★遠恋プチプチ同棲H川1丁目~★そして1人~

’04年12月
やっと決まったK江2丁目愛の巣♪

…2014年7月別れました。11年間愛の日々でした

溶けた心

2012年03月19日 23時21分12秒 | 恋人
彼と、喧嘩以来初めて、心を打ち解けて話せた。

解けた・・・溶けた。。。


9時過ぎ、お風呂に入りながら直感がした。

今日あたり電話があるかも・・・って。

お風呂から上がって、いつもの習慣でアイフォンを見た。

すると、彼からメールが着てた。


『 久しぶりです  話しますか? 』



着信時間を見ると、21:45


時計を見ると、21:47

2分前だ。

なんというタイミング!

すぐに

『 はい かけますね 』


久しぶりに聞く彼の声。


「 久しぶり! 」


「 うん、久しぶり 」

こんな普通の会話から始まった。



始めは取り留めのないお互いの近況を話した。

お互いの仕事の話で、お互い頑張ろう!と言い合った。

新しい道で頑張る!と・・・お互い・・・。


このままこんなうわべだけの話で終わるのかな?それだったら、あんまり意味がないな・・・と思ったので
思い切ってきいた。


「 じゃあ私たちも・・・どうする? 」と聞いてみた。


彼は、待ってました!とばかりに、


「 そうやん、それやん・・・俺が感じてるのはな、ここしばらく離れてみて
  もう俺がおらんでも、あんまり淋しくなくなったやろ?って感じてるねんで 」


「 そんなことないよ、淋しいよ・・・でも、いつまでも淋しいと思ってたあかん!って思ったから
  仕事に打ち込もうと思った・・・あまり考えないようにしよう!とおもった。。。
  今まであまりにも依存し過ぎてて、いざ○ーちゃんが居なくなったら、普通の生活ができないくらい苦しくて、淋しかった・・・だから、私にはこれがある!ってものを作りたかったし
丁度、仕事のタイミングがあったから、しばらくはそれに打ち込もうと思った・・・」



「そうなんか?・・・俺な、隣の店舗もようやく契約が終わって、月曜日も店開けてるし
 この一年が勝負や!って思ってるねん。
 俺らがおかしくなったんも、二人の家がなくなってからやと思ってるねん。
 家も作りたいし、今まで迷惑かけてきた人にも、返していかなあかんと思ってるしな。
 俺、後10年しか働かへん!ってええかっこをゆーてきたけど、
 実際、身体が動くのが後10年やと思ってるねん。
 腰部脊柱管狭窄症がひどくなって、500メートルも一気に歩かれへんねん・・・
 だから、思うように体が動かなくなるのが、後10年やと思ってる・・・
 そのためにも、この一年は、仕事にかけようと思った・・・
 
 だから、思い切って1年ぐらい空けるか?・・・ 」


心がキュンとなった・・・。


「 うん・・・そうやね、私も頑張らないとあかんし・・・(涙)
  この数か月声が聞けなくても、会えなくても 何も気持ちは変わってない・・・
  これからも、変わらない・・・(涙)
  大好きやもん・・・(涙)
  一生懸命頑張って、自立した女になって、もっと成長した時に、もう一回出会おう?!(涙)
  だから・・・その時もう一回私を見つけて・・・(涙)
  ずっとずっと心の中にいるから・・・
  大好きなのは変わらないから・・・(笑) 」



「俺も・・・一緒やで・・・
 これまで長い月日があったやんけ・・・」


彼も泣いてたと思う・・・。鼻をすする音が聞こえた。


「 何も心配しなくていいよ・・・グレーでもいいやん・・・そうしないと生きてこれなかったんやと
  今ならわかるから・・・」


「俺、生まれた環境とかいろいろあって、”嘘やろ?”って言うような事でも、これで今まで生きてこれてん・・・その宿命的な事は、もうしようがないと思ってるし、ちゃんと受け止めてるし
それが俺やし・・・」



「うん、いろんなことがあるとわかってる・・・グレーやっていうのもわかってる
私は、白黒やと思ってるから、言えない事もわかってる・・・
ただ、○ーちゃんは、愛するって事や愛されるって事をわかってないでしょ?
今までは、それでもいいやん・・・でも私は違うって思ってくれてたらそれでいいの」



「なんかな、愛情なんか同情されてるのかわからんねん・・・」



「だから、今までの人は同情やと思ってたいいやん・・・私は、違うねんな・・・っていつか分かってくれたらそれでいいねん・・・
・・・で、時期を決めよう?」



「時期?・・・そうやな・・・」



「それがあれば、また頑張れるから・・・
 その日が逢う日?でしょ?」



「ん・・・もう・・・もう無理やん・・・俺らそんなん無理やん・・・しんどい時は逢いたいし
我慢できひんやろ?俺ら・・・」



「うん・・・逢いたい・・・」



「住まいもちゃんと作りたいし・・・いつでも帰っておいで・・・って言えるように。。。
そうじゃないと、往復交通費使って、ホテル代使って・・・意味ないし・・・」



「さっきの話戻してもいい?去年部屋を引き払った時は、大変やったんや・・・と思ったけど
あの部屋にあるもの全部、一つ一つに思いがあって、それを処分した・・・って思ったら
なんか、それだけのもんやったんか・・・って思ったのは事実・・・やっぱり部屋が無くなった時から
おかしくなったんかな?・・・」



「あの時は、何も考える余裕がなくて・・・」



「きちんと自立するから、○ーちゃんも成長して・・・そして、やり直すんではなくて・・・
もう一回出会いなおして、一から始めたい・・・」



「それから・・・アイフォンどうしたらええ?このまま持ってたらいいのか・・・
俺のじゃないから、返したらいいのか・・・」



「私も思ったよ。契約切ろうかな?って何度も思った。
でも、一年未満で契約を切ると、ペナルティがあって、損やし・・・
・・・やっぱり、それ持ってて欲しい・・・
んで、たまにはメールしよ?^^」



「持ってていいんなら、もっとく!
メールって、電話してもええんやろ?」



「うん、もちろん!私も声聞きたい時あるし・・・私はいつもココにいるから(自分の胸をたたいた)」



「隣の店、ちゃんとオープンさせるから!」



「それ、見れるの?」


「見たい?」


「あかんの?」


「あかんことないよ。」


「でも、一回は逢いたいね・・・」


「一回?・・・そうやな・・・俺な、三回忌(おばあちゃんの)もあるから
神戸にもいかなアカン用事があるねん・・・」


「私がそっちに行ったらあかんの?」


「あかんことない!そんなん・・・もう安いうちにまたプサン行こう!ぼけ!」


最後は、いつもの彼に戻ってた。



お客さんが来たので、電話は切ったけど一時間話した。


「 私はいるから・・・ま、その時だけ楽しかったらいい人がいても、私以上の人はいないと思うから
何ともおもわへんし・・・」



「その時が楽しかったらいいって言うのは、空しいだけ・・・って言うのがわかった・・・わかってるから
そんなんは、ない」


言い間違えたのを私は聞き逃さなかった。
実際私が思ってたのは当たってたと思う。
同情でお金を借りたのも本当だと思う。
その時の盛り上がりで、疑似恋愛をしたのも本当だと思う。
ただ、彼はそれは全部嘘で空しい・・・って事がわかっただけでも
私は嬉しい。

やっぱりお前じゃないと・・・と言われたような気がした。

私が博多へ行くって事に、最後までスッキリと”うん!”って言わなかったのも
きっと、仕事を頑張って、お金借りた人に返して綺麗にしよう!その時間が一年かかるってのも
何となく伝わってきた。

やっと心が穏やかになった。

心の底辺では、お互い信じ合っていたんだと実感した。


話の途中で、1月に喧嘩した事は、もう仲直りしよう!と言ったら

そんなんは、とっくに解けてると言ってた。私も。。。

一年ぐらいは空けようと言った彼だけど、今考えたら、彼無理してたかな。
ちょっといい恰好したと思った。
俺ら我慢できひんやろ?って、私も同罪にした(笑)
真剣に涙して、気持ちは変わらないから、また私を見つけて・・・って涙ながらに言った時
私の本当の気持ちが伝わったんだと思います。
だから、安心して、”俺ら我慢できひんやろ?”って素直に言えたんだと思う。
やっぱり私、彼のお母さんや。
いつも大きな愛で包んであげなきゃ、彼は安心できないんや・・・。
また、捨てられる・・・って思うだと思う。
今まで、淋しかった時もあったと・・・(昔子供の頃)
でも、それも今はどうも思ってないと言った。
けど、それは、寂しさに慣れようとしただけで、淋しさを見ないように生きてきただけや。と言ってやった。
・・・だまってた。
じんわりと、これが愛っていうやつかな?って、私の事を感じてくれたらいいと思う。







『 ○ーちゃん、やっと私、元気になりました。

  心の底辺では信じ合ってると信じてた。

  どんなことでも受け入れる体制は整った・・・。

  安心して仕事に打ち込んでください。

  会えない寂しさよりも、仕事頑張って目の前にある壁を乗り越えて
  
  今よりも数段いい男になってる○ーちゃんを見たいという思いの方が強かった。

  私はぶれないよ。

  次逢える日を楽しみにまた明日から頑張るね。


  どうしようもない男やけど、どうしようもないくらい惚れてるよ・・・^^

  おやすみなさい』


こんな内容のメールでも打って寝ます。

こんな日が来るって心のどこかで信じてた。

私も仕事頑張る。

ありがとう。



  






最新の画像もっと見る

コメントを投稿