マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

小満

2018年05月21日 | 



今日のフォト。 5月21日は、二十四節気の「小満(しょうまん)」


小満とは、あらゆる生命が満ちてゆく時期のこと。
太陽の光を浴び、万物がすくすく成長していく季節です。






            









すくすく成長する、その最たるものは
うちの家の周りに生えている、根性木&根性草。


わずか2cmほどの コンクリートの隙間から生えているシダ。
色つやもよく、生き生きしています。
私からは、1滴の水も与えられず、雨水だけで生きています。









昨年は、玄関の植え込みに生えたヨウシュヤマゴボウですが
今年はうちとお隣とのフェンスのお隣側に、生えてきました。
コンクリートの隙間、2cmほどのところです。









葉も30cmくらいになり、実が付き始めました。
もう少し背丈が延びたら、お隣のエアコンの室外機の風が
直に当たることになるでしょう。









水道メーターのところにも、シダが生えています。









うちとお隣の側溝、2cm未満の隙間から生えてきたヤツデ。
子供のヤツデは、小さい時に、フェンスの穴を潜り抜けて
うちの方に延びて成長しているのです。









実は最初にお父さんヤツデが生えて
それをお隣に来た植木屋さんに伐採され(ピンク丸印)
その後、伐採された横から、お母さんヤツデが生えて来て
子供ヤツデをうちの方へと逃がして、母子で頑張っているのです。


子供ヤツデは、青々した葉っぱで30cmもあります。
もちろん雨水だけで生きています。









玄関の植え込みの母子草も、よく咲いてくれました。
そろそろお終いです。


根性木&根性草の逞しさには、頭が下がる。
一生懸命、生きているのですね。









七十二候=小満初候。 蚕起食桑。(かいこおきてくわをはむ)


蚕が桑の葉をたくさん食べて成長する頃。
人々の暮らしを支えていたため
昔は、「おかいこさま」と、敬称で呼ぶ地域もありました。









七十二候=小満次候。 紅花榮。(べにばなさかう)


辺り一面に紅花が咲く頃。 紅花は古代エジプト時代から
染料として使われていました。 花びらの水に溶ける黄色の色素と
水に溶けない赤い色素から、紅色が作られます。









七十二候=小満末候。 麦秋至。(むぎのときいたる)


麦が熟し、たっぷりと金色の穂を付ける頃。
百穀は成熟する、麦にとっての「秋」です。


この時期に、穂を揺らしながら吹き渡る風を「麦嵐」
また、降る雨を「麦雨」と呼びます。









旬のものとしては、「潮干狩り」


旧暦の15日頃は、潮の干満の差が大きく「大潮」と呼ばれます。
この時期は、多くの貝が見つかりやすいとされています。
熊手とバケツを持って、皆で楽しく潮干狩り。









5月21日は、二十四節気の「小満」
命ある全てのものが、太陽の恵みのもと、成長してゆく。
美しい緑に、心まで洗われる思いがする。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする