ま、タイトルは「けろぴーと苺サンデーをめぐる冒険」でも「ぴろと豚まんをめぐる冒険」でも「魔物と牛丼をめぐる冒険」でも「ショールとアイスクリームをめぐる冒険」でも何でも構わないわけですが、とりあえずこれから24回掛けて京アニ版『Kanon』を見ていきましょう。
第1話「白銀の序曲~overture~」
【ストーリー雑感】
吹雪の中を進む列車の中の祐一。そして駅前のベンチで誰かを待ち続けてるけど……そこに現れた名雪。雪が積もってるという名雪に、2時間も待ってるからと答える祐一だけど、近くに屋根のある場所があるんだからそこで待っとけよ。
互いの名前を確認しあう名雪と祐一だけど……「花子」とか「次郎」とか、もうちょっとそれらしい名前の方がって気がするけど、それじゃ名雪が冗談言ってると気付かないだろうからね。
東映版と違って、ちゃんとしたOP付き。『AIR』と同じくゲーム版のOP曲をそのまま持ってきてるんだけど、これってビジネス的にはどうなんだろうね。普通はアニメ版独自の主題歌を作ることで曲そのものの著作権問題の解決とか、商品展開による製作資金の回収とかを図るんだけど……。ま、Keyとの契約しだいではJASRAC管理外の曲ってことで著作権使用料が発生しないならコストの削減にはつながってるのかもしれないけど。
あゆの声で語られる夢だか回想だかのシーン。ま、ゲーム版と同じく祐一の夢って解釈で良いんだろうか。ま、これがある限り、あゆがプライマリヒロインって路線は変わらないんだろうねぇ。
祐一が起きて来たら、名雪が制服が無いって騒いでるところ。秋子さんが洗濯してたって言ってる祐一だけど……学校の制服って自宅で水洗いできるのか。社会人になったらスーツはクリーニングに出すのが普通だからねぇ。
陸上部の部長だからって、冬休み最後の日に練習に出掛ける名雪。どこぞの探偵アニメの女子空手部の主将みたいに名前だけで全然部活動してる様子が無いキャラと違って、ちゃんと部長の務めは果たしてるのね。
名雪を見送る祐一の前に、怪しげに湯の入った鍋を持って現れる秋子さん。祐一はびびってるみたいだけど、空鍋じゃないから大丈夫だろ。 ^_^;
何のための鍋かと思ったら、門扉の取っ手に熱湯をかけて、凍てついてるのを融かすためか。雪国の生活の知恵だね。
水瀬家の前の雪掻きを手伝う祐一。さては、この労働力のために召還されたか。ここでとってつけたように秋子さんの紹介が入るけど、同時に名雪が祐一の従姉妹だともわかる仕掛け。設定知ってたら全然不要なんだけど、これで初めて見る人間もいるだろうからねぇ。
部活から帰って来て祐一に町を案内するという名雪。7年前までちょくちょく来てたんなら不要って気がしないでもないけど、この7年の間に再開発とかで町の様子が変わったりでもしたのか? ま、案内にかこつけてデートしたかっただけかも知れないけど。
どうでもいいが、雪国は違反車のレッカー移動の通知も雪の上に書くんかい。「すべりどめ砂」ってのは雪が融けて車がスリップして動かなくなった時に使うようなものなのかな。
そして学校。新校舎の建ってるところは昔は麦畑だって言ってるけど、これは舞シナリオへの伏線だな。ここで祐一たちが去った後に舞と佐祐理がさりげなく登場。舞が野良犬をかまってたところに佐祐理がやってきたって状況だけど、最後で舞が祐一たちが歩いていってる方を向いてるのが細かいなぁ。これ、気をつけて見てないと、どっちがどっちの方向かわからないんだけど……
校舎の向こうに見える病院を指差してる名雪。いうまでもなく、あゆが入院してる病院なんだけど……その病院話題の間にさりげなく美坂姉妹がすれ違ってるって展開。名雪が香里に気付いてないのは祐一との会話に夢中だったってことだろうけど、香里の方も名雪に気付かなかったのか? ま、名雪が男を連れてたから、彼氏とデートかと思って気を遣って声を掛けなかったって可能性もあるけど。それにしても、この頃はまだちゃんと仲の良い姉妹だったのね。
……と思ってたら、その後、ビル街で香里と北川が声を掛けてきてるって……それじゃ、栞と一緒にいたのは香里じゃなかったのか。しかし、登場早々香里の荷物持ちでこき使われてる北川って……。東映版では学校での登場が最初だから、基本的に私生活で北川の出番は無かったよな。しかし、香里のキャラがずいぶん存在感アピールしてるな。
ビル街に林の光景を見てる祐一。ラストへの伏線だけど、こんなとこに出して来ても誰も覚えてないだろうなぁ。
丘に登って町を見下ろしてる名雪たち。昔よく登ったという名雪だけど、祐一は覚えてない様子。しかし、町からずいぶん離れてる感じがするのに、夕方になってからよく登ったものだね。
キツネを見付けて近寄ろうといてる名雪。さてはこれが真琴か。しかし、こんな人里近くに珍しくも無くキツネが出てくるのか?
スーパーの前で名雪が買い物するのを待ってる祐一にぶつかってきてる鯛焼き泥棒。しかし、何で祐一の手を引っ張って逃げるかなぁ。
喫茶店に逃げ込んだら、鯛焼き屋のおじさんが追いかけてきてる様子。不審に思う祐一に事情を話すあゆだけど……話に出て来た猫って、ピロか? しかし、あゆを追いかけてきてるおじさんだけど、ずいぶん走って来たように思うけど、屋台を置き去りにしてて良いのか? ま、鯛焼き屋の売り上げなんて知れてるから、現金はすべて身に付けてるのかもしれないけど……
最近は物騒だから、ちょっと眼を離したら屋台ごと盗まれてるって状況もありえるけど、たかが鯛焼き数個を食い逃げされたからって追い掛けてたくらいで商売道具全部盗まれたらシャレにならんだろうなぁ。
それにしても、あゆって自分が羽リュック背負ってることに気付いてなかったのか? ま、浮遊霊(生霊)が実体化したようなものだし、それも祐一がこの町に帰って来たのがきっかけみたいなものだと思うから、おそらく意識が生まれた時にはその格好のままでいたってことだろうけど……
あゆに振り回されて名雪との約束をすっぽかしてしまった祐一。鯛焼きの金は出さされるわ、名雪には怒られるわ、散々だな。そういえば逃げ込んだ喫茶店も何も注文せずに出て来たとも思えないし、あゆは無一文だから祐一が払わされたんだろうねぇ。
結局、昨日の名雪の2時間遅刻とで帳消しってことで、名雪の怒りは収まったけど……届いた荷物を開けるのが面倒だからって、名雪に目覚まし借りたのが運の尽きだな。
その夜、祐一が見た夢。7年前にも同じようにスーパーの前で名雪を待ってる間にあゆと出会ってたってことか……
【サブタイトル解題】
毎回のサブタイトルには音楽用語が組み込まれています。第1話だから「序曲」なのは妥当としても「前奏曲」じゃないのは、事前にパイロット版的に発売されたDVDに『プレリュード』が使われてるからでしょうか。
しかし、一般的に「序曲」は単独の独立作品として大きな存在であるにに対し、「前奏曲」は前座的な小品といった感じがします。どっちを選べといえば、パイロット版を「序曲」、第1話は「前奏曲」の方がしっくりする感じがしますね。
その「序曲」の前に付けられた「白銀」はいうまでもなく、北国の雪景色を現しています。もっとも、「白銀」にふさわしい雪景色は、あんまり物語の中心的な光景ではなかったみたいですが……
【使用BGM】
01.「夢の跡」
雪の中、駅前のベンチで名雪を待つ祐一 ~ 名雪との再会
02.「Last Regrets」
OP
03.「約束」
冒頭のあゆナレーションの夢のシーン
04.「2 step toward」
サブタイトル ~ 名雪の着替え
05.「彼女たちの見解」
祐一の雪掻き
06.「雪の少女」
町を案内する名雪
07.「pure snows」
Bパート冒頭、町を見下ろす丘
08.「日溜まりの街」
あゆ登場
09.(『パッヘルベルのカノン』)
逃げ込んだ喫茶店の中のBGM
10.(「日溜まりの街」スローバージョン)
鯛焼き屋に謝罪 ~ 背中の羽
11.「2 step toward」
怒ってる名雪 ~ 仲直り
12.「冬の花火」
夢の光景
13.「風の辿り着く場所」
ED
14.「Last Regrets」(イントロ)
予告
あゆと逃げ込んだ喫茶店内のBGMが『パッヘルベルのカノン』というのが笑わせてくれますが、後はオーソドックスなところ。あゆはあゆ、名雪は名雪とストレートにテーマ曲が掛かってます。
【その他】
東映版では後日談を描いた特典ディスクの『風花』で初めて触れられてたという香里と北川の関係ですが、京アニ版は最初っからくっつけてますか。
2クール続けるならクラスメイト等のサブキャラの充実も必要なんでしょうが、メインキャラ以外はこの2人以外はろくに設定がありませんから、この2人を深めるという選択をとったと思われますが、どうなんでしょうか?
京アニといえば『涼宮ハルヒの憂鬱』でクラス全員分の設定を一応作ってたみたいですけど、さすがにこれはそこまでやってないでしょうし。
『涼宮ハルヒの憂鬱』といえば、祐一の声が東映版と違ってキョンの声に変わってるのはものすごく違和感ありますね。原作ゲーム(PS2版)ではプレイヤーキャラだから声が無いので、別に拘る必要が無いと思ったのかも知れませんが……
それにしても、雪の降り積もる中を2時間もベンチに座り続けたという祐一。確かに絵にはなるんだろうけど、現実的な行動としてはどうかと思いますね。そりゃ、見渡す限りの平原で雪をしのぐ場所がどこにも無いというならわかりますが、そこ普通に駅前の広場だろ。近くに雪を避ける場所はいくらでもあると思うのですが……
ま、幼い頃に別れたままの名雪の顔を見分ける自信がないから、ずっと待ち合わせの約束の場所にいたってことかもしれませんが、そんなのその付近にやってくるそれらしい人影をチェックしてりゃ済むと思うんですか……
第1話「白銀の序曲~overture~」
【ストーリー雑感】
吹雪の中を進む列車の中の祐一。そして駅前のベンチで誰かを待ち続けてるけど……そこに現れた名雪。雪が積もってるという名雪に、2時間も待ってるからと答える祐一だけど、近くに屋根のある場所があるんだからそこで待っとけよ。
互いの名前を確認しあう名雪と祐一だけど……「花子」とか「次郎」とか、もうちょっとそれらしい名前の方がって気がするけど、それじゃ名雪が冗談言ってると気付かないだろうからね。
東映版と違って、ちゃんとしたOP付き。『AIR』と同じくゲーム版のOP曲をそのまま持ってきてるんだけど、これってビジネス的にはどうなんだろうね。普通はアニメ版独自の主題歌を作ることで曲そのものの著作権問題の解決とか、商品展開による製作資金の回収とかを図るんだけど……。ま、Keyとの契約しだいではJASRAC管理外の曲ってことで著作権使用料が発生しないならコストの削減にはつながってるのかもしれないけど。
あゆの声で語られる夢だか回想だかのシーン。ま、ゲーム版と同じく祐一の夢って解釈で良いんだろうか。ま、これがある限り、あゆがプライマリヒロインって路線は変わらないんだろうねぇ。
祐一が起きて来たら、名雪が制服が無いって騒いでるところ。秋子さんが洗濯してたって言ってる祐一だけど……学校の制服って自宅で水洗いできるのか。社会人になったらスーツはクリーニングに出すのが普通だからねぇ。
陸上部の部長だからって、冬休み最後の日に練習に出掛ける名雪。どこぞの探偵アニメの女子空手部の主将みたいに名前だけで全然部活動してる様子が無いキャラと違って、ちゃんと部長の務めは果たしてるのね。
名雪を見送る祐一の前に、怪しげに湯の入った鍋を持って現れる秋子さん。祐一はびびってるみたいだけど、空鍋じゃないから大丈夫だろ。 ^_^;
何のための鍋かと思ったら、門扉の取っ手に熱湯をかけて、凍てついてるのを融かすためか。雪国の生活の知恵だね。
水瀬家の前の雪掻きを手伝う祐一。さては、この労働力のために召還されたか。ここでとってつけたように秋子さんの紹介が入るけど、同時に名雪が祐一の従姉妹だともわかる仕掛け。設定知ってたら全然不要なんだけど、これで初めて見る人間もいるだろうからねぇ。
部活から帰って来て祐一に町を案内するという名雪。7年前までちょくちょく来てたんなら不要って気がしないでもないけど、この7年の間に再開発とかで町の様子が変わったりでもしたのか? ま、案内にかこつけてデートしたかっただけかも知れないけど。
どうでもいいが、雪国は違反車のレッカー移動の通知も雪の上に書くんかい。「すべりどめ砂」ってのは雪が融けて車がスリップして動かなくなった時に使うようなものなのかな。
そして学校。新校舎の建ってるところは昔は麦畑だって言ってるけど、これは舞シナリオへの伏線だな。ここで祐一たちが去った後に舞と佐祐理がさりげなく登場。舞が野良犬をかまってたところに佐祐理がやってきたって状況だけど、最後で舞が祐一たちが歩いていってる方を向いてるのが細かいなぁ。これ、気をつけて見てないと、どっちがどっちの方向かわからないんだけど……
校舎の向こうに見える病院を指差してる名雪。いうまでもなく、あゆが入院してる病院なんだけど……その病院話題の間にさりげなく美坂姉妹がすれ違ってるって展開。名雪が香里に気付いてないのは祐一との会話に夢中だったってことだろうけど、香里の方も名雪に気付かなかったのか? ま、名雪が男を連れてたから、彼氏とデートかと思って気を遣って声を掛けなかったって可能性もあるけど。それにしても、この頃はまだちゃんと仲の良い姉妹だったのね。
……と思ってたら、その後、ビル街で香里と北川が声を掛けてきてるって……それじゃ、栞と一緒にいたのは香里じゃなかったのか。しかし、登場早々香里の荷物持ちでこき使われてる北川って……。東映版では学校での登場が最初だから、基本的に私生活で北川の出番は無かったよな。しかし、香里のキャラがずいぶん存在感アピールしてるな。
ビル街に林の光景を見てる祐一。ラストへの伏線だけど、こんなとこに出して来ても誰も覚えてないだろうなぁ。
丘に登って町を見下ろしてる名雪たち。昔よく登ったという名雪だけど、祐一は覚えてない様子。しかし、町からずいぶん離れてる感じがするのに、夕方になってからよく登ったものだね。
キツネを見付けて近寄ろうといてる名雪。さてはこれが真琴か。しかし、こんな人里近くに珍しくも無くキツネが出てくるのか?
スーパーの前で名雪が買い物するのを待ってる祐一にぶつかってきてる鯛焼き泥棒。しかし、何で祐一の手を引っ張って逃げるかなぁ。
喫茶店に逃げ込んだら、鯛焼き屋のおじさんが追いかけてきてる様子。不審に思う祐一に事情を話すあゆだけど……話に出て来た猫って、ピロか? しかし、あゆを追いかけてきてるおじさんだけど、ずいぶん走って来たように思うけど、屋台を置き去りにしてて良いのか? ま、鯛焼き屋の売り上げなんて知れてるから、現金はすべて身に付けてるのかもしれないけど……
最近は物騒だから、ちょっと眼を離したら屋台ごと盗まれてるって状況もありえるけど、たかが鯛焼き数個を食い逃げされたからって追い掛けてたくらいで商売道具全部盗まれたらシャレにならんだろうなぁ。
それにしても、あゆって自分が羽リュック背負ってることに気付いてなかったのか? ま、浮遊霊(生霊)が実体化したようなものだし、それも祐一がこの町に帰って来たのがきっかけみたいなものだと思うから、おそらく意識が生まれた時にはその格好のままでいたってことだろうけど……
あゆに振り回されて名雪との約束をすっぽかしてしまった祐一。鯛焼きの金は出さされるわ、名雪には怒られるわ、散々だな。そういえば逃げ込んだ喫茶店も何も注文せずに出て来たとも思えないし、あゆは無一文だから祐一が払わされたんだろうねぇ。
結局、昨日の名雪の2時間遅刻とで帳消しってことで、名雪の怒りは収まったけど……届いた荷物を開けるのが面倒だからって、名雪に目覚まし借りたのが運の尽きだな。
その夜、祐一が見た夢。7年前にも同じようにスーパーの前で名雪を待ってる間にあゆと出会ってたってことか……
【サブタイトル解題】
毎回のサブタイトルには音楽用語が組み込まれています。第1話だから「序曲」なのは妥当としても「前奏曲」じゃないのは、事前にパイロット版的に発売されたDVDに『プレリュード』が使われてるからでしょうか。
しかし、一般的に「序曲」は単独の独立作品として大きな存在であるにに対し、「前奏曲」は前座的な小品といった感じがします。どっちを選べといえば、パイロット版を「序曲」、第1話は「前奏曲」の方がしっくりする感じがしますね。
その「序曲」の前に付けられた「白銀」はいうまでもなく、北国の雪景色を現しています。もっとも、「白銀」にふさわしい雪景色は、あんまり物語の中心的な光景ではなかったみたいですが……
【使用BGM】
01.「夢の跡」
雪の中、駅前のベンチで名雪を待つ祐一 ~ 名雪との再会
02.「Last Regrets」
OP
03.「約束」
冒頭のあゆナレーションの夢のシーン
04.「2 step toward」
サブタイトル ~ 名雪の着替え
05.「彼女たちの見解」
祐一の雪掻き
06.「雪の少女」
町を案内する名雪
07.「pure snows」
Bパート冒頭、町を見下ろす丘
08.「日溜まりの街」
あゆ登場
09.(『パッヘルベルのカノン』)
逃げ込んだ喫茶店の中のBGM
10.(「日溜まりの街」スローバージョン)
鯛焼き屋に謝罪 ~ 背中の羽
11.「2 step toward」
怒ってる名雪 ~ 仲直り
12.「冬の花火」
夢の光景
13.「風の辿り着く場所」
ED
14.「Last Regrets」(イントロ)
予告
あゆと逃げ込んだ喫茶店内のBGMが『パッヘルベルのカノン』というのが笑わせてくれますが、後はオーソドックスなところ。あゆはあゆ、名雪は名雪とストレートにテーマ曲が掛かってます。
【その他】
東映版では後日談を描いた特典ディスクの『風花』で初めて触れられてたという香里と北川の関係ですが、京アニ版は最初っからくっつけてますか。
2クール続けるならクラスメイト等のサブキャラの充実も必要なんでしょうが、メインキャラ以外はこの2人以外はろくに設定がありませんから、この2人を深めるという選択をとったと思われますが、どうなんでしょうか?
京アニといえば『涼宮ハルヒの憂鬱』でクラス全員分の設定を一応作ってたみたいですけど、さすがにこれはそこまでやってないでしょうし。
『涼宮ハルヒの憂鬱』といえば、祐一の声が東映版と違ってキョンの声に変わってるのはものすごく違和感ありますね。原作ゲーム(PS2版)ではプレイヤーキャラだから声が無いので、別に拘る必要が無いと思ったのかも知れませんが……
それにしても、雪の降り積もる中を2時間もベンチに座り続けたという祐一。確かに絵にはなるんだろうけど、現実的な行動としてはどうかと思いますね。そりゃ、見渡す限りの平原で雪をしのぐ場所がどこにも無いというならわかりますが、そこ普通に駅前の広場だろ。近くに雪を避ける場所はいくらでもあると思うのですが……
ま、幼い頃に別れたままの名雪の顔を見分ける自信がないから、ずっと待ち合わせの約束の場所にいたってことかもしれませんが、そんなのその付近にやってくるそれらしい人影をチェックしてりゃ済むと思うんですか……