何もわかってない彼

謝った彼のメールの返事をどうしようかと迷ったけど、


私があんな言い方したから…
ごめんなさいね。


と、2行だけ送った。

夕方の5時に。


電話もずーっとかかってこなかったけど、やっとさっきかかってきた。


でも、私はほとんどしゃべらなかった。


彼の第一声が…


そういうことやから。



は？ってなるよね。


私は一言…はい。


としか言えず、それに対して彼は


なんやねん、その言い方！



と、また口悪くいってきたので、



わかりました！ということ…と言い直しました。

あとは沈黙な私。


すると、彼は、明日は何時？と


私の仕事の時間を聞いてきた。



1時…


えっ？


1時…



じゃあ頑張ってください。



うん…。



彼にすれば完全に期待外れな電話だったと思う。


でも、私は そんな簡単には気分は戻らない。



いつも仕事仕事…と言い続けた裏で、ビジネスと称して女の人と会って食事して…あげく感情が入って…



極端な話、言い方なんてどうでもいい…
内容が重要なんだ。
それをわかってない。