今日のフォト。 1月30日撮影。
阪堺電車、住吉公園駅は、2016年1月30日
103年の歴史に幕を下ろしました。
「日本一終電の早い駅」と、親しまれてきた阪堺電車の
「住吉公園駅」が、30日の運行を最後に、廃止となりました。
朝からたくさんの鉄道ファンが、詰めかけました。
隣接の建物の上から、踏切から、1番電車が来るのを待っています。
報道陣たちも、1番電車が来るのを待っています。
鉄ドルの斎藤雪乃さんも、来ています。
さて、やって来る1番電車の車体は。 ワクワク&ドキドキ。
ワォ~!!と、鉄道ファンたちの歓声。
モ161形161号、日本最古の現役車両です。
乗客が降りています。 セレモニーであっても、日常です。
土曜日、午前7時44分の始発です。
今度はホームで待っていた人たちが、乗り込みます。
斎藤雪乃さんも、1番電車を撮っています。
レアで、レトロな電車に乗るのは、嬉しい。
2番電車が入って来ました。
写真に撮っても、可愛らしい黄金糖の電車。
黄金糖の会社は、大阪市住吉区にあるから、今日の晴れ舞台に
この電車が選ばれたのかな?と、思ってみたり。
午前8時8分、2番電車の黄金糖が出発。
斎藤雪乃さんも、ホームの端で撮っています。
3番電車は、アドベンチャーワールド。
絶対に、これは入っていると思いました。
子供たちが大好きだから。
アドベンチャーワールド号には、こんな幕も。
報道陣、脚立バンバン。
午前8時20分、天王寺駅前行、出発。
斎藤雪乃さん、見えなくなるまで、電車を見送る。
テーブルに、花束が用意されました。
4番目の電車が入って来ました。
1番電車として出発した、「モ161形161号」です。
みんなが、この旧型車両で、最後を飾りたいと思っていたはず。
報道陣、脚立マックス。
この日、電車のホームは、入り口少しだけが一般の見学者で
あとは全て関係者のスペースで、多くの見学者は
1番ホームの線路に下りて、見学していたのです。
脚立に乗った足と足の間から、「赤色の行先表示板」が見えました。
1番電車の時の行先表示板は、白でした。
こんなところまで、粋な計らい。
まもなくこの駅から最後の終電を運転する、運転士さんへの花束贈呈です。
ホームの下の線路からでは、見えるはずありません。
オッと、スクープ。(笑)
いよいよ「日本一早い終電」の出発です。
警笛が鳴る。 拍手と、「ありがとう」の声が聴こえてくる。
約100人が乗り込んだ最終電車から、手を振る乗客。
次の停車駅は、200m先の「住吉駅」
そしてこの住吉公園駅は、廃止となる。
ホームでは、戦時中に空襲に備えた防火水槽に、金魚が飼われていました。
住吉大社の夏祭りの 金魚すくいの金魚を客が、入れて行ったという。
この金魚たちも、大阪市立茨田(まった)北中学校に
引き取られることが決まったそうです。
最終電車が去った後のホーム。
1月30日の住吉公園駅。
セレモニーが終わった後も、グッズなど求める人で、長蛇の列。
103年の歴史に、幕が下ろされました。
さようなら、住吉公園駅。
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