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今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

聖女リタ

2006-09-05 17:23:41 | Weblog
心配してコメントくださったお友達のみなさん、ありがとうございます。
早くお返事したいのですが、なかなか・・・。もうちょっと待っててくださいね。
今日は、ちょっと心の洗われるお話です。


昨日、梱包材を買いに出た際に、ふいに思い立って近所の教会へ立ち寄りました。
正確には、その、一度も入ったことのない地味な教会の前を通り過ぎ、
そこが「聖女リタ」のための教会であることを突然に思い出し、思い切って
入ってみたのでした。
クリシー大通りにあるその教会、教会というよりはむしろ「○○会館」
という名前が相応しいような外観で、入り口脇には聖女リタを描いた絵
が飾ってあります。

聖女リタは“絶望した女性、もしくは娼婦のための聖女”とされている、と
以前から聞いていたのですが、実際はどんな方なのでしょうか。
十字架から放たれる光の当たった彼女の額には、トゲが刺さっています。
教会内に入ると大きなステンドグラスが1枚あり、それもまた聖女リタの
肖像となっており、額に小さな赤い傷跡が描かれていました。

額に傷を受けた、聖女リタ。聖母マリアに次いでの人気だそうです。
なぜ彼女がここまで慕われるのでしょうか。
家に戻って検索をしてみたところ、彼女の人生はとても苦しく悲しい
ことの連続であったが、常に神を信じて祈りを忘れないでいて、そして
その願いはかなえられ続けたから・・・という感じの内容が出てきました。
(気になる方は、ぜひ検索して調べてみてくださいね。いろいろな方が
サイトで書かれています。)

教会を出て目的のお店に向けて歩きながら、ふとわたしの額にも傷跡が
あったことを思い出しました。
聖女リタとおなじく、ちょうど額の真ん中です。
わたしも彼女のように、常に人を恨むことなく、現状をあるがままに
受け入れ、そして信じる気持ちを忘れないでいたい・・・そう思いました。

聖女リタにささげる祈りのことば(フランス語)



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聖女リタに関する簡単なお話と、日本語の祈りのことばが載ってるサイトです。

もうちょっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

「聖女の条件―万能の聖母マリアと不可能の聖女リタ」
竹下節子著 2310円
(聖女リタに関する話が載っている本です。いつか読んでみたいです。)

報告です。

2006-09-04 18:36:31 | Weblog
心配して下さっているみなさんへ。
報告記事を先ほどUPしました。

週末はなんだか調子悪く過ごし、なかなか報告記事が書けずにいました・・。
でも、おかげさまで、精神的には大丈夫です。
全部片付くまでまだ時間がかかるけど、少しずつ、元通りになっていきます。

気晴らしに

2006-09-01 16:43:08 | Weblog

みなさん、いろいろメッセージを残してくださって、ありがとうございます。
読んで、励まされています。

現在、気晴らしに・・・オシゴトしてます。
近々販売を予定しているピンバッジの、写真撮影やら何やらです。
どんなものを売っているのか、ちょっとご紹介しますね。

上の写真、VOLVOのピンです。
わたしは車好きでは無いのですが・・・色といい、形といい、質感といい、
全てにグッときます。
こんなのスーツにさりげなくつけておいたらカッコイイと思いません?(笑)


こちらはフランス警察のです。
書かれている年号からして、200周年記念か何かで配られたものでしょうかね。


こちらは、ブルターニュの街、ナント市のトラム(路面電車)のピンです。
ぞうさんの下が黄緑色になっているのは、トラムの線路のところが芝生
になってて、その芝生地帯の中に2本レールが走っているからなんです。
けっこう細かいところもちゃんとデザインされてるピンです。
(miraさん、いかがですか?笑)


これは、夏になったら放送されるフランスの番組のピンです。
「Fort Boyard」
かつて軍事目的で作られたという海の中に建つ孤独な要塞をテレビ局が
買い取り、中を改造して、知力・体力を競うゲームを行っているんです。
今年も放送されてました。


こちらは、レ島(レという名の島があるんです)の塩田の様子。


こちらは、ちょっと変わった陶器製のピン。

裏面に LIMOGES (リモージュ)とあるし、白磁なので、リモージュ焼き
と思って良いのでしょう。


この怪しげな可愛さは、何なんでしょうね。(笑)
上に吊り下げられる部分があるけど、でもピンバッジです。
裏面には1972の数字が。時代を感じさせますねー。


これはクラッカーの宣伝。
なんとなく、佐藤雅彦のCMキャラを思い出させる感じ・・・。
(ポリンキー♪・・ポリンキー♪・・・)


これらの販売に絡んだ、オシゴト用のブログを持っています。
ヤフーブログには「ファン機能」というのがありまして、ファンのみ閲覧
できる記事が掲載できるのです。それを利用して、ヤフオクでのお得な
先取り情報を発信しています。
ヤフオク販売が気になる方はぜひ、ヤフーブログを作って、わたしのブログ
を「ファン登録」してみてください。
そうすると、わたしのブログの「オークション書庫」内の閲覧可能な記事が
ドッと増えますから。


今日の結果

2006-08-31 20:51:15 | Weblog
みなさん、ご心配おかけしてます・・・。
ここで沢山勇気をもらって、今朝、行ってきました。

結果から言うと、やはり心拍は見えず、胎芽もまったく成長を見せて
いませんでした。
明日、かかりつけの婦人科医と話をする機会があります。
そこで全てを判断することになります。
(詳細を知りたい方は こちら を読んでみてください。)

みんなに勇気をもらったおかげで、涙も無く過ごせています。
ありがとう~。

今は、少しずつ、7月から始めたオシゴト(オークション)の準備を
再び進めていこうと思ってるところです。

袋、完成。

2006-08-30 23:32:48 | Weblog
みなさん、メッセージありがとうございます。
読んでると涙が出そうになってきたりして・・・
あれこれ考えてるとお返事なかなか書けず・・・ごめんなさい。
そしてありがとう。心に染み入ります。


昨日写真を載せた、作りかけの袋が完成しました。
思い通りにできたので、ちょっと自慢です。

内側に、お決まりのタグをつけました。


台形のような不思議なカタチをしたこの袋、
こんな、だらりとした姿も気に入ってます。

物を取り出す時には、中を覗き込んで探すのではなく、ごそごそと
手探りです。
(口の部分をわざと少し狭くしているので。)

これで、おでかけするのが楽しくなります♪

でも明日は検査の日。このカバンでは小さすぎて行けません。
いつも沢山書類を持って行くので・・・。
そして明後日は、かかりつけの婦人科医と話をする予定です。
結果はまた報告しますね。
いつも考えてくれていて、本当にありがとう。
Moi aussi, je pense à vous...

諦めるのはまだ

2006-08-29 21:39:56 | Weblog

みなさん、いろいろとありがとう・・・。
お祝いメッセージに続いて、励ましの言葉を送ってくれて、ありがとう。
そして、影ながら願いを込めてくれているみなさん、ありがとう。

先ほど、同じ妊婦仲間のRさんから励ましメールをもらって、思いました。
諦めるにはまだ早すぎると。
まだ結果は出ていないのだから。
もうしばらく、元気を持って待ってみることにします。
精神的にもつらく、肉体にその影響が出てしまうのでなかなかやりきれない
ものがありますが、そうは言ってもフィルムのように早回しにできるわけ
じゃなし。待つしかないのですね・・・。

比較的調子の良い時に、こんなことをやっています。

これは、そのうち手提げ袋になる予定です。
一本一本植えるようにして、刺繍をしていきました。
集中力がなかなか続かないのが・・・問題ですが。

みなさんのブログになかなか遊びに行けないし、お返事なんかもなかなか
書けていないですが、どうぞお許しを~。
もうしばらく、こんな感じが続きそうなんですが・・・。


ヴァカンス明け

2006-08-22 15:23:02 | Weblog

お友達のみなさ~ん!
随分と長い間、ブログを書いてなかったですね・・・(汗)ごめんなさい。
ま、たまにはこういう時期もあるぞ~ということで。(笑)

夫・実家への短いヴァカンスから戻り、夫は月曜から「いつもの生活」に戻り、
さっそくうんざりした顔で帰宅してます。まぁ、誰も皆一緒ですね、これは。

ところで、どうしようか迷った挙句、やっぱりみんなにお伝えすることに。
ようやく、妊娠しました~。今、7週目くらいです。
まだまだ不安定な時期にあり、去年と同様にわずかに出血が続いているので
なかなか安心できないのですが、それでも、ようやくわずかに心拍を確認
することができて、少しだけ、可能性を信じることができるようになりました。
ただいまつわりの真っ最中なので、なかなかブログを書くことができずに
いるんです。あれもこれも話したいなーと思っていることが、頭の中で
通り過ぎてゆくぅ~~~。

あ、そうそう、今日はわたしたちの結婚記念日でもあります。(笑)
4年前の今日、結婚したんですねぇ。
来年は夫も40になるし、月日の過ぎるのは早いです。

今後も、スローペースながらもブログ更新していきたいと思っているので、
みんな~、よろしくね~。


ヒロシマ・ノート

2006-08-10 15:43:11 | Weblog

ヒロシマ・ノート
大江健三郎氏の著作です。

戦後10~20年ほど経った、60年代~70年代の広島市を著者が何度も
訪れた際に書き留められた記録の本。
わたしはまだ半分ほどしか読んでいないのですが・・・。

戦後ほんの20年ほどの頃にすでに、政治に動かされた平和運動が起きて
いたと言うのです。まだまだ多くの方が、病院の中で苦しんでいた時期に。

この本、去年の夏に帰国した際に、平和記念資料館の売店で買いました。
この資料館、入館料が大人50円なのです。
「そういえば、昔、修学旅行で行ったなぁ~」なんておっしゃる方も、今後また
機会があればぜひ、平和記念資料館に行ってみてください。展示品が多い
ので全部を見ていると半日つぶれてしまいますが、きっと、以前見た時とは
また違う部分が見えてくると思います。

50円。
何度も何度も来てもらえるように、との思いを込めた金額設定なのでは
ないかと思います。


日の丸・君が代

2006-08-10 00:09:03 | Weblog

今年はみごとに、8月6日の到来を忘れていました・・・。
最近毎日が別のことで頭がいっぱいな状況なのできっとそのせいです。
あと、外のお天気もあまりよろしくないことも。
やはり、8月6日の朝は、晴れて暑くなければ。
ミーンとかジーとかセミの声がうるさく聞こえてくる中、毎年、広島市長の声
を聞いていたから。(実家にいた頃のことです。)

スポーツの大会などで日本が優勝すると、「国歌」として「君が代」が流れる。
「国旗」として「日の丸」が掲揚される。
さすがにこの瞬間で「君が代」を口ずさんだり、日の丸を見て胸に手を当てる
日本人はものすごく少数派だとは思うけれど、多くの人がその状況をいわば
黙認して、これをすでに「国歌・国旗」として受け入れている。

ハンガリーで君が代が流れたことをバイアリーさんやそのみさんのブログの記事
で知り、遅ればせながら、日本の人たちががんばっていらっしゃることを
知りました。そのことについては非常に嬉しく思うのですが・・・
その象徴として、「君が代」なんですよね。

広島県において、この「君が代」と「日の丸」は、一時期とても大きな問題を
うみました。

今現在はどうなんだろうか。
わたしが小学生低学年の頃には、日の丸の旗を学校でも使用していたし、
「君が代」も歌っていた。しかし、いつ頃からだろうか?全く登場しなくなった。
父が言うには、政治的な理由だったのだそうで。
日本の学校教育は、ことごとく政治に左右されているらしい。
そして・・・もう10年近く前のことになるのか?いつだったかハッキリとは
覚えていないけれど、広島県の地方の学校の校長が、「日の丸・君が代」に
反対をして、自殺をした。
黙認して受け入れることへの危険性を、命を呈して訴えた。
結局、校長の自殺という事件として扱われた程度で、肝心の「日の丸・
君が代」問題は今や当然のごとく消えうせてしまっているのだろうか。

なぜ「日の丸の掲揚」「君が代斉唱」にそれほどまでに反対するのかが
わからない方は、君が代の歌詞一言一言を思い出していただきたい。
天皇を崇め奉る言葉に満たされていて、“君が代(天皇の時代)”が
永く永久に続きますように、との願いが込められた歌詞。
子どもの頃には何も考えずに歌っていたが、父にその意味を聞かされた瞬間、
寒気がした。
(この歌詞自体は和歌であり、そして曲は日本古来の音階からオーケストラ
にしてあるので、日本文化の象徴と考えられるとは思うのですが・・・その歌に
込められた意味があまりに重すぎるのです。)

天皇を責めるとかいうのではなく、今の日本に、これが「国歌」として相応しい
のかどうか?という問題。
日の丸の旗をかかげて、天皇を崇拝する心を利用して、かつて日本は
戦争をした。狂気の沙汰だったと思う。

自殺した校長は、何を思ってのことだったのだろうか。
きっと、それを考えてから行動におこすまでずっと、悩み続けていたと思う。
残される家族のことを考えて。
それでも、命をかけて言いたかったことがあったのだろう。
広島の後世の子どもたちを守りたかったのかもしれない。
(不本意ながらも子どもたちにそれを強制することは、洗脳に等しいと考えて
いたのが、広島の教員たちです。)

この校長先生が亡くなられた当時は、ちょうど「日の丸・君が代」が国旗・国歌
として正式に定められるという法案が決められた頃で、それに唯一反対していた
広島県の教員たちも教育委員会からの圧力で徐々に勢力を弱められ、
受け入れざるを得なくなったのです。(それまでは、生徒たちに「日の丸・君が代」
の危険性を少しずつでも説いていたのに、全く別のことを教えなければならない
方針となったのです。)
この校長先生は、一通の遺言を残されて、亡くなられました。

自分の中の軸が、マスコミや政治によって揺り動かされることのない、
まっすぐな人は、一体どのくらいいるのだろうか?


8月6日の広島市内の様子を、去年、平和資料館の中で考えてみた。
小汚い格好で、どうしようもない顔をして座り込む人たちをとらえた1枚の
写真が展示してあり、それがわずかに1枚だけ撮影された、当日の朝の写真
だと書いてあった。報道者は、報道の義務があるとしてその一枚目を撮影した
のだけれど、そのレンズの向こうに広がる悲痛な叫びのような顔を見て、
ようやく1枚は撮影したものの、思わずレンズをそむけてしまったのだと言う。
このヒロシマのことはもうすでに過去の記録となってしまっているけれど、
今現在も、政治的(もしくは宗教的)理由で生命の危機にさらされている
人たちがいるのだから、日本の「日の丸・君が代」問題も軽く考えては
いけないのではないかと思う。


「誰でもピカソ」を観よう!

2006-08-08 13:39:24 | Weblog

みなさ~ん、このブログを読んでる人、老若男女問わず、お時間ある方は
8月11日(金)(22時~22時54分) TV東京 で放送の、
たけしの 誰でもピカソ」を観てみてくださいっ!

なんと、カミロボの製作者、安居くんが出ます!
(くどいようですが、わたしのかつてのクラスメイトです~)
みんなで安居くんを応援しよう!

・・・とはいえ、肝心のワタシは遠すぎて観れないのであった。(涙)
なのでみなさん、わたしの分も観て応援してあげてねっ♪


(カミロボについては以前ここで書きました。)


鶏ハムを作ってみました

2006-08-08 13:19:42 | Weblog
おともだちのK子ちゃんがメールでオススメしてくれた「鶏ハム」を、作ってみました!
(日本では随分前から流行ってるんだって?)

レシピは、K子ちゃんのおともだちのブログを見せてもらいました。

材料は、鶏むね肉、さとう、塩。そしてビニール袋。(必要ならばタコ糸も。)
ただ、ゆでて寝かせておくだけでできるハムです。超簡単♪

上の写真がわたしが実際に作ってみたもので、昨夜食べてみたんだけど、
初めて作ったのになかなか美味しかったよ!
夫も気に入った様子で「むね肉なのにパサパサしてない」って喜んでました。
ちなみに、わたしはむね肉を2枚合わせて糸でくくって、1個のハムにしました。
このほうがパサつきが無くなると聞いたので。

で、ハムのゆで汁だけど、これも使えるとレシピに書いてあったので、
昨夜は、特にアイデアが無かったので中華スープにしてみました。
しょっぱい味だったので、お水を加え、わかめを入れ、最後にとき卵を
落として。なかなかのお味でしたが・・・バツグン!とは言えなかった。
やはり何かお料理に使ったほうがよかったのかも?
(でも何にしたらいいのかわからん・・・汗)

お友達のみなさんへ

2006-08-08 13:08:30 | Weblog

しばらくブログを放置しちゃってました~。ゴメンナサイ(汗)

ネットでオークション販売をはじめて、そちらの方で忙しくしていたこともあり、そして
その流れで今は、「オフラインでの生活を充実させる」べくアレコレやっています。
そんなこんなで、ブログ更新スピードがしばらくの間は落ちると思いますが、
よろしくお願いします。


楽しく鉱物を学ぼう

2006-07-28 04:46:39 | Weblog
もうね、思いっきりベタなタイトルですね。(苦笑)
この時点で興味の無い人にとっては全くもって読むだけ時間のムダですからね。

さて、読み進めたいと思われるみなさんへ。

バイアリー・タークさんに焚き付けられて(?笑)、わたしも書いてみることにします。


↑こんな本が、あるのですね。
コレ、非常に面白いんです。とっつきにくいと思われてしまいがちな鉱物の
世界を、基礎知識のあまり無い人にでも楽しめるように書いてあるんです。
(この本のデータはこちらをどうぞ。)

中は一体どうなっているかというと・・・

まず最初に、7ページに渡るカラー写真が。
まるで鉱物標本を見ているようです。
(本文は残念ながら白黒です。)

そして肝心の中身はというと・・・

「そもそも鉱物とは何か」
基本中の基本ですねぇ~。
“鉱物”と言われてイメージできる範囲というのが、現代日本人にとって
かなり曖昧なのではないかと思うのですが、それをきちんと説明してくれて
います。付け足すとしたら、欧米諸国では鉱物学の歴史が長いので、
鉱物=「ミネラル」の、ミネラルの意味の範囲が非常にはっきりしているのです。
(一般的に受け入れられている言葉、とでも言うか。)

で、説明の仕方はどんなかと言うと・・・

こんな風に図解してあります。
文章も、適度な長さの章にまとめてあるので読みやすいです。

「鉱物」って言うとどうしても、岩の話とか、化学的な話とか、果ては地球の太古
の歴史に遡る話になってどうも入りにくいと思ってる人!
そんな人も楽しめる、こんな話題もあります。↓

一般によく知られている宝石もとりあげてくれているので、とっつきやすいです。

多少「石」に興味のある人なら、この本はすごく楽しめると思います。
子どもたちは夏休み。大人だって!!
「オトナの自由研究」に、こんな1冊いかがですか?

しかし、すでに“鉱物愛好家・初級”をマスターしてる人(たとえるなら、わたし)
にとってはこの本はちと甘い。なぜなら、すでに知っていることが沢山載って
いるので、新たなる知識の吸収になる部分が少ないから。
そんな“初級”を終えかけた人に、次なる課題を提示してくれる本があります。
またしても、著者はおなじく堀先生です。

ジャジャン!!

↑これです。
“--学”とタイトルにつくからには、やはり学術的な本なのです。が、しかし、
一般的な鉱物関連本とは比較にならないくらいに、読んでいて“楽しい”
のです。なんでかと言うと、とても平易な言葉で書かれていて、そして何より
堀先生が自分で感じたナチュラルな感性で、肩肘はらずにそのまんま表現
されているからです。なんだか、自分の学校の先生に説明でも受けている
ような気軽さで読めます。
(この本のデータはこちらをどうぞ。)

この本の最初にも、やはりカラー写真のページがいくつかあります。

でも、なんだか急に・・・地味な標本になってますね。(苦笑)

さて、気になる中身ですが・・・

↑こんなグラフとか、結晶から起こした図とかばっかりです。
これだけ見ると、なんだか急に面白くなっくなった感じがありますが、文章を
読んでみると、これがなかなか味があって面白いのです。「堀節(ほりぶし)」
とでも言いましょうか。
時々、激しくツッコミを入れたくなるのです。(苦笑)

ところで、ここまで読んでくれた人たちの中には、
何人か、この石↓を見たことがある人もいるでしょう。

透明な石です。文字や写真の上に置くと、あら不思議、2重にダブッて見える
んです。これ、方解石って言う石なんです。
わたしが鉱物の面白さにハマッたきっかけは、こういった、非常にわかりやすくて
楽しい石の魅力に触れたからなんです。
それが約10年前。。。
あの当時、「鉱物鑑定○級」っていう免許を取りたい!とホンキで思ってました。(笑)


鉱物がなぜそんなに人々を魅了するのか?
それは・・・人によって理由はさまざまだと思いますが、多分誰しも、鉱物の
作られた気の遠くなる時間に密かに思いを馳せているのではないかと。
地質学的時間。
地球の表面が構成された頃からのことです。
その時、まだ生き物はいなかった。
そんな中で、鉱物が生まれてゆき、ゆっくりと成長していったのです。

「楽しい鉱物学」にステップアップしたわたし。
欧州でもいろんな鉱物の産地があります。この本読んでたらね、もう、
いても立ってもいられなくなります。ハンマー持って今すぐ山へ行きたく
なります。しかしそれはさすがに不可能なので・・・
先日、いままでフランスで集めた石をよく観察してみました。
いままで抱えてきた疑問を解くためです。
そう、「火打石」に関する疑問。
これが今、なんとなく、解けつつあります。
そのうちに発表するので、興味ある人はオタノシミニ!

パリの水飲み場

2006-07-26 16:46:05 | Weblog

みなさん、パリ市内を歩いたことのある人ならば誰しもが一度は目にしている、
この緑色の物体。
冬は水が止めてあると思うんですが、夏場は常に水が流れ落ちています。
これ、上水道の水なのでちゃんと飲めるんですよ。
道行く人だけではなく、ハトまでも、ここで喉をうるおします。


こんな便利な水飲み場が市内に沢山あるんです。
それを指して夫が「Fontaine Wallace」と言いました。
ワ・・・ワラス(wallace)?
夫の説明によると、外国人のワラス氏が自費でパリ市内にこれを設置したんだ
ということでした。(マジ??)
かなり自信を持って夫が言うので、先ほどウィキペディアで調べてみました。
Fontaine Wallace  (水飲み場の説明:仏語)
Richard Wallace  (ワラス氏の説明:仏語)

お金持ちのリチャード・ワラス氏が寄贈者。
1872年に最初の水飲み場が設置されたそうです。

これからは、このお水を飲む時は、ワラスさんに感謝しなくっちゃ。