シネブログ

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『ハッピー フィート』

2007年03月11日 00時05分56秒 | 映画レビュー
製作年度:2006年
上映時間:108分
監督:ジョージ・ミラー
出演:イライジャ・ウッド 、ブリタニー・マーフィ 、ヒュー・ジャックマン 、ニコール・キッドマン 、ヒューゴ・ウィーヴィング 、ロビン・ウィリアムズ
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
そこは皇帝ペンギンの国、エンペラー帝国。彼らにとって何より大事なことは、自分だけの“心の歌”を見つけること。歌でハートを伝えられなければ、大人になった時に最愛の人に巡り逢うことは出来ないのだった。ところが、ノーマ・ジーンとメンフィスの間に生まれたマンブルは筋金入りの音痴で“心の歌”が歌えなかった。ハートを伝えようとすると、歌の代わりに誰にもマネの出来ない華麗でハッピーなステップを踏んでしまうのだ。長老たちは、そんなマンブルがエンペラー帝国に災いをもたらすと決めつけ追放処分にしてしまう。傷心のマンブルは、いつか必ず帰ってくると心に誓い、果てしのない冒険の旅に出るのだった。



コメント:
歌を『ドリーム・ガールズ』で楽しんだら、ダンスは『ハッピー フィート』で決まり!
とにかく何千羽のペンギンが同時に踊るシーンは圧巻。
これだけでもこの映画を観る価値はあるだろう。

だがストーリー的には正直いまいち。
ちょっと話の流れが脇にそれ過ぎたように感じた。
どうしても環境保護に繋げたかったのだろうが、最後はダンスを踊って人間が共感して終わりってのはあまりにあっさりしすぎている。
それにそこまでペンギンたちが餌に苦しんでいる様子も伺えなかったため、感情移入もしにくい展開だといえよう。
もう少し抑揚のあるお話だと更に楽しめたのかもしれない。

あとアカデミー賞の決め手はなんだったのかな?と少し疑問に思っている。
個人的には『カーズ』の方が断然楽しめたからだ。
歌や踊りは良かっただけに少々残念な作品だといえる。