声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

初夏の軽井沢

2019-05-26 17:20:53 | 大型犬との生活
Halが来てからというもの、
 
休日のドッグカフェめぐりが定番となった。
 
 
夫に言わせると
 
いろいろな場所で、他の人や犬に馴らせたほうが良いという事らしい
 
 
9時に家を出て途中で休憩しながら
 
18号をゆっくり走り軽井沢に着いたのが12時前、
 
 
 
前回行ったドッグカフェではなく
 
テニスコートの近くの犬同伴OKのカレーハウスに向かうつもりが、
 
その途中、通りかかった小さなイタリアレストランのイタリア人オーナーと眼があって、
 
 
「ドーゾ、ドーゾ」の言葉に促され、
 
 
店先にセットされた小さなジェラルミンのテーブルに座ることになった。
 
 
 
そこまでは、特に問題はなかったのだが
 
しばらくして頼んだ料理が出されると
私は、ここに座ったことを後悔した
 
 
 
料理が口に合わなかったということではない、
 
それどころか、水牛のモッツァレラはコクがあり美味だった。
 
 
ただし、落ち着かないのだ。
 
 
食べ始めた私たちのテーブルのそばを
 
まるで、動物園のパンダ舎の前を通るような感じで
 
観光客やカップルがジロジロ見ていくのだ。
 
 
 
原因は、Halだ。
 
 
「カワイイ!」
 
「あっ、101匹わんちゃん!」
 
 
と言って、遠慮なく近づく人の多いこと。
 
中には、
 
「あのう、触らせてもらってもいいですか?」
 
という若い女性も
 
 
 
「アゴのあたりからなら大丈夫ですよ」
 
と答えると、
 
 
 
ウルウルした眼で
 
「飼えないけれど、ダルメシアン大好きなんです!」
 
と話しながら、
 
 
彼女は愛おしそうにHalのアゴを撫ではじめた。
 
そして、
 
「ありがとうございました!」
 
と言って、
 
近くで待っていた友人らしい女性と振り向きながら去っていった。
 
 
その後も数人の女性から、
 
「あらぁ、お利口さんねぇ!」
 
と声をかけられたため、
 
ゆっくりランチするどころではなかったのだ。
 
 
ダルメシアンが、こんなにモテるなんて
 
 
 
同じダルメシアンでも先住犬のロメオの時は、
 
典型的な猛犬だったため、
 
人や犬がいる場所を避けて外出するのが常だった。
 
 
可愛いダルメシアンは映画の中だけで
 
現実には、とても飼いづらい犬種であることを、身を以て体験した。
 
 
そんな私と夫だからこそ、
 
Halが他人とも、他の犬ともコミュニケーションがとれるようになる事を願っている。
 
 
 
暑さを避けて訪れた軽井沢だったが
 
正直、Halの人気には驚いた。
 
 
自分に好意的な人が多いことを理解したのか、
 
今日のHalは、
 
一度だけ警戒心を露わにしたが、
 
それ以外は、
 
吠える事もなく、とても穏やかに
 
見ず知らずの人たちの反応を受け入れていた。
 
 
 
帰り際、
 
オープンカーに乗ったシェルティが大通りで
 
Halを見つけ、興味を示していたが
 
 
Halのほうは、
 
助手席に乗ったサングラス姿のシェルティを、人形だと思ったのか、
 
全く関心を示そうとしなかった。
 
 
今日の軽井沢で目立っていたのは
 
間違いなく
 
Halと、オープンカーに乗ったサングラス姿のシェルティだろう
 
 
 
Halにも、メガネは似合いそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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