声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

オバサンの倍返し

2021-12-07 08:09:00 | Diary
「スーパーのレジで並んどったら、後ろの人から、いきなり『オバサン、なにボーッとしよるん』って言われたんよ!」

と妹は憤る…


「それでアタマに血がのぼって『どこのどなたか知りませんがアナタからオバサンと呼ばれる筋合いはございません!』と答えたんよ」


「…それで?」

と訊くと、

「ニタニタ笑とったから、また腹が立ってきて『オタクさまも見た目は十分にオジサンですから!』と吐き捨ててやった」


少し前に、広島の妹から聞いた話である。

その後、
妹のことを「オバサン」と呼んだ男は、すごすごと別のレジに移って行ったらしいが…

万が一、凶器でも持っていたらと思うと心配な話である。


長く介護施設で働いていた妹は、

利用者さんから「孫の嫁に」と言われた事もあるほど童顔で、

年下からも「◯◯ちゃん」と呼ばれていて
実年齢より20歳以上若く見えるせいか、

「オバサン」と呼ばれる事に抵抗があるらしい。

それだけに、見ず知らずのアカの他人から「オバサン」と呼ばれた事が許せなかったのだろう。

言い返す妹に、レジの周りにいた女性客のほとんどが味方したらしく、

男が他のレジに移った後で
「ほんま失礼な人じゃねぇ」と言って妹に話しかけたり、

「よう言い返しんさったねぇ」
と言って感心する人も居たらしい。

妹も後になって考えてみれば、

「ちょっと怖いんで当分あそこのスーパーに行くのはやめるわ」

と言うが、
妹の性格をよく知っている姉の私としては、

恨まれる事もあるから、くれぐれも用心するように…
と言って電話を切った。


実は私も、妹に負けず劣らず…やられたらやり返さないと気が済まない性格である。

しかし、
最近は落ち着いた?せいか、
揉め事は、なるべく避けた方がいいと思っている。


もし見ず知らずの男から、妹と同じような事を言われたら、どうするか?

昔なら私も妹と同じように言い返していただろう…が、

今なら、たぶん無視だ。完全無視。
聞こえても聞こえないフリをする。

その男が存在しないように振る舞うだろう…。
そして心の中で
(1、2、3、4、5、6…)と数える。

6秒数えれば、怒りはおさまる。

そうすれば揉め事を防げる。

そろそろ妹にもアンガーマネジメントを勧めようか…。

(ー ー;)








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