町作り研究会(容子の部屋-別室)

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守護四神図の巨大絞り几帳

2009-01-17 18:29:35 | 地方新聞

 

             

          伝統の技を結集して作られた「巨大絞り几帳」=京都市中京区の京都絞り工芸館

この見事な「守護四神図巨大絞り几帳」は現在京都絞り工芸館に展示されているとの事です。訪れた人たちは一様にその見事な作品に驚いているとの事です。この 几帳は幅6メートル、高さ2メートルのビッグサイズで、絞り職人ら約40人が総力を挙げ1年8カ月かけて制作したしたわが国工芸技術の高さを表した元だといえます。

この図柄は風神、雷神、水神、火神の四神を、独自な構図で製作したもので、染める部分と染めない部分とを、桶やビニールを使って分ける「桶絞り」や「帽子絞り」など計約10種類の技法を駆使して24色に染色してあるそうです。四神の姿を躍動的に表現してあり、迫力のある作品に出来た素晴らしい作品です。

 同館では、これまで京都の四季を表した緞帳(どんちょう)や葛飾北斎の「富嶽三十六景」をモチーフにした絞り作品などを制作しており、吉岡健治館長(67)は「呉服の需要減とともに衰退しつつある伝統工芸の良さを多くの人に分かりやすく伝えたい」・・・と言ってます。このような作品などは海外でも展示したらとおもうのですが・・・

 



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