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ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

忘れがたき♪ふるさと 3

2014-09-24 22:03:28 | 日記
先生「教科書を置いて、黒板の歌詞カードを見ながら歌います。」
児童 自分の席から前に移動して、1番を歌う。

 

先生「♪うさぎおいしかのやま~こぶなつりしかのかわ~まで、メロディーの大きな流れを感じながら歌おう。」歌詞カードのメロディーライン(色マジックで書いてある)をたどって歌いながら、指示する。
児童 ♪かのやま~まで少し上っていく感じで歌い、♪かのかわ~で一区切りつけて落ち着く感じで歌う。
先生「すばらしい!大きな流れができた。♪かのやま~がきれいに響いているね。

   ♪ゆーめはいーまもめーぐーりーてまで、リズムを手拍子しながら歌ってみよう。」
児童 手拍子しながら歌う。
先生「では、手拍子だけ。」
児童 先生がメロディーをピアノ演奏しているのに合わせて、手拍子する。
先生「さっき歌った大きな流れのメロディーと今、手拍子したメロディーと違うのが分かる?」
児童「リズムが速い動きになった。」「八分音符かな?がたくさん出てきた。」
先生「その動きを感じながら歌ってみよう。」
児童 手拍子なしで歌う。

先生「最後の♪わすれがたきふるさと~はどんな感じで歌いたい?」
児童「曲の山だから、盛り上げて。」「ふるさとは、忘れられない大切なものと思って。」「ふるさとに帰りたい!!という気持ちを強く出して。」「『わすれ』のところを一言一言ていねいに、長めに。」
先生「ふるさとに対する熱い思いを歌いこむんだね。やってみよう。」
児童 最後の8小節をつなげて歌う。
   先生の伴奏に合わせて、1番を通して歌う。


 この授業の前に、子音をなくして、母音だけで歌ってみました。(劇団四季みたい?)そうしたら、口の開け方に気をつけて歌い、言葉が明瞭になり、声の響かせ方もよくなりました。

 歌の学習と同時に、リコーダーの二重奏にも挑戦しました。


 リコーダーでも、歌うように演奏できるといいですね。

 何年か前には、3人の方の「ふるさと」表現の聴き比べをしたときに、おまけで、『日本一短い「家族」への手紙』から、6つの手紙を印刷しました。その短い手紙から見えてくる離れた家族へのあたたかい想いに、いつも、ジーンとして目がうるうるしてしまいます。
 この「ふるさと」という歌は、故郷を離れた者がふるさとやふるさとにいる人を思っています。この短い手紙には、ふるさとにいる人が、ふるさとを離れた人を思っているものがあります。
 ひとりで頑張っている家族を思う、ふるさとで暮らす家族を思う。家族って互いに思い合う、すてきな存在なんだなぁ・・・




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