今日のフォト。 マップ片手に、お地蔵さん巡り。
見つけた時は、「ワッ、見っけ」と、とても嬉しい。
それはまるで宝探し。
ブログ「地蔵盆1」からの続きです。
9 法善寺外壁の地蔵尊
大阪市阿倍野区阪南町。
あびこ筋沿いにある、法善寺の外壁に
埋め込まれたお地蔵さん。
中には、4体のお地蔵さんがいました。
お水をお供えして、お揃いの赤いよだれかけをして。
「ああ・・・この祠は、4人家族なんだ」と思う。
10 長楽寺・長楽保育園の外壁の地蔵尊
大阪市阿倍野区阪南町。
保育園併設のお寺さんです。
優しいお顔をされているので、よだれかけの下は
どんなお姿だろうと、思いました。
毎日、園児たちを見て
こんな優しいお顔に、なったのだろうか?
11 親子地蔵尊。
大阪市阿倍野区阪南町。
南北に延びる長い商店街を通り、東に入る。
古いけれど、立派な櫓(やぐら)の祠(ほこら)です。
2体のお地蔵さんが、仲良く並んでいます。
よだれかけは赤地に、白と黄色の花柄。
水戸黄門の 助さん&格さんのような
お帽子を被っています。 とてもよくお似合いです。
長い間、商店街を守ってくれました。
12 延命地蔵尊。
大阪市阿倍野区阪南町。
民家の埋め込み地蔵尊。
自販機との対比が
いつまでも印象に残る、お地蔵さんでした。
13 喜多向地蔵尊。
大阪市阿倍野区阿倍野元町。
子供の校区で、うちから1番近いお地蔵さんでした。
コロナ禍もあり、お地蔵さんは永代供養されました。
子供たちにとって、夏休み最後の思い出の地蔵盆。
ここからお地蔵さんが、いなくなったのは寂しいです。
13 喜多向地蔵尊。(同じお地蔵さんです)
大阪市阿倍野区阿倍野元町。
ママ友もたくさんいて
地蔵盆には、快く写真撮影させてくれました。
河内音頭で、盆踊りを踊って
子供と一緒に、アイスクリームもいただきました。
14 高架下の地蔵尊。
大阪市阿倍野区桃が池町1-7
上写真、左に見えるのが、あべのハルカス。
左、緑のあるところが、阿倍野区の桃ヶ池公園。
JR阪和線の高架下。
左に長く延びるのが、阪神高速松原線。
こんなところに、お地蔵さんがあったなんて。
15 安全地蔵尊。
大阪市阿倍野区阿倍野元町。
阪堺電車、東天下茶屋駅近くの 線路沿いのお地蔵さん。
スレスレで電車が走るのも、嬉しいアングル。
15 安全地蔵尊。(同じお地蔵さんです)
大阪市阿倍野区阿倍野元町。
フェンスに付けてもらった、かざぐるまが風に舞う。
地蔵盆には、お供え物も振舞われて。
コロナ禍でなかったら
きっとみんなで楽しく、集うことができたでしょう。
15 安全地蔵尊。(同じお地蔵さんです)
大阪市阿倍野区阿倍野元町。
普段は、赤い布を掛けて、お地蔵さんを保護。
お地蔵さんの前で、上り電車と下り電車がすれ違う。
背景は、あべのハルカス。
なんてレアなトリプル構図。
神か。 いや、地蔵か。
16 波切不動明王の地蔵尊。
大阪市西成区聖天下。
西宝寺に隣接する、不動明王
水かけ不動さんと呼ばれる、波切不動明王です。
阿倍野区丸山通と、隣接の西成区聖天下。
ここは西成区と知りながら、行きました。
お地蔵さんが、立派なお不動さんと一緒にいると聞いたから。
右端に、赤いよだれかけをして、お地蔵さんが鎮座しています。
16 波切不動明王の地蔵尊。(同じお地蔵さんです)
大阪市西成区聖天下。
ところが8月23日、地蔵盆の夕方、ここを訪れたら
波切不動明王の横に、お地蔵さんがいません。
お地蔵さん、誘拐? びっくりしました。
16 波切不動明王の地蔵尊。(同じお地蔵さんです)
大阪市西成区聖天下。
地蔵盆なのでお地蔵さんは
隣の西宝寺の座敷に、上がり込んでいたのです。
VIP待遇。 祭壇を組んで、一番上に
お地蔵さんが、鎮座しています。
提灯に明かりが灯され、ロウソクにも火が灯り
縁側には、お線香も用意されていました。
「お地蔵さん、嬉しいね。お地蔵さん、よかったね。」
改めてお地蔵さんに、お参りさせてもらいました。
17 あべの天王寺の地蔵尊。
大阪市阿倍野区阿倍野筋。
賑やかな界隈です。
JR、大阪メトロ、近畿日本鉄道、阪堺電気軌道が乗り入れ
1日45万人の人が、乗り降りする。
ファッションビルand
あべのハルカス
ラブホに囲まれた、都会の地蔵尊。
17 あべの天王寺の地蔵尊。(同じお地蔵さんです)
大阪市阿倍野区阿倍野筋。
この近くの駐輪場を よく利用するのですが
ここを通ると、ホッとする都会のオアシス。
ビルの谷間に、こんな一角があるのです。
私の住む街、近隣の街には
たくさんのお地蔵さんが、祀られています。
近年は、御朱印ブームで
御朱印を求める人が、多くなりました。
こうして足元から、大好きな地元から
コツコツ歩いて、地蔵菩薩を巡礼する旅も
悪くはない。
加齢という、重い荷物を背負い
ウイルスの路を歩くには、覚悟もいるし
祈りも必要。
朝陽に手を合わせ、月に手を合わせ
神さまに手を合わせ、仏さまに手を合わせ
お地蔵さんに手を合わせる。
合掌する、静かな余生もまた
乙なものではないか。