石ノ森萬画館に昭和三十年代の日本がよみがえった。
同館の第三十回特別企画展「昭”和”のこころ」が九月三十日、開幕した。
昭和三十年代ブームを巻き起こし大ヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」
で用いた街並みの模型や衣装、小道具などを展示したほか、当時の暮らしを思
い出させる茶の間、駄菓子屋、路地などを再現した。
企画展示室に入ると左側に六畳間がある。小さな円形のちゃぶ台、白黒テレ
ビ、足踏みミシン、黒い電話機、柱時計…。かつてどこにでもあったような心和
む空間を、市内の旧家などを巡って借り再現した。
テレビに映る画像は昭和のスターや人気番組にするなど細部までこだわった。
右側には駄菓子屋があり、ラムネ、昔のアニメキャラクターの商品などが並び
郷愁をくすぐる。土日には水につけると当たり、外れが分かる「水だしくじ」を引く
ことができる。
昭和三十年代に流行した人気商品の広告ポスターを張り巡らせた路地を抜
けると、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」コーナーに行き着く。撮影に使った夕
日町の街並み、上野駅駅舎の精巧な模型、主要キャストの衣装、スタッフジャン
パーなどが展示され、映画の感動がこみ上げる。
(三陸河北新報社より)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
萬画館は「昭和三十年代は人々が力を合わせて夢と希望に向かっていた
”和”の時代。そんな世相を思い出してほしい」との思いからこの萬画館が生ま
れたそうです。
この萬画館に展示されている 小道具も心憎い。青森から上京し鈴木オートに
就職した「六ちゃん」の履歴書と田舎から届いた手紙、「淳之介」少年が「茶川さ
ん」に書いた置き手紙などがあり、映画を見たファンをくぎ付けにしているそうで
す。
また、 山崎貴監督の描いた絵コンテ、美術デザイン画、台本なども展示。映
画の原作となった西岸良平さんの漫画「三丁目の夕日」も、映画特別版の原
画が公開されているとの事なので、その当時をこの萬画館の展示物を通して
も各々の30年代がよみがえるのではないかしら・・・・
この萬画館を設立した意義について、萬画館は「昭和三十年代は人々が力を
合わせて夢と希望に向かっていた”和”の時代。そんな世相を思い出してほし
い」と話しているそうです・・・
昭和30年代の暮らしを再現した6畳間。
ではまた。
この部屋は主に地方紙に載っている面白そうなニュースを主に書いてます。
今日のこのニュース・・お気に召しましたか?
地方誌を読んでいると、各地でテーマを見つけては、町お輿しに励んでいるようで、結構ここ石巻市がやったこの萬画館人気があるようで、年配者には郷愁を、お若い人には、教材にと豊富な資料が喜ばれているようです。