しかし、和訳はしんどいですね~。
え、っていわれそう。うちの家族もそういいます。
だってまず漢字変換からしてしんどい。音だけで考えて、画面に注意せずにうつと、あとでみなおしたときにげげげ、ということ多数。なさけないことに気が付かないことすらあります
漢字をつかうか使わないか、カタカナの処理(複合語をどうするかとか、ヴァを使うかバを使うか、語の最後の長音にーをつけるかつけないか、リストアップの処理(andとかorをつかって並べ立てる形式のこと)、はてには半角スペースをいれる、いれないのさわぎもあります。半角スペースでなやまされるのは主にマニュアルものですけどね。科学もののなかには、句読点に全角文字の。、でなくて、半角のピリオドやコンマを使うように指示がでることもあります。丸括弧も全角にすべきか半角にすべきか常に迷っている状態です。
今、お役所からお仕事いただいていることが多いのですが、この一週間にいただいたものだけでも、一方ではマーケティングに近いやわらかい文章を求められ、もう一方では法律文のように「又は」「若しくは」などなどの使い分けが必要な硬い文章満載の仕様をわたされ..進まないわりには疲弊しまくっている状況です。やっと二つ終わったけど。
で、この様々なちがいは文章の種類もあるのですが、大半は単なる好みの問題で発生しているというのが多いです。同じ部署内で担当者がちがうと、前の担当者にいわれて使った表現にあわせると赤だらけになってり仕様がびしっと作ってあるところはある意味、楽ですね。逃げ道があるから。仕様を守ってなければひたすらあやまるはめになりますけど。
英訳の場合は今の課題は用語選択とかの技術の問題、和訳の場合はころころかわる仕様にいかにあわせて一貫性をたもつかという注意力の問題、という気がする で、またもともと大ざっぱで細かいことは気にしないタイプときてますから、もともと細やかな人にくらべて性格的なハンデまである気が
まあ、これで生計をたてているのだから、お客様好みの文章をつくれるようにひたすら努力しますか。でも、将来は英訳に完全移行したいです。レートもそちらのほうがいいしね。
ところで、
先日書いたISSの辞書はなんと翌日に届きました担当者さん、すごい!おまけになかなかいい辞書です。海野さんの辞書あたりもそうなんですけど、仕事しながら翻訳者が苦労して集めたのがわかるんです(笑)もっとはやく買っておけばよかったかも。
小倉書房のほうは、少し時間がかかりましたがちゃんと返事がきて、同じような問い合わせがあって、64ビットでも使えることが判明しました。現在、新しい版の作成作業にはいっているものの、完成時期は未定だそうです。一度返事が遅れたせいか、あとのフォローはとてもよいです。たとえば個人名で申し込んだら、個人名義で送付してよいのか、という問い合わせがすぐにとどきました。現在、商品の到着待ちです。
支払いはどちらもPayPal可能にしてくれると振り込み手数料がいらないですむんですが、どちらも銀行/ゆうちょ振り込みです。昔ながらのやりかたですね。海外はその手の動きがはやいので、それだけが残念かな。
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