声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

湯檜曽は楽園

2023-06-04 22:47:00 | 旅の楽しみ
ドライブ中もソワソワ落ち着きのないM嬢を乗せてキャンプの下見に行く。

みなかみ町の湯檜曽で川遊びをした後で

高山村の中山盆地にある道の駅に立ち寄ると、
新たな観光施設ができていた。






ジェラートやピザが食べられるカフェもある。

なかなかいい感じ…

道の駅の駐車場の片隅では、
アマチュアバンドの路上LIVEを開催中らしく、
何バンドかが入れ替わりながら楽しそうに演奏していた。

聞き覚えのある最近のJーPOPの演奏に、
(学生バンドかな?)と思っていたら、

いきなりベンチャーズのパイプラインが始まった。

(今度はオジサンバンドだな…)

雨の御堂筋〜京都の恋へと懐かしいメロディが続く…

それを歌える私は、自他共に認めるオバサンである。

夫は、チューニングが狂っているのが気になるらしい…

普段、私の話は聞こえづらそうにしているのに、
50m離れた場所から聞こえるギターの音は聞こえるのだな。

「これだけ暑ければチューニングくらい狂うわよ」

と、私は彼らを庇う。

正直、羨ましいのだ。

自分たちの演りたい音楽を人前で演奏する機会のある彼らが羨ましい。

「また、バンドやりたいね」

と夫に言ってみるが、
もう何年繰り返しているだろう…
なかなか実現しない。

最近、孤立感を深めている原因は、出不精に加えて、
何をするにも腰が重いからだ。

夫の趣味は園芸、
私は…、読書と動画作り?

犬連れドライブ以外に共通の楽しみはない。

結局、機会は自分たちで作らないと何も始まらない…と言うことだ。

友人知人のSNSを見ていると、その思いを強くするばかり。

そろそろ重い腰をあげないとなぁ…
(-。-;

湯檜曽の動画UPするつもりで自作カラオケを作って夜中に歌の練習していたら
「うるさい!」
と言われた。

これじゃ当分バンドはムリだな。
(^_^;)












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コンサートで大御所と共演

2023-06-03 22:20:00 | 報道 ニュース ワイドショー
私が20代後半の頃だったから、
もう大昔の話だ…

大阪シンフォニーホールで映画音楽のコンサートの司会をすることになった。

司会といってもメイン司会者のアシスタント…いわゆる今で言うサブ司会者だ。

メインは関西芸人界の大御所で名前を聞いただけでビビってしまいそうな人だった。

超多忙で楽屋入りはギリギリになると聞いていたので、
どうなることかとヒヤヒヤしながら待った。


1人で司会をやる場合は、主催者や音響、照明だけの打合せで済むが、

ペアで司会をする場合は、コメントの割り振りを打合せする必要がある。

で、問題は台本だが…
そんなモノはなかった。

マネージャーから、

「映画音楽の曲の紹介はアンタ得意やろ?おまかせするわ」

と言われていたのだ。

コンサート司会にやり甲斐を感じていた当時の私は、
全ての曲の解説資料を作って、本番の流れをシミュレーションしていた。

大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏の合間に、
メイン司会者と曲について紹介をしたりフリートークをする…

そんなシーンを想像しながら資料を作ったのだった。


本番の30分前に予想どおり、メイン司会者が入ってきた。

思い描いていた強烈なイメージと違って、余計なことは一切いわない無口な人…

それが、第一印象だった。

挨拶もそこそこにすぐに本番に臨んだ。

(メイン司会者は完全にアドリブなんだな)

と思っていた私だったが、

本番が始まってから、すぐに自分の予想が大きく外れていたことに気づいた。

メイン司会者は、
私が用意した資料をスッと自分の方へ引き寄せ、
あたかも自分が調べてきたかのように、つらつらと澱みなく紹介したのだ…

私は、結局、曲の題名を紹介しただけだった…。

あの時は、正直、面食らった…。

私は下調べをやっただけで、
サブ司会というほどの仕事はさせてもらえなかった…

つまり本当にアシスタントだったに過ぎない。

複雑な気持ちで仕事を終えた。

だが、
調べてきた曲の資料がメイン司会者に役立ててもらえたのは何よりではないか…

と自分に言い聞かせた。


関西時代は芸能人と一緒に仕事する度に、
自分の立ち位置に戸惑った。

私のような人間は、
あの生き馬の目を抜くような世界ではやって行けない。

もう遠い昔の話だ…

上岡龍太郎さん、
その節はお世話になりました。

そしてお疲れさまでした。









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純愛に感動した朝

2023-06-02 18:40:00 | 映画・ドラマ
今年もクレマチスのプリンセスダイアナが咲き始めた。

可憐なピンク色を帯びた赤が今は亡き元妃の、愁を帯びた美しい表情を思い起こさせる…

薔薇ほどの派手さはないが、可憐さでは優っている。


昨日の朝ドラでは久々に『庭の千草』を聞いた。
実母がいつも歌っていた事を思い出し、懐かしさで胸がいっぱいになった。

白菊が実は薔薇だったという事実も初めて知った…


今朝の《らんまん》では、一途な万太郎の潔い姿勢と言葉に感動した。

演技のうまさもあるのだろうが、
純愛とは、きっとこう言うものなのだ、

今の世の中では、あり得ないが
昔の日本人はこうだったのだ…と、

ひとり納得した。

歳とともに感動が少なくなってきている今、ドラマに、まだ感動できる自分がいる事に驚く。

雨の季節で気分がスッキリしないが、
これからの朝ドラが楽しみになってきた。

ささやかな楽しみがあるのは幸せなことだ。


我が家の愛犬M嬢にBFができました。









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