今日のフォト。 曲のイントロが流れ、この衣装で出て来た時
私はトランポリンの上で跳ね上がるように、舞い上がってしまった。
作詞=阿久 悠、作曲=浜 佳介、歌=島津亜矢。
大好きな曲、「一本釣り」
私は、良太郎が踊る「一本釣り」が、大好き。
赤いかんざし、赤い紅(べに)をさして。
女人禁制の高野山に対して、女性の修行を受け入れたお寺
奈良県・室生寺を舞台に、女の情念を歌う。 ♪女人高野(田川寿美)
通りゃんせ 通りゃんせ
ここは どこの細道じゃ
若い命を 惜しむよに
花が散ります はらはらと
燃えて咲くなら それもいい
枯れて散るなら それもいい
ここは室生寺 鐘の音 ああ・・・
恋しくて 切なくて
女人高野の 風に泣く
今度は立ちで、桜舞う。 ♪みだれ桜(上妻宏光)
寒かろう辛かろう 独りじゃ寂しかろう
桜咲き乱れても 春はまだ遠き空
切なかろう悔しかろう 暗闇は怖かろう
桜散り乱れても 春はまだ遠き夢
なにも知らずに 雲は流れる
上を向いても 涙溢れる
桜よ桜 風に吹かれて
花びらでこの青き空を 埋め尽くせよ
桜 桜 さあ伝えておくれ
愛は 流されはしないと
舞い終わると、舞台中央で、深々とおじぎをする。
黒一色の衣装が、良太郎を一層美しくみせる。
京都の宇治川を舞台に、哀しい女心を歌う。
♪宇治川哀歌。(香西かおり)
遣り水さらさら 蛍が飛び交う
闇を走って あなたに会いに行く
これが最後です あなたに抱かれたら
どこかへ私は 消えてゆきます
♪一本釣り。(島津亜矢)
この曲が流れると、どうにも体が止まらないのが、良太郎ファン。
木馬館では関西のようなノリで、ひとつになれるのかな?と思ったが
何のことはない。 客席はノリに乗っている。
一本釣りだよ♪(万歳) おまえの心♪
凄い、東京も万歳したぞ~♪
正面中央にある、モニターに迫って踊る。
舞台ギリギリ。 私との距離ギリギリ。(笑)
幼なじみの 気やすさだけで
愛だ 恋だに 照れてたけれど
今夜 おとこの 匂いをかがせ
頬を真っ赤に 染めさせる
惚れたよ 惚れたよ
冗談抜きだよ まっしぐら
女人高野、みだれ桜、宇治川哀歌・・・と、切ない曲が続き
最後にドカ~ンと「一本釣り」で、良太郎に釣られる。
外は、雪が降る、雪が降る。
けれど木馬館は、熱い熱い。
大雪の東京だったけれど、ここまで来てよかった。
元気もらって、外に出た。
足元恐くて、ソロソロ歩く。
木馬館、ありがとう。 良太郎座長、ありがとう。