声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

息子の耳鳴り

2020-10-15 08:59:00 | Diary



都内の長男から

耳鳴りが続いて眠れないと電話があったのが一昨日の夕方。

コロナ禍でテレワークが続いていた最中に

タイミング悪く、
マンションの外壁改修工事が始まって四六時中、騒音に悩まされたのが原因だと本人は言っているけれど、

それ以外にも色々なストレスが溜まっているのだろう…

耳鳴りが始まってから2度、耳鼻咽喉科に行ったけれど聴覚に異常なしで特に治療もなく今に至っていると言う。

あれこれ症状を聞いてみると

テレワーク自体のストレスも相当たまっているようだ。

長男の場合は出勤する方が気分が晴れる…と言っていたが、

その一つに食生活があるらしい。

気に入っていた社食のランチが、
完全テレワークで食べられなくなったとボヤく。

美味しいランチが食べられないのもストレスの原因…

というのは確かに理解できる。



私は中井貴一さんがナレーションをしている《サラメシ》が大好きで、

再放送だとわかっていても、
つい引き込まれて観てしまう。

仕事の合間に、
どこでどんな人と、
どんな物を食べるのか…

先日は、
都会での会社勤めをやめ5年前に地方へ移住して、
葡萄農園をやっている夫婦のサラメシを紹介していたが、

そこに紹介された昼ご飯は、

1年前に妻を亡くし葡萄農家の息子夫婦と同居している元料理人の父親が作った定食風のご飯だった。

父親が作った“定食風ランチ”のメンツカツを美味しそうに頬張る息子…

「お昼から、こんなご飯が食べられるなんて」と目を細める息子のお嫁さん…

その2人の間に
無言で穏やかな表情を浮かべる年老いた父親…

3人で食卓を囲む姿に、
ほっこりしながら見ている自分がいた。


毎回、番組で紹介されるサラメシに、
人生のドラマを感じると同時に

(美味しいランチが食べられるって幸せなことなんだよね)

と、心の底から思う。


おいしいご飯は、人を優しくする。


毎日、手作りの美味しいご飯を食べていれば、
世の中に殺人事件は起こらないだろう…

と、
私は思う。


自炊の苦手な長男に、

テレワーク中、何を食べているかと聞けば

ご飯にキムチ納豆などをかけて食べているらしい。

以前はミルフィーユ鍋なども作って食べたと言ってはいたが…

耳鳴りで、自炊も億劫なのだと言い訳をする。


『美味しいものを食べにいくといいよ』

とメールしてはみたが、

どこか、心が温かくなるような
美味しいご飯が食べられる定食屋さんは近所にないのだろうか…。

(ー ー;)







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