最近は高校生の活動も侮りがたい、可能性を秘めた作品が生まれております。ここで取り上げたのは・・・福岡県の天神地下街(福岡市中央区天神2)で展示が始まった、中村調理製菓専門学校の学生さんが制作したカラフルな菓子細工なそうで・・・これらの作品が買い物客の目を楽しませているそうです。
このようなイベントを開催したのは、今年卒業する同校の学生137人の卒業制作展だそうで、天神地下街で展示するのは今年で2回目との事です。
ここの展示してある作品は、チョコレート細工、アメ細工、パン細工のほか、水あめ・砂糖をカラメル色になるまで煮込み、刻んだアーモンドを加えて薄く伸ばして作るヌガー細工や、アーモンド・砂糖・水あめをローラーですりつぶし、粘土状にして作るマジパン細工など7種類の細工方法で作られた個性豊かな作品43点も並んでいるそうで・・近かったら行って見てみたい思いがします。
これらの作品は生徒さんが、1作品を2~4人のグループで制作しているそうで、テーマは自由との事です。これらの作品を制作のに約1カ月半を費やしたとそうです。
この会場に来ると・・・チョコレートの甘い匂いに包まれ・・・「不思議の国のアリス」や「ジャックと豆の木」などの物語の一場面を描いた作品などは全てチョコレートで作られたものだそうです。
また、パンで作られた「となりのトトロ」など実に多彩なようで、来場されたお客さまは、このように細部までこだわった作品に感心している様子でした。その為か盛んに携帯電話で撮影するなどして、関心の深さを伝わり同時に楽しんでいただいた事が、主催者側にとっての収穫だ度思います・・・
この中には、アメ細工でウエディングドレス姿の花嫁を制作して、最優秀賞にあたる「福岡市教育委員会賞」を受賞した、製菓技術科の金丸ゆかりさんは「ドライヤーをあてながら作った、ドレスのフリル部分が難しかった。完成しただけでも満足なのに、賞を頂けるなんて信じられない」と喜びを語ってました・・・
この写真を見ただけで、これがパンで作られたとは思うない程の出来栄えですね。
最近の高校生は、この様な発表する場を与えられると、驚くほどの能力を発揮するようですね。
僕などは、目的もなく高校に行くより、この中村調理製菓専門学校などのような実務を早くから身に着けてその道の専門家になるほうが、将来を展望できていいと思いますね。
私は基本的に日本の大学も卒業を一定の基準に達しない人を卒業させる事を好みません。また学校はこの学校のように社会との係わりを大切にする事を義務化して欲しいと思います。
その年代によってまた学校の選択によって様々な分野の実際ボランテァ活動ないしはこのような創作活動を行う事で社会の仕組み、物の作りの大切さ、厳しさを知って欲しいものです。