声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

舟を編む

2016-04-14 09:53:44 | 映画・ドラマ
以前、夫が勤めていた映画CM制作会社からの依頼でモニタリングした際は、

帰って来るなり

「題材が地味すぎてイマイチかな」

と言っていた作品ですが、


私は昨夜、一人で観ながら

(この手の映画、好きかも…)

と思いました。

時代設定は1995年から2008年…

平成なのに、主人公の住む部屋も、出版社のオフィスも昭和の香りがプンプンします。


それに、何より人物設定が面白い。

自分の気持ちを人に伝えるのが苦手な主人公が
辞書作りという途方も無い時間を要する作業に打ち込むことによって、

少しずつ変化していく…

その不器用な主人公を支える登場人物たちにも好感が持てます。

いわゆる「毒がない」人ばかり…


そのためか、観終わった後、爽やかな余韻が残るのです。


『三省堂の大辞林は28年かかった』

という言葉には、さすがに驚きましたが


最近はネット検索ばかりで、捲ることもなくなった辞書を

紙質の“平滑性”を確認しながら捲ってみようと
思いました。


ちなみに、『恋』の語釈は私が考えたのと、ほぼ一緒でした、

『右』の語釈については、加藤剛さん扮する監修責任者の“ひと言”が目からウロコですね。(^^;;



辞書作りの基本は、

頭でっかちにならずに「生きた言葉」を探すこと…

日々の生活の中で見つけた「言葉」を、やり過ごすのではなく

(なんだろう?)

と興味を持つことが必要なのですね。


この映画は、大劇場で観るより

夜中に一人でDVDで観るほうが、よく理解できますし面白さも伝わってきます。


さてと、“用例採集”でもしますか…。


清水由美


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ハンチョウ

2016-04-14 08:03:35 | Diary
越してきて、2年目に突入しましたが

1年間延ばしていただいた「班長」のお役…

引き継ぎ会議も終わりました。

以前住んでいた町では私が主に役員活動を引き受けていましたが、

今回は夫に主になってもらい私は手伝い要員に徹するつもりですが、

コレが、思いの外けっこうタイヘンなのです。


15世帯とは言っても、山間部ですのでなにしろ広範囲、

普通は回覧板といえば一カ所で回しますが

ここは二カ所でして、

班長である我が家を拠点に上と下に分けて回すというシステム、

家々との間隔がひろく、遠いところは1km先まで離れているため、

戸別の配布物を持って行ったりなどは特にタイヘン…


回覧板にしても、一カ所の地域は4日間で返って来たのに、

もう一つの地域は、2週間経っても返ってこない…(~_~;)


どこで停滞しているのかしら?

それとも、どこかの住人が具合でも悪い?

台所で倒れているとか…


今は個人情報の問題で、どこでもそうですが

電話番号を公開しているのは自治会の役員のみで、各戸の連絡先は不明です。


班長が、何度も何度も訪ねて行って、

配布物を回収するのはタイヘンな手間がかかるワケですネェ…。


いい運動にはなりますが…

どういたしましょう。










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ノンアルならOK

2016-04-13 19:07:14 | Diary
ただいま、

いろいろ考えながら試作中です。

カード式にして、飲めない理由を自分で書くのもありかしら?


小さいのはカワイイ💓と自分でも思います。
(*^^*)





ゲコの息子たちからは、

「送らなくていいよ」

との返事、

でも母は送りつけようと思ってます。( ̄^ ̄)


せっかく誘われても、

「アレルギーだから」

という理由で参加しないのは問題だからです。

酒席では、本音で仕事仲間とコミュニケーションができますよね?


「アイツは付き合いが悪い」

と言うレッテルを貼られるのは、残念です。

「飲めないけど、参加します」

と言えますように…


このバッジが役立ってくれますように…

思いが通じますように…












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寿司ネタ

2016-04-11 17:52:36 | Diary
以前、サラダをメニューに取り入れて欲しいと投書して

新メニューに野菜サラダが入っていたと喜んでいた自称「回転寿司評論家」の夫が

昼食を終え、某寿司チェーン店から帰って来て

憤慨しながら言うには、

「親が甘やかすからダメなんだ!」

とのこと…。


理由を訊けば、


30歳くらいの母親と4、5歳の女の子が隣の席で
食べていたらしいのですが

その食べ方が、トンデモナイ!!食べ方だったと言うのです。


女の子は、勝手にタブレットをタップし

同じモノを3皿ずつ注文、

イカならイカを複数注文して

それが、“新幹線”に乗って届くと


ネタだけを食べて、シャリを残すのだそうです。


次から次へと注文して、

食べるのはネタだけ…


どんどん勝手に注文する女の子に

母親も一度だけ、

「◯ちゃん、注文するときはママにいってね!」

と窘めたそうですが、

食べ方を注意することはなかったとか…。


結局、16皿も注文し全てシャリだけ残したそうで

会計時に、皿を数えに来た店のスタッフが

雑然とテーブルに置かれているシャリが残った皿の数々を見て唖然としていたとのことですが、


それでも平然と何食わぬ顔で、帰って行った母親と女の子に

夫は、たいそうガッカリしたそうです。

「母親が残ったシャリを食べるならまだマシ、
なんで叱らないんだ?恥ずかしいと思わないんだろうか?」

と憤っています。


家庭では食事のマナーは、教えないのでしょうか?


きっと、その女の子…大人になってから、

苦労するでしょうね。(~_~;)



それにしても、昨日までの暖かさはどこに行ったのでしょう

ただいま、外気温は➖2℃だとか…

自称「回転寿司評論家」は、この寒さの中、
庭造りに余念がありません。



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親切なお嬢さん

2016-04-10 10:44:38 | Diary
先日、夫が買い物から帰ってくるなり

「オレ、今日ショックな事があった」

とショゲています。


「ショップの入り口で、20歳くらいの若い女性がドアを抑えて待ってくれた」


それが、どうしてショックなのかと訊けば、

「ミニスカはいた可愛いコから見れば、オレはジイさんなんだな…きっと」


( なんだ?今ごろ、わかったか…)


と言いたいところをグッとガマンして


「単に、親切なコだったって事じゃない?」


と一応、慰めてみる…、



でも、夫は否定しながら

「電車で席譲られてショック受けるのと一緒だな…」

と淋しそうに笑うのでありました。(~_~;)



電車に乗る機会の少ない地方都市では、

ドアの開け閉めで親切にしてくれる若い女性に対して

マナーの良い親切なお嬢さんだな…

と素直に感謝すればいい事を、

素直に受け取れない中高年男性もいます。


それこそ、年取った証拠だよ!d( ̄  ̄)


写真は、セッセと夫が世話している白い花たちです。







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天国までの百マイル

2016-04-10 08:31:51 | 映画・ドラマ
浅田次郎さんの作品には、よく泣かされるけれど

これも、ずっと泣きっぱなし…(T ^ T)

なぜ、こんなに泣けてくるのだろうと

その原因を考えてみれば、


自分が年取ってきている事実に、はたと気付く…のであります。


登場人物がそれぞれに持っている感情、特に悲哀が、よく理解でき、共感できる部分が多くなるからです。


そして、もう一つ

年取った…と感じたのは

自分が、八千草薫さん扮する母親のような病気になった時、

私の息子たちは、どう判断するだろうか…と

これまでなら時任三郎さん扮する主人公の立場で観ていた私がいるはずなのに

いつの間にか、老いた母親の立場で観ている自分に気づきました。


そして何より、ああ、そうだった…

この曲もフルコーラスで歌える、

そう思ったのが、

劇中で主人公と心臓外科医が口ずさむ

「500マイル」です。


私は小学2年の頃に父親のLPレコードで聴いていて覚えました。

邦題は「500マイルも離れて」

でしたが…。



2000年の映画ですが、映像はもっと昔のような懐かしさがあります。


大竹しのぶさん演じるマリーという女性の存在も、映画の中では強烈なスパイス?になっているようです。


夫にも、

「絶対にみておいたほうがいい」と勧めたところ

深夜に観ながら、

昔、場末の飲み屋でマリーという名前の女性と知り合った事があるが

次の店に移ったと言うので行ってみたら

マリーという名前じゃなかった…

マリーという名前は、その店のトップでないと使えないらしい…と

妙な事を申しておりました。


年をとると、

映画の中の登場人物に自身の経験を重ねる事が多くなりますね。


そのくらい、この

「天国までの百マイル」は、

現実的なストーリーだという事でしょう。(^^;;



しみずゆみ☕️
















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せつない話 (T ^ T)

2016-04-08 11:25:25 | Diary
新しく始まった朝ドラを観ていて

ふと、実母の兄の事を思い出しました。


医大を目指し猛勉強していたという実母の兄が、結核を発病して床に伏していたのは

おそらく昭和の初め頃…

まだ、結核が「死病」と言われていた時代です。


母の兄は発病して暫くすると、

朝ドラと同じように病が移ってはいけないから
と、隔離されていたそうです。


末っ子で甘えん坊の妹である母が

「おにいちゃん、あそぼ」

と言って行くたびに

「ミワちゃん、きちゃぁいけんよ」

と弱々しい声で返事をするのだと、
その声がとても優しかった…と、

そう母が話してくれた事がありました。


17歳で亡くなったそうですが、

今ならきっと助かっていただろうに…



朝ドラのトトも同様ですね。


普段は忘れてしまっていた“叔父”の存在を、

ふと思い出させてくれた今朝のドラマでした。












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ムスカリの小径

2016-04-06 16:09:53 | Diary
今年も咲き揃いました!



ムスカリの群生している小径。




お隣の庭までビッシリ…


紫の絨毯が続いています。



沈丁花の香りとともに、山桜の季節を迎えつつあります。


百花繚乱の季節がやって参りました!








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スミカスミレ・続編

2016-04-06 16:02:42 | Diary
我が家では、ただいま続編が始まっています。


ご近所から時々やってくる黒猫に

「レイさん!」

と呼びかけて

「頼むから20歳の身体に若返らせてください」


と、言いながら日々ご機嫌をとる夫…



当のレイさんは、

なんのことやら…と思うのか


それとも、

( ずうずうしいヤツだ )

と思っているのか…


いずれにしても、不可解な表情で

こちらをじっと見つめているのであります。


それにしても…よく似てる。

あのドラマの中の黒猫とソックリ。






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ゲコです

2016-04-05 11:20:08 | 絵日記
お花見の席で急性アルコール中毒で救急搬送された20代の若者が増えている…

という記事を読みました。


ムリして飲んで、大変な騒ぎになれば周りにも迷惑をかけますね。


「飲めない体質」であるにもかかわらず、

場を白けさすのはマズイと気を遣い、ちょこっとなら平気かも?

と飲んだ途端にバタンキュー、意識を失う人もいます。

そこで、アルコールに弱いことを周りの人にわかってもらい、

“ムリにすすめない、ムリしてのまない”

マークを作ってみました!


「ゲコマーク」です。


ヒネリがなくて、イマイチな気もしますが
(^^;;

わかりやすいことも大切なポイント、


今度、これをパウチして安全ピンをつけて

下戸の息子たちにも送ってやろうと

思っていますが、

つけてくれるかな…。


しみずゆみ







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