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Vigor Flamenco Umeda

2007-09-24 22:23:43 | Weblog
今日もフラメンコにいってまいりました。ギターの國光 秀郎さんとカンテのKenji-Kさんは昨日と同じ。踊り手はうちの先生と稲田進さんは同じで2人、入れ替わりました。女性陣が3人、男性1人だった昨日のライブに対して、今日の踊り手は男性3人、女性1人というくみあわせ。

だから迫力ありました。はい、土曜に私たちがやったのと音量が2、3倍ちがいます。もともと、スタジオに設置されるステージは一段高い板を使い、普段より音がでやすくなっています。それにしてもここまででるか、というぐらい歯切れのいい迫力満点の音が響き、ギターもカンテのたいへんのって演奏する、というもの。

出演者の個性が大幅にちがいましたので、その意味でも面白いものでした。男性だけ書いてしまうと、井上さんを見るのは久しぶりでした。わりあいオーソドックスに、しかし男性としては、はんなりと踊られる人だと思うのですが、今日のアレグリアスは持ち味はそのまま、で、前よりもよくなっているように思いました。向山口さんは好みが分かれるかなあ。姿勢というよりからだの使い方に独特なものがあって、男性の踊りでよくある直線的な動きではなく、曲線的といいますか、くねっとされるといいますか。前に友人がいやがっていました(笑)くねくね度は前より増していましたが、私はけっこう好きかな。リズム感がいいですしね。姿勢という点では稲田さんのほうが個人的には気になります。たいへん前のめりの独特の姿勢なのです。が、いったん脚をうちはじめると、それが気にならなくなってしまう踊りです。一撃必殺の音というか...ここまで複雑なリズムと印象的な音色を作れてしまう踊り手って日本人にはいないんでないかしら。サパテアートで激しく動くか、あるいは少し歩く程度で動きが極端に少ないかと、大きな緩急があるのも特徴かもしれません。稲田さんのバイレを見てる/聞いてると、フラメンコのバイレというのは映像・残像でなくて音なんじゃないのか、って気がしてくるのです。つまり、音楽を作るのが、踊りであっても、フラメンコの本質だといいますか。それはそれで、完全にまちがいとはいえないかも...

ところが、女性陣の場合、この定義はあてはまりにくいんですよね。もちろん靴音などで音を作っているのだけど、音がどうしても弱くなります。その分、ファルダが作る残像やら、腕の動きなど、視覚的な華やかさは増すわけで、どちらがいいとはいいきれないかも、というのが、昨日、今日のライブをみて思ったのでした。

ところで、素朴な疑問。一度踊ったら、衣装はかなり汗だくになります。自分のはネットにいれてもってかえってそのまま洗濯機に直行しています。フレコのあるシージョを洗う時などは手洗いです。たぶん、女性はそうしてるんでしょう。男性はどうなのかな。踊りに変化をつけるためにベストやジャケット(日本人は背広が多い気がする)を着ている人は多いのだけど、シャツ以外はクリーニングなのかしら。高くつくなあ、と思ってしまったのでした。


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