全国に有名なお城は在りますが、ここ熊本城は、その中でも人気のお城だと思います。この城が130年ぶりに本丸御殿が復元されたそうで14日に報道陣に公開されたそうです。
この本丸御殿は明治初期の1877年に、西南戦争の際に城内から出火で燃えたそうです。そこで熊本市では、焼失前の写真や江戸時代の絵図などを基にして復元作業を続けてきたそうです。
この熊本城本丸御殿は戦国時代の武将加藤清正公が創建された物であり、後に熊本藩主細川家の手で改修や増築が行われたそうです・・創建当時は部屋数53室、1570畳もあったと伝えられております。
熊本県民は、この城の創業者、加藤清正公を今でも崇拝しているようで、私もこの熊本雑煮行ったとき、この城の隣に、加藤清正公を祭った神社が在り、ビックリしました。それだけ熊本城主としての統治時代はそう長くないのに・・・この加藤公に対する崇拝の気持ちが本丸御殿再建に県民が協力したのだと思います。総工費は約54億円もかかったそうです・・・
今回の復元工事では・・12の建物を含む98ヘクタールの城郭全体を加藤清正が築城した当時の姿の戻すそうです。これら全面復元は、「一口城主」なる募金でまかなわれるそうです。
城郭を本丸ゾーン、三の丸ゾーンなど五つのゾーンに分け、30~50年かけて今後も、順次整備すると言う遠大な計画なそうです・・
このような計画を、平成19年に熊本城の完全復元計画を立て、これにかかる費用50億円!を国、市、寄付金で3分の一ずつ賄う予定のもとに、一人1万円以上寄付すれば、一口城主として、この城に名前を残すことも検討しているそうです。
なんと言っても熊本県民が・・西南戦争で消失して以来の名城がよみがさせようとして、多くの県民の協力で完成し・・・一般公開は4月20日午後1時から・・なそうです。
一口でも寄付した方はあなたも、天下の名城熊本城の城主です・・・これって結構いい宣伝だと思いませんか・・・肥後もっこす・・気質とでも言う一本気名所がこの城作りにも参加したのだと思います。要は清正公信者かもね・・・うふふふ…
4月20日の熊本城本丸御殿の落成を記念しまして、同日、通町筋電車通りで「くまもと城下まつり」を開催するそうです。
多彩なステージイベントや熊本の伝統芸「肥後にわか」などが繰り出してこの本丸御殿完成記念行事を行うそうです・・・貴方も行ってみたら如何・・・ですか・・