声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

光の春

2024-02-14 20:50:00 | 大型犬との生活
本日の夕方、M嬢を連れて散歩していると、
近所の畑でガサガサと音がする…

ご近所さんが農作業しているのかと思って覗くと、
いきなり茶色の大きな獣が飛び出してきた。💦

一瞬、シカかな?と思ったが、よく見ると1.5m以上はあろうかと思えるほど大きなイノシシだった…😨

M嬢は吠えもせずに知らんぷりしていたが、
私は、もしコッチへ向かって来たら、どうやってM嬢を守ろうかと考えた。

幸い、イノシシは振り返りもせずに近くの林に逃げ込んで行った。

この前のキツネもそうだが、今日のイノシシもこの暖かさで、春と勘違いして出てきたのだろうか?

そろそろクマも出てくるかもしれない…
気をつけよう!


そんな話を、帰宅した夫にすると

「Mにびびって逃げたんじゃないか」と言う…

「だって犬はそもそもオオカミだから…」
とも。

そうなのかなぁ…

M嬢が、イノシシと出遭ってもやたら落ち着いていたのは、

そういうこと?

まさかねぇ…。

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寝入りばなに読む本

2024-02-13 09:48:00 | Diary
4時前に息苦しさで目が覚めた。

片方の鼻が詰まっている…どうやら、花粉が飛び始めたらしい。

(いよいよ来たか…)


昨晩は寝入りばなに、
梯久美子さんのノンフィクションを読んだ。

有名作家のスキャンダルをテーマにした短編集だが、

若い頃、永井路子の《歴史を騒がせた…》シリーズや歴史小説にハマっていた時期もあって、
教科書には載っていない史実に基づいたテーマで書かれた本を読むのが好きだ。

タイトルは女性週刊誌風だが、
内容は至って客観的かつ誠実な文章で読み手を惹きつける。

昨夜は小林多喜二の行を読み終えたが、
今から90年前のプロレタリア文学の作家の最期はとても悲惨だ。

これを読んだ後に『蟹工船』を読めば、また違った解釈ができたのかもしれない。



間もなく読み終わる山崎光夫さんの森鴎外の軍医時代の事を書いた本も、とても面白い。


日本の《医学の父》と呼ばれた偉人たちのドイツ留学中のエピソードや、
例の《舞姫》に関する鴎外のスキャンダルの行も描かれている。

主に森林太郎時代のドイツ留学中の話だが

同じく、
コレを読んでから《舞姫》を読めば、また違う見方をしたのではないか…と。


最近の自分は以前、読んだ小説の内容を思い出せないことが多い。
読んだ本はblogに記録しておこうと思うが、
それさえも忘れていることが増えた。
映画やドラマも然りだ。

東野圭吾の《真夏の方程式》は映画の後で原作を読んだが、
このモヤモヤは、なんだろうなぁ…と思った。

三浦しおんの《舟を編む》は原作を読んでから映画を観たので、とても楽しめた。

原作を映画で忠実に描くのは、困難だ。
登場人物の心情描写を端折ると別人物になってしまう。


映像作品もそうだが、寝入りばなに読む本は選ばねばならぬ…

三浦しおんの《天国旅行》も短編でちょうどよかったのだが、
樹海の行は少しグロい箇所もあったなぁ。

できれば、
よい夢をみたいものだ。


YouTube最新作は、40秒の超短編。
都市伝説がテーマです。

まだ、誰も見てくれません。
(−_−;)














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インスタ乗っ取り犯の目的

2024-02-11 11:51:00 | Diary
最近、口を開けば…いやいや書けばグチばかりの我がblog。

コレも老化の始まりである。

楽しい事もいっぱいあったのに…
悪いことの方が印象に残りやすい。

コレも老化のせいである。

アタマを打った昨日だって

午前は朗読講座、
午後は声優体験ワークショップも

とても楽しかったではないか!

受講生の笑顔のおかげで幸せな気分に浸りつつ、
やり甲斐や生き甲斐を感じながら仕事できるなんて…こんな幸せなことはない。

だがそれでも、仕事が終わり素の自分に戻ったとき、
イヤ〜な記憶が蘇ってくるのだ。

どうして楽しい思い出や記憶はすぐに忘れるのにイヤ〜な記憶は残っているのか…

もしかしたら、
私は自己防衛本能が強すぎるのかもしれない。

外見は大雑把で気にしないように見えても、内心はかなりナイーブな方らしい。

だから、傷つくのがイヤだ。
人から攻撃されたり、文句を言われるのも怖くて仕方がない…

子供の頃はソレがイヤで登校拒否になったりもしたくらいだ。

人付き合いに慎重になってしまうのは、子供時代に苛められたせいかもしれない。


他人だけではない、
ちょっと夫がグチを言うだけで、気分が悪くなる…

Facebookは持っているが、
最近は見ず知らずの人から友達申請が来るのが怖い。

数ヶ月前、
私のインスタが、夫のFacebook画像を使った見ず知らずのアジア系外国人にフォローされた。

夫はインスタをしていないので、すぐにブロックしたが、

この手の画像乗っ取りには、注意しなくてはいけない。
銀行口座などには一切紐付けしていないが、

何が目的なのか?

犬の画像では、国際ロマン詐欺にも使えないだろうに…。

Facebookもインスタも、これでは今後ますます慎重にならざるを得ない。




















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頭上要注意

2024-02-11 09:42:00 | Diary

今朝も、いつものようにMの肉球攻撃で目覚めた。

( あぁ、よかった…目がさめた)

実は昨日、仕事に向かう途中、アタマを打った。

それが気になって、
昨夜は寝る前に、目が覚めなかったらどうしようか…と考えた。

先週は急な仕事が立て続けに入ってきて1日も休めなかったし、
昨日もMの散歩時間までに帰れないと出がけに夫に伝えたところだった。

その事で不機嫌になった夫と諍いになったことも原因の1つかもしれない。

夫は気分が良い時には物分かりの良さそうな事を口にするが、
最近は、ちょっとでも気に入らないことがあると愚痴愚痴いうようになった。

「それ、モラハラだからね!」

と捨てゼリフを吐いて家を出てきた。
不愉快な気分で出かけるとロクなことはない。

仕事先までの道沿いにある駐車場は他所様の土地だが、

そこを斜めに横切ると、ほんのちょっと早回りできる。

いつものように歩いているつもりだった…
が、

実際には違っていた。

思いがけない障害物が頭上に構えていたのだった…

無意識に駐車場の脇に組み立てられたスチール製の枠組みの街灯スタンドの下を潜ったらしい。

ゴーンという鈍い音がして、衝撃とともに強い痛みが頭のテッペンを襲った。

瞬間、

(血管が切れた?)

と思い、手を当ててみたが
痛みは残っているものの血が出ている気配はない。

(コブができる?)

とりあえず脳震盪も起こしていないし、
大丈夫そうだ。

振り返って、鉄骨の枠組みを見ると
意外に低い場所で頭を打っていたようだ。

(エっ…こんな低いところ?)

過去に2回の圧迫骨折と年齢のせいで、だんだん縮んでいるとは思っていたが…

テッペンを打った場所が低かった事が、痛み以上に衝撃的だった。

そして、沸々と怒りが湧いてきた。

(どうして、こんな場所に街灯スタンドを作ったのだろう…危ないじゃないか!)

とは言え、ココは人の土地だ。
ショートカットしようとした自分が悪い。

自分の不注意だ。

私の場合この手の怪我はよくある…が、

これまでは、転んでも骨折程度で済んだが、
これからは、それで済むとは限らない。

硬膜化血腫なんて…1週間ぐらいしてから出てくる事もある。

何事もないことを祈ろう。











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ホームカミングデイ

2024-02-04 09:04:00 | アナウンサー 話し方 企業研修 ビジネス
今日は朝寝坊するつもりだったのに例のごとく、
Mにアタマをバンバン小突かれて起こされた。

時計をみると7時前だ。
カーテンを開けると曇り空で外は寒そうだ。

夫がコーヒーを淹れに起きてきたらしい。
キッチンでMに何やら話しかけている。

日曜だというのに平日と全く同じ、いつもの朝だ。

圧迫骨折で縮んでしまった背骨を伸ばし、
脚も思いっきり伸ばして起きる前の準備体操をする。

2日前の午後、右腰の痛みが気になっていたが、いつの間にか治っていた。

腹筋体操の効果が出てきたらしい…

が、
ふくらはぎの辺りが少し凝っている。

あぁ…そうだ。

昨日は仕事先のラジオ局で、元受講生と現役受講生を招いて《ホームカミングデイ》を開催したのだった。

ありがたい事に、
遠くは新潟県や埼玉県から駆けつけてくださった元受講生もいて、

満杯になった各テーブルでは、新旧の受講生たちの会話に花が咲いていた。

初対面同士でも盛り上がるのは、「話す」ことを楽しめる皆様ならではのことかな?

表現力ゲームあり、滑舌コンテストあり
講師のアバンギャルドなパフォーマンス(余興)あり…^^;

講師3人で企画した《ホームカミングデイ》は笑顔溢れる会になった。

コーヒー、紅茶とスイーツだけの、本当にささやかなパーティだけれど、

参加してくださった方々の笑顔が見られたことが何より嬉しかった。

ところでパーティのエンディング直前に
講師3人で挑戦したハモネプ《Dream》のせいで、
昨夜、悪夢にうなされた参加者はいなかっただろうか?

それだけが…心配だ。


















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尊厳と感謝

2024-02-02 09:00:00 | 報道 ニュース ワイドショー


漫画の原作は読んでないが、ドラマは楽しめた。

タイトルから抱くイメージとは全く異なる深い人間ドラマだったように思う。

アカリちゃんと呼ばれる可愛いけれど不器用な登場人物も、
自己肯定感が低くて、その意外な性格や思考に惹かれた。

登場人物の意外性は、
《田中さん》をはじめ、一見すると平々凡々と生きている人たちの持っているコンプレックスは根深く、
このドラマのテーマのように思えた。

美しいベリーダンスと音楽も良かった。

ベリーダンスはムリだが、あの打楽器はやってみたいと思ったほどだ。


そのドラマの原作者の訃報が大きな波紋を呼んでいる…

脚本の問題や制作者側とのトラブルが取り沙汰されているらしい。

ネットの書き込みをみると、一部のファンからは脚本家を攻撃するものも寄せられている…

真相究明を急がせる記事も多い。

そして、必ずと言っていいほど
《いのちのダイヤル》の相談窓口がずらずらと書き添えられている。

私は、
この記事の下にある《いのちのダイヤル》他の列記に強い違和感を持っている。

もし、
そんなところで事情を知らない人に聞いてもらって気が晴れるのなら…それはそれでよいとは思うが。

そんな方法で解決できるとは思えない。

特に創作を生業とする人たちの思考は、我々一般人よりも、
もっと複雑なのではなかろうか?


今回の原作者の訃報でわかったことは、
作品は命を削って作り上げるもの…だということだ。

長い時間をかけて推敲し寝る間を惜しんで作り上げるからこそ、
作者の魂が作品に宿る。

我々の知らない表面に出ない苦悩がそこには多く存在する。

かつて、音楽劇の原作を担当していた知人の脚本家が、

「セリフの『てにをは』を勝手に変えるのはやめてもらいたい」と、総監督にクレームをつけているのを間近で見たことがあったが、
原作者の強いこだわりに驚いたものだ。


いや、その強い思いがあるから物語は成立するし、面白くなるのだ。


原作者に対する尊厳、
そして感謝の心は忘れてはいけない。









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