来た楓だけど、また亜沙の見舞いに行こうとしてる稟とすれ違い……もう自分でも何が何だかわからなくなってる楓。痛々しくて見てられないんだけど、それに気付いてやれない稟も酷いね。
 結局、黒塗りのプリクラって稟には気付かれてなかったのか……
 夜中に素っ裸で稟のベッドに潜り込んで抱き付いてる楓。いや、今の状態の楓に抱き付かれたら怖いってのもわからんでもないけど、無残に撥ね退けて飛び出して行くってのも最低だね。ま、どうにか自分のバカさ加減に気付いたみたいだけど……
 稟が亜沙のことを好きでも、それを受け入れて稟に尽くしていこうと思ってる楓。しかし、そこに帰って来た稟は、この家を出て行こうと考えてるって展開……そりゃ、楓にとっては稟はもう楓なんか要らないって宣告されたようなものだね。
 なんかもう極限状態まで来てるみたいだけど……この先どうするつもりなんだ? こんなときに限って予告が無いし……

◎ローゼンメイデン トロイメント
 (第5話)
「あれから72回の失敗を経て、再びチャンスがめぐってきたのかしら」
 72回も失敗してて、よく懲りないものだね<金糸雀。結局、作戦前に腹ごしらえで食おうと思った卵焼きをカラスに取られてへこたれてるってか。
 毎度毎度、窓ガラスが割れてる桜田家。いったい毎月どれだけガラス代に掛かってるのか?……と思ったら、真紅が全部なおしてたんかい。
 翠星石と雛苺が作ってた卵焼き(みたいなもの)、鳥か猫が食べるだろって真紅が外に出したら、それを狙って金糸雀が出てきたけど……例によってカラスが横取り。しかし、そのカラスはいきなし墜落。食わなくて良かったね>金糸雀。
 蒼星石の真似をして手紙を書いた雛苺。郵便屋さんが取りに来るのを待ってるんだけど、ポストに出さないとダメだという翠星石。いつも返り血で全身を真赤にしていて、一本足で大口を開けて待ち構えてるって……いや、確かにそうだけどね。
 翠星石に脅されて1人で出していけない雛苺。蒼星石は翠星石に連れ去られ、真紅はくんくんに夢中で相手にしてくれず……やむなく1人で出掛けてるけど……どうせジュンに出すなら直接ジュンに渡した方がって翠星石の方が正解。もっとも、事故で渡せなかったけどね。
 何とか手紙を出して来た雛苺。最後は巴に助けられてるけど……いまさら巴と関わっても意味無いだろ。しかし、ほんと、よく届いたものだね。

◎ガラスの仮面
 (第35話)
 無事オーディションに受かったマヤ。亜弓が幸福なアルディス、マヤが不幸なオリゲルドを演じる予定だったのが、月影の提案でその役を入れ替えることに。ま、誰がどう見てもイメージが逆なんだけど……
 アルディスの役柄が想像できないマヤに自分の代わりに姫川邸に住まわせてる亜弓。文字通りお姫様の生活ってわけか……いや、受け取り方によってはかなり嫌味な話だと思うんだけど。で、自分は地下劇場にこもって幽閉されたオリゲルドのイメージトレーニング……ま、『王子と乞食』で乞食をやってたよりはまだおとなしい感じだけど。
 互いにまだうまく役をつかめない2人。皇太后役の月影が飲み物を渡して二人の演技を見てみるけど……マヤの演技は王女じゃなくて召使、亜弓の演技は恨みを持つ孫じゃなくてただの貧しい少女ってか。なかなか厳しいね。
 配役を入れ替えたのは月影の提案だと知ったマヤはそのことを問い質すけど、月影の答えは2人にその役を演じる才能があると思ったからからだって話。
 ま、これは逆説的なセリフであって、亜弓がアルディスでマヤがオリゲルドを完璧に演じられてもそれは2人の人生の幸福と不幸の体験の積み重ねであって、そんな体験に頼った芝居なら誰でも出来る。本当に演劇の才能があるなら自分が体験したことのない境遇の役でも演じきれるはずだってことだね。
 いきなしマヤを食事に誘ってきた紫の薔薇の人。ようやく本人に会えるのだとばかりに喜び勇んで出かけたマヤだけど、そこに現れたのは速水……おいおい、ここで正体明かすって展開なのか?

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第8話)
 ハルカを連れて帰ってきたカラスにいきなし当て身を食らわしてるユウ。そりゃ、どう考えてもさらっていった連中の仲間だからね。
 ひとっ飛びに家に帰ったハルカ。カラスを物置部屋に匿ってるけど……こいつ、昔からいろんなもの拾ってきて決まってその部屋に隠してるってバレバレかい。
 ますます異様になってるユウの母親……見てるこっちが嫌になるくらいキチガイじみてるな。
 公園のゴミをあさって食ってるアトリたち……落ちぶれたものだね。で、それを見てるユウ……こいつも公園で野宿って、ま、あんな母親のいる家には帰れないわな。
 ハルカの家にリボンを返しに行ったら、無理やり上がらされてるけど……そこにやってきた母親。ま、逃げ隠れする場所なんてお見通しかい。で、ユウをカラスと同じ部屋に押し込んで誤魔化そうとするハルカだけど、玄関の靴がそのままでバレてしまうとは、マヌケね。
 部屋に入ればカラス、入らなければ母親に見付かってしまうという絶体絶命のユウ。結局、カラスに怒鳴られて中に入ってるけど……過去の自分に深く干渉して大丈夫なのか?>カラス。

週刊アニメ定点観察 Vol.470 (1/4)

2005年12月08日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/11/28~05/11/28

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~
 (第9話)
 亜麻乃が病院で見掛けた車椅子の少年、孝治。周りの人を笑わせたいとマジックショーを開いてるけど失敗続きで落ち込んでる様子。そこで開運研究会の連中を紹介して手伝わせてるんだけど……
 みんなと一緒にやったショーは成功で、観客の患者たちにも笑顔が出て来たけど、その様子に文句をつけてくる医師。実は禍神が取り付いていたという話。
 正体を現した禍神はなんかカマキリみたいで、卵から孵ったカマキリの子供みたいなのをゾロゾロ出してきて、お菊たちは苦戦。その隙に「病気を治してやろう」と言って今度は孝治に取り付こうとしてるけど……
 禍神に取り付かれたら不幸になるという亜麻乃に、不幸でも元気になりたいといって禍神を受け入れてしまう孝治。いや、いくら病気が治っても自分が不幸に取り付かれたら他人に笑顔を与えることは出来んと思うぞ。でも、禍神が孝治を不幸にするために最初にしようとしたのは孝治の手で亜麻乃を殺すこと……ってベタだね。
 さすがに孝治はこれには拒絶反応を起こし、亜麻乃の謎の力で孝治の体から禍神が追い出されてるけど……この間、ずっとカマキリの子供にとっかかってたお菊たち……役に立たん連中だね。ま、最後は禍神をお祓いしてるけど。
 元に戻った孝治にきっと夢がかなうときが来るから一緒にがんばろうと励ます亜麻乃だけど……
 はっぴぃセブンのことを知った孝治の記憶を消そうという菊之介の言葉にいたたまれなくなって孝治のところに向かった亜麻乃だけど、そこで目にしたのは孝治の遺体。元々重い病気で死期が迫ってたって話で、だからこそ病気が治ると言われて簡単に禍神の誘いに乗ったってことなんだろうけど……
 いくら禍神を祓う力はあっても、死神を祓う力は無いってか。いくらがんばっても死んだらみんな不幸になると絶望する亜麻乃に、亜麻乃たちと一緒に映ってる笑顔の孝治の写真を見せる母親。満足して幸せになって死んでいけたら、それは不幸なんかじゃないって話ね。
 ふつう、この手の話は最初から孝治に禍神が取り付いてて、そいつのおかげで病気になってたから、御祓いしたら元気になるってのがパターンなんだけど……孝治自身を禍神とは無関係でいて病気という宿命を持つキャラとして作ってるのが目新しいところね。
 この作品世界でもすべての不幸が禍神の仕業ではないし(冒頭の亜麻乃のドジがその伏線だった感じだけど)、はっぴぃセブンがすべてを救えるわけはないってこと。ま、当たり前のことなんだけど、そういうことをちゃんと描いてる作品も少ないからね。
 この作品にしてはシビアな結末だったね。

◎ブラック・ジャック
 (第51話)
 ブラック・ジャックの行く先々で患者を横取りしていく鍼灸医の琵琶丸。タダで直して手術をするなと吹き回してるって、ブラック・ジャックの商売敵だな。
 で、明日手術する予定の子供の患者に無理やり鍼を打って、いきなし容態が急変。ま、患者が尖ったが怖くて拒否反応を起こしたって話みたいなんだけど……いや、そんなあからさまに鍼が無理だって事例を出さなくても、何が何にでも鍼が効くってわけは無いだろ。鍼で癌が治るとも思えないし……
 で、借りを返しにやってきた琵琶丸。ブラック・ジャックに鍼を打って腸を丈夫にしたって話だけど……ほんとか?

◎名探偵コナン
 (第422話)
 日本の小学生相手に英語の動物の鳴き声で暗号作ったって、そりゃ解ける分けないだろ。おまいも日本の学校に通ってて気付かなかったのか?(というか、ずっと日本で育ってたら、日本式の動物の鳴き方のほうに慣れ親しんでるはずだと思うんだけど)
 しかし、すっかり孫好きで幸せな家庭を持った爺さんにされてるな。本当は独身の寂しい生活送ってるのに……
 それより、10年前のランドセル背負った蘭が良かったね。そうか、10年前は平日だったのか。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第11話)
 キサラギの昔話。人気絶頂のアイドルが、いかにも病気持ちの画家と付き合い始めて、妊娠したからって2人で駆け落ち、失踪。いや、自分の体調を知ってるんなら手をつけるなよ>画家のにーちゃん。メチャクチャだね。そこで3人の娘を産んだのはいいけど、画家は病気が悪化して死んだってか。
 画家が死んで放心状態のキサラギ。とても3人の娘を育ててられる状態じゃないって感じだけど、北海道まで放浪した末に一家心中を図ろうとするけど……そこでバラバラになってしまって、キサラギは娘たちは死んでしまったって思い込んだってか。ま、3人とも牧師に拾われてたんだけど……
 そんなときにレイカからの手紙を読んで再び音楽の世界で生きる希望を見出したって話かい。
 取材の記者の情報でアカリとユウキが北海道で拾われたと知ったキサラギ。ま、これで後はノゾミの秘密が明らかにされたら晴れて実の親子の再会だな。しかし、おもいっきしべたな物語だね。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第22話)
 夏休みなのに目覚ましに起こされてる純一。それでも二度寝しようとして音夢に怒鳴られてるとは、だれまくりだな。
 なんか登校日みたいで宿題談義に花が咲いてるけど……さすがにことりはもう全部終わったってか。平然と制服を着て教室に紛れ込んでるさくら……は良いけど、何を考えてるのか小さい制服を着て学園にやってきてる萌。おまけに音夢にまで制服着せてるし……
 で、学校のプール……は良いけど、プールに入ってるのがいつもの常連キャラだけって、他に生徒はいないのか? しかし、どう考えても萌のスク水って犯罪だね。
 アイシアを追って早退した純一。それですれ違いばかりの音夢と純一を心配してる美春たち。いや、根本的にアイシアの問題をどうにかしないと解決しない話なんだけどね。
 美春たちが企んだのは定番の肝試し。しかし、すんでのところで意図を理解せずに自分が純一と一緒に行くと言い張るアイシアに邪魔されかけてるのがマヌケね。
 Aポイント、環の藁人形とアリスの踊る首はネタがバレバレで失敗。Bポイント、工藤の西洋甲冑は甲冑が重過ぎて身動き出来ず失敗。Cポイントのことりと萌は打ち合わせ中を見付かって失敗……ろくな肝試しじゃないね。ま、音夢は怖がりなんだからへたに小細工しない方が良かったって気がするけど……
 アイシアのお面を見て逃げていった音夢。どうにか成功とばかりに喜んでる一同だけど……その反応を見たアイシアの不機嫌なこと。みんな自分の気持ちを押し殺して音夢のために尽くしてるのが気に入らないんだな。
 肝試しのゴールの展望台。待っていたのは流星群。ま、絶好にロマンチックなシチュエーションなんだけど……アイシアは相変わらず枯れない桜の木の魔法を諦めきれないって感じで難儀だね。
 で、季節外れのつぼみがひとつ、枯れない桜の枝の先端に……

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第9話)
 公務員試験の問題集を霧にもらってる浩樹。おや、教職一本じゃないのか? ま、どこも教員採用は厳しいんだろうけど……
 理事長に教員見習いと来年の撫子学園への採用を打診されてる浩樹。いや、就職の心配しなくて良い人はいいねぇ。それでも公務員の勉強はするのか? いや、公務員試験ももう終わってる時期じゃないのか? ま、教員免許が取れないって可能性もあるんだろうけどね。
 自分じゃ浩樹に告白できないからって、同じシチュエーションの可奈の小説を読ませて感想を聞かせろと言ってるエリス。そんな回りくどいことしても、浩樹には通じないと思うぞ。
 美術コンクールで特別奨励賞を取ったエリス。副賞はパリの美術学校に1年間留学って特典なんだけど……フランス語がわからないと大変だな(母親がフランス人とか言ってるからフランス語は出来るのかも知れないけど)。学校も留年だし……いや、それよりも1年間浩樹と離れ離れになるのが嫌だってところだろうけどね……
 しかし、赤の使えないエリスの絵に、よく特別奨励賞なんて出たものだね。ま、赤の要らない題材だったのが幸いしたんだろうけど。

◎Angel Heart
 (第9話)
 ホテルのトラップで半数以上の戦力を失った抹殺部隊。こうなったら繁華街に出て手当たりしだい人を殺せって……こうなりゃタダのテロリストと同じだな。しかし、いつの間にかリョウたちに包囲されて、それよりも自分らが追い込まれてる状況になってるとはマヌケね。もうちょっと大量に部隊を動員してるのかと思ったけど、所詮はマフィアの暗殺部隊。本格的に市街戦やるだけの数はいないか。
 リョウに助けられた劉信宏とかいうグラス・ハートの訓練時代の相棒。本部に逃げ戻ってきたチンピラのおっさんを見てスパイだと慌ててるけど……おいおい、李大人の弟を狙撃したのはこいつだってかい。ま、自分とこの組織のボスとも知らず、ただ暗殺計画の黒幕の命令で動いてただけなんだろうけど……
 こっそり組織に狙撃犯の情報を売ろうとしたチンピラのおっさん。それで自分が追われる状況から助かるとでも思ったのかもしれないけど、何か催眠ガスのようなもので昏倒。続いて他の連中も……おいおい、リョウたちが交戦中に本部を襲われてるって、こいつらもマヌケだな。でも、狙いはグラス・ハートじゃなくて劉の方って……さては李大人狙撃の口封じが目的で、抹殺部隊の連中とは別ものみたいね。
 しかし、こいつら、狙撃されたのは影武者だったとは全然気付いてないんだろうな。
 ……とか思ってたら、劉を拉致して行ったのは本物の李大人の手下かい。ようするに叛乱分子の討伐に乗り出してきて、その前にそいつらの指図で弟を狙撃した犯人でありながら娘を守ろうとしてる劉の真意を確かめようとしたってか。
 李大人本人の介入で事態は収束って感じだね。で、失われていたグラス・ハートの名前は「香瑩」ってかい。で、娘と再会してる李大人だけど、これからどうするつもりだ? いや、それよりもやることがあると言って去って行った劉の方が気になるけど……

◎ラムネ
 (第8話)
 貸しと借りが同じでもチャラにはならないって、ガキの理屈はよくわからんね。で、とっくに100は超えてると思うんだけど、ちゃんと言うことは聞いてもらったのか?
 いきなし多恵に呼び止められて放課後の用事を言い付かってる健次。行ってみれば待ってたのは裕美。用事があるなら自分で呼べよ。
 しかし、校外学習にひかりはともかく美空まで潜り込んでて許されるって、いったいどういう学校じゃい。
 行き先は山の中の湖畔だけど、海辺に住んでる連中が着くや否や湖で遊んで喜ぶか? いや、それにしても1人だけスク水の七海って……
 夕食のカレーの味見はひかりと美空。おいおい、美空もひかりと味覚が同じだって、凶悪だね。
 しかし、高校生になってフォークダンスは誰も踊らんだろ。
 結局、裕美の用事ってのは告白だったのか。で、せめて校外学習の間だけでも思い出作りに付き合ってくれって話だったみたいね。

◎舞-乙HiME
 (第8話)
 先週のオルガンの音は何かヤバイ合図だったみたいね。で、怪しげな魔法使いみたいな衣装の人物……
 掃除中のアリカに差し入れに来たイリーナの作ってきた「お掃除くん1号」……馬鹿でかいけど、現在でもあるような単なる掃除ロボットだな。動力に何使ってたのかはわからんけど……演算装置は真空管でも使ってそうだし……
 さりげなくアリカから話を聞きだそうとするシズルだけど、さすがにあのオルガンの音を誤魔化してたらうそ臭いだろ>アリカ。だいたいオルガンの音って現場にいた者しか知らないはずだから墓穴を掘ってるし……
 で、その様子を覗いてるトモエ……またアリカへの嫌がらせでも考えてるのか?
 アリカの前に現れた魔法使い風の怪しげな人物……ミユかいっ! 何か旧知の間柄みたいだけど……で、連れてる小鳥がアリッサ。マシロの飼猫のミコトといい、人間のキャラで出してもらえなかったんかい。哀れね。
 おや、ミユってアリカの出生の秘密を知ってるみたいね。
 マシロとの契約を解除する方法を探しに、ミユのアドバイスで学園の禁書庫に潜り込むことにしたアリカ。ニナも父親が大事そうにしてる写真のオトメのことを知るために協力するとか言ってるけど……
「アリカ。とにかくそれを外しなさい!」
 手拭で頬被りって……お約束だね。いけないところに入る時の正しい格好ってかい。
 どこから取ってきたのか怪しげな禁書庫の鍵を持ってきたナオだけど、それだけでは開かないってことなんだけど……
「開け~~~、イワシ!」
 イワシで開くかいっ! せめてサンマとかアジにしろよ。
 で、禁書庫の正体は移民船時代のコンピューター・データバンクってかい。しかし、使い方がわからなければどうにもならないって話がマヌケね。
 さらにその奥にあった部屋でマリアに見付かってしまってるけど、そこは歴代のマイスターオトメたちの墓。マイスターの代理としてオトメ同士が戦ったってかい。戦争の代わりにオトメ同士で戦い合うって……ガンダムファイトかいっ!
 それにしても禁書庫が真祖の墓とか言ってたけど、飾られてた肖像画がフミ……なんか前作とはマシロと立場を交換したって感じだな。