町作り研究会(容子の部屋-別室)

町作り関連。地方新聞トピックス等

なつかしい昭和30年代の風景・・・

2006-10-11 13:44:01 | 地方新聞



    石ノ森萬画館に昭和三十年代の日本がよみがえった。


同館の第三十回特別企画展「昭”和”のこころ」が九月三十日、開幕した。
昭和三十年代ブームを巻き起こし大ヒットした映画「ALWAYS 三丁目の夕日」
で用いた街並みの模型や衣装、小道具などを展示したほか、当時の暮らしを思
い出させる茶の間、駄菓子屋、路地などを再現した。

企画展示室に入ると左側に六畳間がある。小さな円形のちゃぶ台、白黒テレ
ビ、足踏みミシン、黒い電話機、柱時計…。かつてどこにでもあったような心和
む空間を、市内の旧家などを巡って借り再現した。
テレビに映る画像は昭和のスターや人気番組にするなど細部までこだわった。

右側には駄菓子屋があり、ラムネ、昔のアニメキャラクターの商品などが並び
郷愁をくすぐる。土日には水につけると当たり、外れが分かる「水だしくじ」を引く
ことができる。

 昭和三十年代に流行した人気商品の広告ポスターを張り巡らせた路地を抜
けると、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」コーナーに行き着く。撮影に使った夕
日町の街並み、上野駅駅舎の精巧な模型、主要キャストの衣装、スタッフジャン
パーなどが展示され、映画の感動がこみ上げる。
(三陸河北新報社より)

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萬画館は「昭和三十年代は人々が力を合わせて夢と希望に向かっていた
”和”の時代。そんな世相を思い出してほしい」との思いからこの萬画館が生ま
れたそうです。

この萬画館に展示されている 小道具も心憎い。青森から上京し鈴木オートに
就職した「六ちゃん」の履歴書と田舎から届いた手紙、「淳之介」少年が「茶川さ
ん」に書いた置き手紙などがあり、映画を見たファンをくぎ付けにしているそうで
す。

また、 山崎貴監督の描いた絵コンテ、美術デザイン画、台本なども展示。映
画の原作となった西岸良平さんの漫画「三丁目の夕日」も、映画特別版の原
画が公開されているとの事なので、その当時をこの萬画館の展示物を通して
も各々の30年代がよみがえるのではないかしら・・・・
この萬画館を設立した意義について、萬画館は「昭和三十年代は人々が力を
合わせて夢と希望に向かっていた”和”の時代。そんな世相を思い出してほし
い」と話しているそうです・・・ 

         
         昭和30年代の暮らしを再現した6畳間。



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2 コメント

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お金のなかった時代 (fuzu-fuzu)
2006-10-11 19:59:23
お邪魔します。昭和30年代は一万五千円くらいの給料で、月賦に追い立てられた時代です。いまならさしずめサラ金地獄ってとことですかね。fuzu-fuzuはその頃京浜東北線「王子」に住んでいました。中央線の水道橋まで通勤地獄の毎日でした。途中、田端、上野、秋葉原と、乗換駅では大変でした。銀ブラ(そんなしゃれた事もなかったのですが)で、有楽町まで行くのに、交通費の一区間安い東京駅まで乗って、有楽町まで歩いたものです。八重洲口を右へ、当時の国鉄労働会館の前を通って日劇の横へ出るのです。----銀座九丁目は水の上----懐かしいですね。これでお年が分かってしまいますね。

ではまた。
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地方誌ならではのニュース・・・ (容子)
2006-10-11 22:34:22
fuzu-fuzuさん 別室にようこそ・・



この部屋は主に地方紙に載っている面白そうなニュースを主に書いてます。



今日のこのニュース・・お気に召しましたか?

地方誌を読んでいると、各地でテーマを見つけては、町お輿しに励んでいるようで、結構ここ石巻市がやったこの萬画館人気があるようで、年配者には郷愁を、お若い人には、教材にと豊富な資料が喜ばれているようです。



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