★遠恋プチプチ同棲H川1丁目~★そして1人~

’04年12月
やっと決まったK江2丁目愛の巣♪

…2014年7月別れました。11年間愛の日々でした

再会・・・3

2007年08月21日 23時53分39秒 | 恋人
晩御飯のメニューは

・ビビンネンミョン
・オムレツ
・太刀魚のお刺身
・地鶏の炭焼き
・アナゴとげその天麩羅
・うなぎ

彼は、ビビンネンミョンが大好きで、ビーフンかこれかです。

台所に立った時、流しの中にグラスが二つ、伏せて置いてあった。

一番最初に部屋に入った時も、チラッと見たけど、
その時はあまり気にせず・・・
だってね、洗面所には、私の歯ブラシやらクレンジングとかそのままだし、
私の画像の入った年賀状も、フォトフレームにそのまま飾ってあったし、
二ヵ月半前に脱いだピンクのパジャマも、私が畳んだまま、きちんと置いてあった。
何もかも私のものは、そのままの状態に、物凄く安堵したのです。

それが、台所のそのグラスを見た途端・・・(涙・・)
二つのグラスの内、一つに口紅が付いてた・・・

手を止めて、彼の前に座ったままテレビを観てる振りをしたけど、
急に元気がなくなった私を見て、彼が

「どうしたん?疲れた?」


「ちょっと聞いてもいい?」


「うん、ええよ。」


「二ヶ月半、逢わなかったし、こんな状況だったから、仕方ないのかもしれない。
 もし、この部屋でご飯作ってくれたり、○ーちゃんのお世話してくれる人が
 出来たなら、言ってくれていいねんよ。
 それが、○ーちゃんの幸せなら、私ちゃんと考えるからね・・・(涙)」


「そんなんおれへん!おれへん!」


「前の私の感覚で言ってるんじゃないねん、本当にそういう人がいるなら・・」


「おれへんって!」


「だって、口紅が・・・(涙声)」


「どこにや!」


「私が今日、ここへ来るかもしれないって、○ーちゃんはわかってたよね?」


「うん、わかってたで」


「だったら、何で口紅の付いたグラスをそのままにしておくの?」


「見られたらアカンもんやったら、俺が洗って直しとくわ!
 関係ないからやんけ!
 この前な、バンドの代表だけで、皆で呑んだんや!
 も二週間ぐらい前の話やで。
 ビビッテんの?そんなんでびびってんの?可愛いの~♪」


もうこの話には、一切触れずに、ご飯を作り始めました。


「じゃあ、私がグラス洗っておきます!」

精一杯の強がり。

何があったんやろ?
女の人が、この部屋に入ったのは事実。
でも、私の物がそのままある。
そんな部屋に呼ぶでしょうか?
段々わからんようになってきた・・・もしかして、コレも私を試してる?
わざと、洗わずに置いておいたのかもね。。。案外子どもっぽいとこあるから。

でも、折角の夜なんで、ご飯を作って、久しぶりに二人でテレビを観ながら
笑いながら、食べました。
まるで、二ヶ月前に戻ったみたいに、普通に・・・。

ちょっと、和やかな雰囲気になったので、思い切って聞いてみた。

「ねえ、ちょっと聞いてもいい?今日ね、何で50分も遅れてきたん?
 急用?だったら、メールででも言ってくれればよかったのに」


「今日ね、2時に人に会わなあかんかってん。その事も言おうと思って
 昨日の夜電話したのに、出やがらんとや!」


「電話はね、携帯を持ち歩いてないから、気が付かなかったの」

前夜9時半に彼から電話があったけど、気が付いたのが11時。
寝室に置いたままにしてるから・・・まさか電話があるとは思わなかったから。
その事を言ってるのね。

「そうなん、じゃあもう明日から電話せーへんからな。」

また、大人気ない事を言ってるけど、突っ込まず。

「それとね、ご飯食べるために、私をマクドで待たせたでしょ?
 ほんまに、一人で食べるつもりで?
 冗談でしょ?と思って、マジで目が点になってんけど・・・」


「やったった!(笑)ざまーみろ!って(笑)」

全く持って大人気ないけど、殿様ですから、今彼は・・・

でもね、ご飯食べながら彼が言ったの。


「美味しい!美味しいわ~、何でこんなに美味しいんやろ!」って。


「それはね、私が作って一緒に食べるからやん♪」


「そやな」

嬉しかった。全部食べたのです。凄い量よ。

一緒に、深夜までテレビを観て過ごしました。

一緒に、寝ました。

ちょっと、触ってると彼が

「何で俺、こんなに感じるようになったんやろ・・・」


「それはね、久しぶりやからやん・・私とは」(爆)


「私とは?アホか・・・して・・・」

彼の全部を愛しました。

何回も何回も昇天した私に、彼は

「二ヶ月半分、満たされたか?」


「うん・・・」


彼、この時私の名前を呼びながらイッタ・・・嬉しかった。

セックスは、最高の愛情表現・・・彼がいつも言ってる言葉。

別れようと思ってる女とわざわざ逢わない。
そんな面倒臭いことはしない人。
一緒にいるときの、彼の言動が既に彼の答えだと思った。

深いことは考えずにいよう。
目の前の彼だけを見て行こう。。。

朝も、機嫌よく目覚めてくれた。

ただ、相変わらずアルコールの量は多い。
水分補給に、缶チューハイを呑んでる。
誰も、彼の健康について、考えてあげる人がいなかったと言うことですね。

翌朝、一時に部屋を出ました。

化粧を済ませて、口紅を塗る時彼に

「もう口紅塗ってもいい?」


「いいよ・・・あ、チュウして!」って、彼が言いました。

凄く嬉しかったです。

今度いつ帰ってこれるかわからないけど、話の中で彼は、

”美味しい♪”って言ってた時に

「これかも、イッパイ美味しいもん食べような!」と言ってくれた。

「鹿児島の知覧へ行きたいって言ってたな。言って帰りチキン南蛮食べて帰ってこ
 よ、秋口な」とも言ってた。

大阪にも行きたいとも言ってたし、私の前の派遣会社のTさんにも会いたいと言ってた。

とても前向きじゃないですか?
心が穏やかになりました。

少しずつ・・・このままで頑張って行きます。

翌日・・・


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