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ピーター・ドラッカー

2005-11-16 23:29:24 | News
ドラッカー20世紀を生きて―私の履歴書

日本経済新聞社

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ピーター・ドラッカーが11月11日になくなりました。今年になってから、初めて読むドラッカーシリーズが刊行されてますし、週間ダイヤモンドには、ドラッカーのコーナーがあるなど、90台になってもまだまだ影響力の強さを感じます。Wall Street Journalの追悼文には、「他の経営本を読むより、ドラッカーを再読するほうがよい」という言葉もありました。

NIKKEI NETに掲載されていたドラッカーをネタにしたコラム(ドラッカーとアジアのモノづくりマネジメントを発明した男――P・F・ドラッカー氏追悼)もそれなりに面白かったですが、うまく業績をまとめてあってあったのは、ダイヤモンド社のドラッカー博士の主な業績。経歴のみならずドラッカーと社会、著書一覧、思想の本質、ドラッカーの訳者で研究者のページへのリンクと、ドラッカーを手早く知るのには便利でした。


Forbes.comには、死亡記事、追悼文と共に、ドラッカーが95歳の誕生日を前にリーダーシップについて受けたインタビュー記事が再度掲載されていました。項目と内容がすっきりまとまっているわけではなく、編集の面では不満の残る記事かもしれません。が、ドラッカー晩年の考え、姿勢がちらちら見えるという意味では、面白かったです。その約1年前からメディアのインタビューを受けなくなっていたドラッカーが、友人でパーパス・ドリブン運動(目的主導運動)の提唱者であるサドルバック教会のリック・ウォレン牧師の依頼により、特別にインタビューに応じたそうです。

おや、と思ったのは、宗教色がちらちら見えるコメントをしていること。もともと信仰心の強い人なのだそうですが、インタビューの立役者であるウォレン牧師がその場にいたというのも大きいのかもしれません。牧師が提唱する「パーパス・ドリブン」という言葉もでてきますし、人格を形成し、発展させていくのは、教会、シナゴーグ、12のリカバリー・ステップだ、という発言もしています。

遅くなったので続きは明日。インタビューをざっとまとめてみます。

今日のブログに載せている本は、日経の「私の履歴書」に掲載された記事を本にしたもの。経営書はちょっと、という人でも、読みやすいのでは。目次を見てもらうとわかるとおり、なかなか波乱万丈の人生なんです。

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