シネブログ

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『スーパーマン リターンズ』

2007年03月22日 22時09分54秒 | 映画レビュー
製作年度:2006年
上映時間:154分
監督:ブライアン・シンガー
出演:ブランドン・ラウス 、ケヴィン・スペイシー 、ケイト・ボスワース 、ジェームズ・マースデン 、フランク・ランジェラ 、サム・ハンティントン
オススメ度:★★★★★

ストーリー:
クリプトン星の3悪人との戦いに勝利したクラーク・ケントことスーパーマンだったが、その後彼は謎の失踪を遂げる。スーパーマンが不在となった地球では犯罪が急増、加えてレックス・ルーサーも仮釈放が認められ出所してしまう。そんな中、5年ぶりに地球に戻ってきたスーパーマンだったが、久々に再会したかつての恋人ロイス・レインは、彼との思い出を振り切り新たな道を歩み始めていた…。



コメント:
まず最初にスーパーマンに謝りたい。
今までダサい青スーツに赤いマントをつけたカッチョ悪いヒーローだと思ってたことを許してくれ!
まさかこんなに地球のことを愛してくれるカッチョイイヒーローだとは思ってもいなかったからだ。

スーパーマンといえば僕の世代からすればちょっと古いヒーローなので過去の映画は一度も観たことがなかった。
そんなところに『スーパーマン リターンズ』として帰ってきたヒーローをなんとなく観てみようと思ったのが見事大当たり。
ただ軒並み力があるだけではなく、あらゆる技を使いこなせし風のように颯爽と飛び回るヒーローにスカッとさせられてしまったのだ。

まあとりわけこのテーマソングは小さい頃からいろんなところで聴いているので、なんだか懐かしい気持ちになってしまうのがとても不思議な感じだった。
開始早々流れるテーマソングはとにかくいい。
一気に映画の中に入ることができてしまう。
そうなってしまえばもう観ている間ずっと子供に戻ったようにヒーローを応援している自分がいるのだ。
展開的にはありきたりで絶対助かるとはわかっているのだが、とてもスリリングな映像の連続につい力が入ってしまう。
VFXの進化を感じさせてくれる瞬間であろう。
とにかく全ての戦い方がめっちゃくちゃカッチョイイのだ!!

ちょっと驚いたのが、スーパーマンには透視能力があるとか、聴力がすばらしくいいとか、目から光線を出すとか、息だけでなんでも吹き飛ばしてしまうとか、実はこっそり人間との子供を作っていたとか……なんだか謎多き超人であったということだ。
しかも透視や聴力は好きな人を追っかけるためだけに利用しているし…。
でもまあそこらへんが人間味のあるヒーローとして人気が高いのだろう。

今までスーパーマンはカッチョ悪いヒーローだと思っていた人には、ぜひこの映画を観てもらいたい。
きっとイメージがガラッと変るはずだ。
アクション映画としても完成度が高いので、気分をスカ~っとさせたい人にはオススメの一本である。