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海水魚と珊瑚を飼育しています。

津波対策

2011-03-29 07:02:51 | 日常
日本の古代史を顧みると、奈良時代や平安時代の中心地は海から離れた盆地ですね。
当時の人は先祖の伝承などから津波や洪水、地すべりの恐れのない場所を選んできたのではないかと思いますね。

武家が台頭する頃から利便性を重視するようになって海沿いの平野部に降りてきた。
人生50年と言われ、明日やも知れぬ運命の時代ですから、百年単位で起こるの自然現象は気にしなくなったのでしょうw

水が豊かな場所は住みやすいですが、平野部では洪水、山間部では地すべりなどの災害が起きやすい。
これらは土木技術が進んで、何とか防げるようになっていますが、津波だけは巨大すぎて防げない。
10mのスーパー堤防も無力でした・・・

津波対策は避難場所の構築と避難訓練によるソフト対応しか打つ手はない感じですね。
都市部は高層ビルが避難場所に使えそうですね。
ただ、夜間や休日は入れないビルも多いので、対応がどこまでできるか・・・
それと、50年~1000年に1度ですから、住民の避難訓練のモチベーションを維持できるか・・・

日本海側は地殻内部の活断層による地震ですので、大津波は考えられませんが、太平洋側はプレート境界型地震がありますので、古文書の記録からも大津波の恐れは確実にあります。
きちんとした整備が必要ですね。


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