キリンは、これまで英国企業に製造委託してロシアに輸出していた「一番搾(しぼ)り」の委託先をカリーニングラードのロシア企業に変更。
関税がかからない上、輸送コストも安くなるため価格は半額になった。
今年のロシアでの販売数量を、前年の二・七 倍の八万ケースまで一気に増やす計画だ。
ロシアは経済成長による所得向上とウオツカ離れが進み、二〇○四年のビール消費量は前年比11・1%増の八百四十五万キロリットル市場が膨らんでいる。
一方で、日本は同0・7%増の六百五十四万キロリットルで、好みの多様化と人口減少で頭打ちだ。キリンは「国内の目減りを補完するため、海外市場開拓が必要。
特に、コスト減の効果が大きい現地生産は、競争力強化につながる」と言う。
「ゆっくり注ぐと、泡がきれいにたちます」。アサヒは七月、ユジノサハリンスクなど極東の四都市のレストランを対象に、業務用ビール「樽生」のセミナーを開き、従業員にビールのおいしい注ぎ方を指導した。日本同様の支援体制を敷き、アサヒの定着を図る。
アサヒは一九九八年、日本から極東向けに「スーパードライ」の輸出を始めた。○三年には「樽生」も追加。ロシアでの同社の○五年のビール販売量は前年比20%増の十二万ケースとなり、日本メーカーでは最大だ。七割が極東分で、今年の販売量は十七万ケースを見込む。
サッポロも○四年から極東に「黒ラベル」を輸出し、今年八月には高級ビール「エビス」を発売した。極東での今年の販売量を前年の二倍の一万六千ケース(一ケースは大瓶二十本換算)とし、ロシア全体で前年比62%増の二万六千ケースを見込む。
経済成長による消費拡大で日本以上の市場が期待されるロシアは、各社の成長戦略に欠かせない存在。アサヒは「ロシア市場は欧州メーカーが先行しており、有力市場をめぐる競争はこれからが本番」と話している。
経済成長による消費拡大で日本以上の市場が期待されるロシアは、各社の成長戦略に欠かせない存在。アサヒは「ロシア市場は欧州メーカーが先行しており、有力市場をめぐる競争はこれからが本番」と話している。
(北海道新聞より)
<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<
このニュースは、今日本とロシアとの間に起きている漁船襲撃事件、サハリンの石油問題等対立している問題も多いですが・・・一方、確実に日露間の経済交流が盛んになったいる事も事実です。
上記の大手ビール会社は焦点をロシアに定め、生産向上を図り、すでに実績を上げ
ております。
ロシア人は従来ウオッカを飲む人が多かったのですが・・・・最近は資源高騰により
ロシア国内に新たに生まれた富裕層がビールを好み、日本産ビールの評判がよく
日本での生産地・北海道からロシアに生産工場を移転する所も多くなるかも知れません。
ロシアは酷寒の地ゆえ、お酒で暖まろうとするためか、とにかく相当量を飲む習慣が
あり、その意味で、日本では各種のお酒がしのぎを削り、販売競争をしていますが、
ビールの消費はこのところ頭打ちとのことです。
その意味からも、新たな市場として大いに期待が持てそうです・・・・
そうなんです。私、この別室を再開するにあたり、材料探しをしていたら、地方紙が結構面白い事書いているので、ここはとにかく面白い事、地方で頑張っている人・・・を中心にして、いこうと思い読んでみると・・・
ビール業界が今ロシア市場を欧州が先行してますが、そのうち日本がじわじわと市場を広げていきそうです。
何しろロシア人はウオッカで鍛えた人たちだから、きっと相当飲むんでしょうね?・・
中国同様いろいろ問題在るでしょうが・・頑張ってロシア市場を日本も食い込んでいい成績上げて欲しいです。
閑話さまに代わって日本ビール党が後援してるよ・・・・・
今のロシアの経済成長は凄いです。原油高の影響ですね。
その伸びにリンクして個人消費も伸びる。
いずれにしても、ロシアは資源大国ですから隣国日本としてうまく付き合ってゆく必要がありますね。
日本のビールが人気だとすれば、先行している欧州を抜いてシェアをあげて欲しいところです。
ビール党に乾杯。
ではでは。
最近、各地方新聞を読んでいると、なかなか面白い記事が載っている事に気ずき、これらを材料にブログを書こうと思い、この別室を使うことにしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
しばらくほったらかしにしてたのですが、また再開しましたので、今後ともよろしくお願いいたします。
goomondaさんお忙しそうでなによりです。
お体に気をつけてお過ごしくださいませ・・
大分前にこの別室を立ち上げていたのですが、しばらく休んでいたので、なかなか訪問する人が少なく、私も少しこの別室を育てようと決心しました。
確かにロシアは、法制度が時の政府で変わるような・・・現にサハリンでも日本企業は困難にあっています。
でも,進出企業は充分研究した上で,進出したのかも・・・
中国にしても日本企業は大分高い授業料を払ったようですし・・・
日本企業はそれでも海外へ挑戦し続けると思います。
頑張れ日本企業・・・オオ・・・