マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

一通の手紙

2005年08月02日 | 私の想い
tegami050802

一通の封書が届いた。
「認定NPO法人日本アニマルトラスト」という
身に覚えのない団体からだった。
「何だろう?」と思って封を開けた。
中からお礼状と共に寄付金の領収書が出てきた。

よ~く考えてやっとわかった。

ハンドルネームで呼び合う仲間の猫さまは
動物愛護団体に入っている。
猫さまはその仲間たちと毎晩
地域猫にフードを与えに公園へ行っている。
お遊びでどんなに帰宅が遅くなっても、雨の日も風の日も。
「猫が待っているから」と必ず行く。
そのフード代はすべて自前である。

私は何もお手伝いが出来ないから
せめてフードを買う足しにしてと彼女に会う度に
1000円ずつカンパして来た。
時には忘れる時もあったし、私も規則性なく渡していた。
どうやらそのお金が少し貯まったので猫さまが
「認定NPO法人日本アニマルトラスト」というところに
寄付をしてくれたようだ。
私はあくまでも「あなたの自前のフード代にして」と言ったのに。
彼女はそんな人だ。

「認定NPO法人日本アニマルトラスト」とは動物の孤児院。
何らかの理由で飼い主を失くした動物や
ノラちゃんたちを保護して育てている団体のようだ。
ネットで検索して、食い入るようにそのHPを見た。

ここはみんなの寄付金で支えられている団体のようだ。
30人以上のスタッフと1500人の会員と50人のボランティアと
1万人以上の協力者で構成されていて
ここには約500頭の動物がいる。
そして殺処分撲滅を目指して活動を続けているようだ。
関係者には頭の下がる想いがする。

私など自分ちの猫は猫かわいがりしても
地域猫のお世話もしない勝手猫好き派。
本当に恥ずかしいと思う。

地域猫やこの団体にいる孤児の動物たちに
早く優しい里親が見つかるといいなと思う。
考えさせられたサイトであった。

これからも猫さまへの1000円カンパは続けていこう。
言葉なき孤児の動物たちが
幸せな生涯を過ごすことが出来るようにと。

嬉しい一通の手紙だった。




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