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堺メガソーラー

2011-08-01 08:23:54 | 日常
関西電力が1万キロワットのソーラー発電施設を10月に稼動するらしいでね。

原子力発電の代替エネルギーとして期待してますが、原発1基の1/100程度の出力しかないんですね。
しかも、これって天気のよい昼間しか動かないんですよねw

風力発電も風のあるときしか発電できないし。

大量の電気は蓄えることができませんから、使用状況に合わせて発電しないといけないのですが、風力や太陽光は電力供給の下支えにはなっても、今のところ主力には成り得ないんですよね。

最近の反原発を原水爆禁止と同じように語る風潮には抵抗を感じます。
たしかに、被害にあった人々は悲惨だと思います。

しかし事故なんですよ。
チェルノブイリとかスリーマイルとかとも違う外部要因による事故です。
もちろん、想定外はあってはいけません。
その意味で、東電の過失は免れないのも事実です。

飛行機事故や列車事故、海上油田の事故もそうですが内部要因の事故は技術不足や人的ミスが原因です。
事故を教訓に改善してきたのが現在の豊かさにつながっています。

原子力という科学技術は、最初に原爆という兵器に用いられたのが悲劇でした。
ルーズベルト大統領とチャーチル首相が結託して極秘開発し、引き継いだトルーマン大統領が日本をその実験場にした原爆はナチスのケルニカ爆撃とは雲泥の悲劇を生みました。

多くの科学技術が兵器開発から発生しているのも事実ですが、原子力は太古の原人が得た最初の火や蒙古が用いた火薬ともに人類が得た新たなレベルのエネルギーです。
非常に大きなエネルギーですが、技術の進歩で手なづけることは可能と思います。

原子力の存在を知らなかった時代に戻ることはできないのですから、忌み嫌って蓋をしようとしても誰かが蓋を開けてしまいます。
北朝鮮なんかがいい例でしょう。

人類は進歩するしかありません。
代替エネルギーの開発はもちろん必要です。
どんどん進めてほしいです。
一方で、原子力の安全利用の技術開発の動きを止めてはいけません。



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