先生「教科書○ページ、『冬景色』を見ながらCDを聞きます。」
児童 教科書の歌詞を見ながら、!・2・3番通して曲を聞く。
先生「曲を聞いて、冬のどんな様子が、頭に浮かんできましたか。」
児童「なんかよく分からない・・・」
先生「そうだね、普段使わない言葉がたくさん出てきたね。この詞を みんなが分かるように、どんな意味なのかを書いたプリントを配ります。もう一回、CDをかけるので、プリントを見ながら聞こう。」
児童 プリントを見ながら、もう一度、3番まで通して曲を聞く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/6c/9345e5ebbab0cabd5546c75b1a4cf3c2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8e/f192241282ad95f1456e09c66bc08108.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/db/4b20941c81ab0348341240ad5cd087c1.jpg)
先生「書いてある意味を追いながら、聞くことができましたね。次に、この意味を読んでみよう。」
児童 先生の読むのに合わせて、一緒に読む。
先生 「霜」「水鳥」「麦踏み」「雲が低く垂れこめた」「夕闇」など必要に応じて詳しく説明する。
「では、この歌詞のだいたいの様子が分かったところで、歌を覚えて歌ってみよう。
プリントは机の上に置き、教科書を手に持って、歌えそうなところから小さな声で歌っていこう。」
児童 CDに合わせて、それぞれが、歌えるところを歌う。(ここまでに、3番×3回=9回同じ旋律を聞いている。多くの児童は、歌えるようになっている。)
先生「今度は、CDなし、伴奏なしで、メロディーをていねいに追いながら歌ってみよう。」
児童 先生の声、他の児童の声を聞きながら歌う。
先生「しっかり、歌えるようになっていますね。
ここで、問題です! これから、先生がある言葉を出します。その言葉が、1番の冬の様子なのか、2番なのか、3番なのか当ててください。言葉を出した後に、『何番ですか?』と聞くので、指で何番か示してね。
では、第一問!この言葉です。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/93/7f5195eeea732ca98773b7008018317a.jpg)
先生「何番ですか?」
児童 指を2本出す。
先生「正解は、2番です。」
児童「やったー!」「やっぱりね。」
先生「歌詞のどの言葉から、『ポカポカ』だということが分かる?」
児童「はい、『げに小春日の のどけしや』です。」
先生「そうだね、冬なんだけど、日差しが暖かくて、ポカポカなんだね。
第二問!この言葉です。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/9a/9e4bf5a81bea1f955ca96267df8df0f6.jpg)
先生 上記のように進めていく。
*他に以下のような言葉を問題に出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/60/1c/03ca50e366c0614625c2f7948f2c397e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/67/bd650cf4c04b9417ff55df36c3cbac29_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/fe/efd99dfe5fd8eb5d616447d65cf90ce1_s.jpg)
先生「みなさん!すばらしい!全問正解ですね。最初は、何を歌っているか分からなかったけれど、今はどんな様子を歌っているか、頭に浮かべることができるようになったね。
今日の最後は、ピアノ伴奏に合わせて歌います。教科書を持って、ピアノの周りに来ましょう。」
この授業では、擬態語(ものごとの状態やようすなどを感覚的にあらわしたことば)と擬音語(物の音や動物の鳴き声などをまねてつくったことば)をつかって、実際に経験していないことや知らないことを心の中に思い浮かべる活動をしました。
児童の生活に、港はない、船はない、麦畑はない、野辺の里もない・・・さぁ、どうやってこの歌の世界を想像させたらいいのだろうと悩んだ末に考えたのが、この擬態語、擬音語クイズです。
たとえば「ポカポカ」という様子を表した言葉が、歌詞のどの部分に出てくるのかと考えるとき、児童の頭の中には、「ポカポカ」の感じが浮かんでいます。その感じを言葉とドッキングさせて記憶すれば、ひとつの風景が出来ると思います。
この歌は、景色の中にいる自分というより、1枚の絵画または写真の風景に向き合っている自分のような気がします。情景だけが描写され、その情景についての思いや感情は入っていません。
なので、歌う時、1枚目の絵「冬の水辺の朝」静・寒、2枚目の絵「冬の畑の昼」暖・動、3枚目の絵「冬の里の夕方」荒・暗というような3枚の絵が頭に浮かぶといいのかなぁと・・・
この歌の旋律の9小節目から12小節目が、すてきですね。(ここだけ他の旋律とリズムが違います)「たーだ」と一回下がってから、「みずとりの」と一音ずつ階段を上り、「こーえ」と高音で解放される感じが好きです。ここにメゾフォルテが付いていますね。
そして、この高みでみせた動きが、最後の4小節でまた静かな旋律に戻るところが、グッときます。
児童 教科書の歌詞を見ながら、!・2・3番通して曲を聞く。
先生「曲を聞いて、冬のどんな様子が、頭に浮かんできましたか。」
児童「なんかよく分からない・・・」
先生「そうだね、普段使わない言葉がたくさん出てきたね。この詞を みんなが分かるように、どんな意味なのかを書いたプリントを配ります。もう一回、CDをかけるので、プリントを見ながら聞こう。」
児童 プリントを見ながら、もう一度、3番まで通して曲を聞く。
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先生「書いてある意味を追いながら、聞くことができましたね。次に、この意味を読んでみよう。」
児童 先生の読むのに合わせて、一緒に読む。
先生 「霜」「水鳥」「麦踏み」「雲が低く垂れこめた」「夕闇」など必要に応じて詳しく説明する。
「では、この歌詞のだいたいの様子が分かったところで、歌を覚えて歌ってみよう。
プリントは机の上に置き、教科書を手に持って、歌えそうなところから小さな声で歌っていこう。」
児童 CDに合わせて、それぞれが、歌えるところを歌う。(ここまでに、3番×3回=9回同じ旋律を聞いている。多くの児童は、歌えるようになっている。)
先生「今度は、CDなし、伴奏なしで、メロディーをていねいに追いながら歌ってみよう。」
児童 先生の声、他の児童の声を聞きながら歌う。
先生「しっかり、歌えるようになっていますね。
ここで、問題です! これから、先生がある言葉を出します。その言葉が、1番の冬の様子なのか、2番なのか、3番なのか当ててください。言葉を出した後に、『何番ですか?』と聞くので、指で何番か示してね。
では、第一問!この言葉です。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/93/7f5195eeea732ca98773b7008018317a.jpg)
先生「何番ですか?」
児童 指を2本出す。
先生「正解は、2番です。」
児童「やったー!」「やっぱりね。」
先生「歌詞のどの言葉から、『ポカポカ』だということが分かる?」
児童「はい、『げに小春日の のどけしや』です。」
先生「そうだね、冬なんだけど、日差しが暖かくて、ポカポカなんだね。
第二問!この言葉です。」
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先生 上記のように進めていく。
*他に以下のような言葉を問題に出す。
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先生「みなさん!すばらしい!全問正解ですね。最初は、何を歌っているか分からなかったけれど、今はどんな様子を歌っているか、頭に浮かべることができるようになったね。
今日の最後は、ピアノ伴奏に合わせて歌います。教科書を持って、ピアノの周りに来ましょう。」
この授業では、擬態語(ものごとの状態やようすなどを感覚的にあらわしたことば)と擬音語(物の音や動物の鳴き声などをまねてつくったことば)をつかって、実際に経験していないことや知らないことを心の中に思い浮かべる活動をしました。
児童の生活に、港はない、船はない、麦畑はない、野辺の里もない・・・さぁ、どうやってこの歌の世界を想像させたらいいのだろうと悩んだ末に考えたのが、この擬態語、擬音語クイズです。
たとえば「ポカポカ」という様子を表した言葉が、歌詞のどの部分に出てくるのかと考えるとき、児童の頭の中には、「ポカポカ」の感じが浮かんでいます。その感じを言葉とドッキングさせて記憶すれば、ひとつの風景が出来ると思います。
この歌は、景色の中にいる自分というより、1枚の絵画または写真の風景に向き合っている自分のような気がします。情景だけが描写され、その情景についての思いや感情は入っていません。
なので、歌う時、1枚目の絵「冬の水辺の朝」静・寒、2枚目の絵「冬の畑の昼」暖・動、3枚目の絵「冬の里の夕方」荒・暗というような3枚の絵が頭に浮かぶといいのかなぁと・・・
この歌の旋律の9小節目から12小節目が、すてきですね。(ここだけ他の旋律とリズムが違います)「たーだ」と一回下がってから、「みずとりの」と一音ずつ階段を上り、「こーえ」と高音で解放される感じが好きです。ここにメゾフォルテが付いていますね。
そして、この高みでみせた動きが、最後の4小節でまた静かな旋律に戻るところが、グッときます。