叶姉妹の出店で話題になったコミケ…
以前から、一度、コミケというものがどんなところなのか見学に行きたいと思っている私、
今回も、元アニオタで都内のIT企業に勤める長男に連れて行ってもらえないかとメールしたが、
案の定、長男からは
「フツーのオバサンは、浮いてしまうよ」
との一言で軽くスルーされてしまった。
もちろん、見学だけで出店するワケではないので
目立つ必要はないのだが、
“フツーのオバサン”が来ている、というだけで目立つらしい…。💦
フツーのオバサンが目立つというのはロックコンサートなどでも同じだ。
今から30年前、
長男が、まだお腹の中にいた頃、軽井沢でサンタナとジェフ・ベックが出演するコンサートがあったが、
その時に、前の席を横切る初老の女性を見た私の背後の席の若者が、
「スゲ〜ッ!オバサンが来てる…」と言っていたのが聞こえたことがあった。
当時まだ若かった私も、
その、あまりに飾り気のない…まるでスーパーがどこかで買い物をしているような化粧っ気のない地味な普段着の女性を見て少し驚いた。
もし、その女性が、イケイケ風の派手なコスチュームにケバい化粧をしていたなら
その場に溶け込んでいたかもしれないのだ。
長男から、
オバサンはコミケでは目立つよ…と言われたのは
おそらく、そんな理由ではないかと思う。
ちなみに私は
自他共に認めるオバサンには違いないが
小林幸子さんより歳は下だ。
叶姉妹の年齢は、存じ上げないが、
恭子さんよりは、たぶん上かな?
彼女たちは出品者であって、
もともとフツーとは次元の違う人たちだが、
アニオタの聖地「コミケ」で、受け入れられる特有のオーラを持っている。
それは、何か??
それは、“ 非現実的なパフォーマンス”を感じさせる何かである…と私は思う。
小林幸子さんの場合は、“メガ幸子”が武器、
叶姉妹の場合は、この世のものとは思えない人工的で“ミステリアスな美貌”
いずれも、いつでもどこでも観られるも現実的なものではない…という事だ。
ただの見学でさえ、フツーの人には勇気が必要というコミケに於いて、
どのような姿で行けば目立たないのか、
浮かない良いアイデアはないものかなぁ…。
今日は、曇り…。