宗谷管内猿払村のササに覆われた沢で、絶滅危惧(きぐ)種の大魚イトウが生
の営みを繰り広げている。
雄の後半身は鮮烈な赤の婚姻色。道北では、多くが一生の間に何度も海と上
流を行き来する。
自然環境が悪化する中、かろうじてつながる森と川と海が貴重な生命の再生産
を支えている。 体長一メートル近い雌雄が砂利の川底を選び陣取る。雌は体
をくねらせ、卵を産みつけるくぼみを尾びれで懸命に掘る。
雄はライバルを追い払いつつ、産卵の瞬間を待つ。 希少な大魚ゆえに、イトウ
は釣り人の目標となる。同村では今春、商工会青年部を中心に「イトウの会」が
できた。「天然繁殖のイトウが釣れる環境を守りたい」。
遡上(そじょう)をはばむ小ダムの改修を働きかけ、親子観察会や勉強会も開い
た。
(北海道新聞より)
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最近私は地方新聞を読む楽しみを知りました。日本のように沖縄から北海道
まで、細長い地形でその地方独特の風俗習慣も違いまた今回取り上げた特
定地域にしか棲まないこのイトウという絶滅危惧(きぐ)種の大魚なそうですが、
これを見てあら・・・これ珍しい・・と思ったので取り上げました。
日本人も釣り好きの方も結構多いと聞きました。そのような人にとっては、こ
の写真喜ぶかも??と思います。
特にこのイトウは絶滅危惧種と聞きました。この魚、北海道・宗谷管内の猿
払村のササに覆われた沢で発見したそうです・・・・
私はまったく知識がないので、この魚は海と川を何度か行き来するそうで、
その点でも相当珍しい生き方をするんですね。
それでこのような魚達が遡上しやすいように川の改修をしているそうで、少し
ずつ増えていけばいいですね・・・
サケも紅サケは赤くなるそうですが、子孫を残すと死んでしまいますが、このイトウは何度か海と川を行き来すると書いてました。そこいら辺は、門外漢の私が知りませんが、とにかく面白い魚です。
恋をすると・・・なんてとってもロマンチックなお魚なんですね。ステキです。