歩き日記

登山道情報・ウォーキングコース情報・愛犬とのウォーキング・生き物・植物・音楽など

新湯登山道から大幡池に登る

2006年04月08日 | Weblog
山の案内 歩き日記 今日の猫たち
大浪池登山風景

 HPに掲載する「写真で見る登山道」撮影のために新湯登山口から大幡池を目指した。キリシマミズキやシロモジが咲き誇る時期である。自宅を7時出発、7時40分登山口着、8時登山開始。林道を約4km歩き、途中沢を2カ所渡る。林道沿いにシロモが咲いている。満開ではない、キリシマミズキも咲いているが、3月末の冷え込みで花が枯れている。今年は花数も少ない。残念である。

 一番目の沢をレットを抱っこして渡り、2番目の沢にたどり着くと丸太橋がない、一瞬焦ったが、丸太橋の位置が変わっていたのである。ほっとするが、この丸太橋が不安定で慎重に歩いた。もちろんレットは私の腕の中である。この沢を越えると林道とはお別れだ。久々に新湯登山道を歩いた。可なり荒れている、台風14号の影響だろう。この登山道を歩くとなぜかアグネスのことが思い出されて辛い。

 撮影しながらゆっくりと約1.5時間で新燃岳分岐点に着いた。大幡池はまだまだ先だ。お茶を飲みカステラを食べ、暫し休憩。レットがうまそうに水を飲んでいる。可愛い犬である。「いくぞレット」と声をかけ、ザックを背負い、登山開始。登山道沿いにリンドウの花が咲いている。ショウジョウバカマの花も咲いている。可憐な花たちだ。もちろん撮影する。

 新燃岳分岐地点から森の中をしばらく歩くと、獅子戸岳分岐点に着く。分岐点を過ぎるとミヤマキリシマの群落の中を歩く。ミヤマキリシと言えば中岳周辺が有名だが、獅子戸岳分岐点・大幡池コースのミヤマキリシマも圧巻である。

 ミヤマキリシマが両側から迫る狭い登山道を過ぎ大幡山に着く。360度パノラマに広がる霧島山系、都城盆地の絶景を満喫し大幡池を目指した。このコースから見る中岳・新燃岳の美しい稜線、高千穂峰の山容はひと味違う美しさがある。

 約3時間で大幡池に到着。先行組3名。お湯を沸かし昼食。いつ来ても大幡池は神秘的だ。青い空に韓国岳を背景に静かに波打っている大幡池・・・・感動とともにアグネスを思い出しセンチな気持ちになる。

 昼食後、コーヒーを飲み、レットをモデルに大幡池を撮影し下山開始、登山口15時35分着、7時間35分の山行であった。レットはぐったり私もちと疲れた。みやま荘」で温泉に浸かり家路につくこのコースは急坂はないが距離(約13km)とちと長いのである。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿