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歩き日記

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きゅは におどんに あえっ よかひ じゃしった。(仁王様に会えた日)

2014年03月05日 | Weblog
山の案内 歩き日記 
 所用で山田町を訪れた。車窓から、鳥居の両脇に仁王像(金剛力士)が鎮座されている。神社に仁王像と不思議だったので立ち寄って説明版を読むと、神仏習合の諏訪神社であった。

 それで、仁王像かと納得して、鳥居をくぐり、諏訪神社を訪ねた。お賽銭箱の前には、線香とローソクが置かれ、屋根は、つっかい棒で支えられ、今にも落ちてきそうだった。

 お賽銭をあげ、手を叩くかどうか、悩んで、静かに手を合わせ祈った。そして仁王像様に挨拶し、顔と体をまじまじと観察、背中に文字が彫られているが、判読できない。

 威厳のある、顔をしていらっしゃる。

 仁王像は、右が阿形(金剛力士像)、左が吽形(力士像)で、説明版によると寛延2年(1749)、今から、265年前に造立されたものである。廃仏毀釈の時、篤信の人々に護られた、貴重な文化財である。

 阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わり、人生の始まりと、終わりを表すと、言われている。

 阿形像は右側、吽像は左側に配置するのが、通例になっている。

 阿形は、怒り、吽形像は怒りを内に秘めた、表情を表すものが多い。こうした造形は、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐ、守護神としての性格を表している。

 一般的な仁王像の左手は、怒りに震える、拳を握り、右手は、金剛杖を握るか、五指を大きく開いている。

 諏訪神社の金剛力士像(右)は、右手に金剛杖を持ち、左手は指を大きく開き、下に向けているように見える。力士像(左)は、左手は金剛杖を持ち、右手は、大きく指を開き、背後の仏敵を威嚇しているように見える。

 きゅは  におうどんに あえっつ よかひ じゃっした。 あいがってこっじゃ                         今日は  仁王様に    会え    良い日  でした。   有り難いことです。 (^_^)v     


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