研究成果を活用 九州大と米製薬会社のワイス社が28日、都内で記者会見を開き、鎮痛剤など中枢神経領域での新薬開発で共同研究を昨年10月から進めていることを明らかにした。
同社が日本の大学と共同研究するのは初めて。3年契約で総額15万ドル(約1740万円)の研究資金を提供する。
同社は売上高で世界トップ10社に入る大手製薬会社で、うつ病やアルツハイマー病などの治療薬を開発している。
九大大学院薬学研究院の井上和秀教授(神経薬理学)らが、末期がん患者に生じる激痛など一般的な鎮痛剤が効かない慢性疾患「神経因性疼痛(とうつう)」のメカニズムを解明したことに注目。世界規模の新薬研究で手を組むことにした。
会見では、同社のメネラス・パンガロス副社長が、九大の取り組みを「先駆的で有用な研究をしている」と評価した。
( 西日本新聞)
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最近日本の大学も外部の世界との協力により、実践活動を始めております。ここに摂り上げた、 九州大と米製薬会社のワイス社が28日、都内で記者会見を開き、鎮痛剤など中枢神経領域での新薬開発で共同研究を昨年10月から進めていることを明らかにしました・・
米国の企業が日本の大学との提携を試みたのは初めてとの事です・・・3年契約で総額15万ドルの研究資金を提供するとの事です。
米製薬会社のワイス社は、売上高で世界トップ10社に入る大手製薬会社なそうで、うつ病やアルツハイマー病などの治療薬を開発しているようで、その企業から提携して研究をしようという事は九大にとってもやりがいのある課題に挑戦できそうで、これからもこんなケースが増える事を期待します・・・
もはや、学内での研究にとどまらず、地域社会、日本の企業だけではなく世界の企業とも共同で実践に強くなることを願ってます・・・
けんさま嘆きなさいなすな・・日本はマンガではないけれど、日本の技術研究機関に対しての認識が薄いからだと思います。
このような形であれ、海外の方が日本のそのような機関を重視している事で日本人が気付く・・
また最近は大学も独立法人になった事、また開発者にもいままでよりは相当報酬も出るようになったし・・青色ハッコウドなど世界的な発明なのに、裁判してあの程度ですけど・・・
これからは、もっと個人の研究者に企業だろうと、大学だろうと報いる事を奨励して欲しいものです。