最近は各地に流れている河川を水上から眺める事が少しずつ浸透しているようで、ここさいたま県川越市氷川町の新河岸川では和戦に乗って水上からの花見が行われたようです。参加者は1000人もいたとの事です。私は以前からこの河川からの景色に魅了されている一人ですが・・今後このような機会が各地で増えることを望んでいます。
特に両岸がさくらが満開の季節は地上からの眺めとはまったく違い、船からの眺めは川風を浴びながら視点が低い所から地上の風景を眺める事は格別です。季節限定でいいですから・・都心の河も解放して欲しいものです。
ここ川越藩は江戸時代からに江戸との物資輸送にこの新河岸川を利用して舟運が栄え所だけに、川越市では「川越発展の基礎である舟運の文化と歴史を忘れないように」との思いからこの河を利用してのお花見を開催しているようで今年で8回目だそうです。これらの船を操る船頭さんは市民のボランティアだそうです。
今回このお花見に家族で参加した東京都中野区の主婦、太田真由美さん(40)は「桜に手が届きそうだった。舟で下から見上げると風情があり、普通に見るのと全然違った」と満足そうだったとの事です。