声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

今朝の会見

2016-08-26 10:19:21 | Diary
夫との縁は離婚すれば切れるけれど

子との縁は断ち切ることはできない…

だからこそ、我が子の犯した罪は重くて辛い…


23日に起きた事件について、
仕事仲間と話したときに出てきた言葉です。


今朝の会見を見て、その思いを強くしました。


マスコミ各社のインタビューについては
同じような質問が多くありましたが

これは、答えにブレがないかを試すようなもので、再確認をしていたのでしょう…。


聞いていて不快な質問もありましたが、
これも当然、計算されたものなのでしょう…。


女優という仕事柄、

それらマスコミの仕事に対して解っているからこそ、会見の総てに答える姿勢を示したのだと、

私は、受け取りました。



一つ一つの質問にも、よく言葉を選んで考えて答えられていたと思います。

成人した息子を持つ母親として、共感できる答えもありました。


事件を犯した原因に触れる質問には多くを語らず

「“甘え”だと思います」

と答えていましたが、


この“甘え”という一言には、様々な意味合いがあるのではないかと思いました。


彼は母親だけでなく、これまでにも様々な人たちに助けてもらってきたのでしょう。

小さなルール違反なら許される、とても恵まれた環境にいたのでしょう。

22歳という若さで、調子よく仕事が入ってくれば、驕りは当然あったかもしれません。




会見では、被害女性への謝罪がかなわなかった…との事でしたが、

事件当日も勤務先ホテルに大勢のマスコミが押し寄せ、
すぐに場所が特定されてしまいました。


被害女性は、世間の目を避けながら、

今頃は、

きっと被害の状況を克明に記録する調書作成のために何度も警察に足を運んだり等で、

精神的苦痛を伴う毎日を過ごしている筈です。



芸能関係者たちの多くは、

今回の会見が、一般の視聴者にどう受け止められるのか、

今後の女優業への影響ばかりを気にしていたようでしたが、


本当は、そこではなく

被害女性が、
この会見を見てどう思ったか…の方が、大事なのではないでしょうか。


女優が再度、謝罪を試みれば、またマスコミが追いかけるでしょう。


都会とは違って、狭い街なのです。


事件直後、知人男性に相談して警察に通報するまでには、おそらく逡巡もあったでしょう。

それでも、訴えた被害女性の気持ちを察すると…
とても勇気が要ることだった筈です。


今までの生活が送れなくなるのです。
仕事が続けられなくなる可能性大なのです。


騒がれれば騒がれるほどプライバシーの保護は、とても難しい…


今はそれが、とても気になっています。


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