声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

さよならユキちゃん

2020-02-19 20:18:00 | Diary



昨日、

とても悲しい事がありました。

午後4時ごろ、

自宅周辺の上り坂を車で走っていた時です。

50m右前に、

茶褐色の何かが横たわっていて

それをカラスが突いていました。


車を側道に止めて近づいてみると

それは…ネコでした。


見覚えのある縞模様…

もうすでに息をしていない様子でしたが

地域ネコのユキちゃんでした。



すぐに夫を呼んで、

ユキちゃんが、
これ以上、傷つかないようにと、

亡骸を移動しました。



新聞に包んで抱いた時、

まだ温かくて、ついさっきまで生きていたのだと…覚りました。


きっと、ユキちゃんは

いつものようにお隣さんで、ごはんを貰おうと思って

道路を渡っていたのです。

それを、スピードを出して走ってきた車が跳ねたのでしょう…。


抱き抱えながら

「ユキちゃん」「ユキちゃん」

と何度も声をかけました…

ちょっとだけでしたが、前脚が動いたような気がしました。

でも…

それきりでした。



ユキちゃんのお墓は、

彼女が生まれた場所のすぐそばに造りました。


我が家の裏庭の

夕陽がとても綺麗に見える場所です。

ユキちゃんは、

私たち夫婦がここに越してきた年に我が家の床下で生まれたネコです。

もうすぐ丸6年になるところですから

ユキちゃんの年も、そのくらいです。


ユキちゃんを家猫として飼おうと、何度もトライしましたが、ダメでした。

彼女は警戒心が強くて、手懐けることは叶いませんでした。


Halを迎えてからも、

ユキちゃんを見かけると私は、
こっそりと庭のベンチにキャットフードとお水を置いていました。

いつの間にか、空っぽになっているフード用のお皿を見つけては嬉しくなったものです。

ユキちゃんは遠慮深く

でもシャイで頭の良いネコでした。


ユキちゃんが来るたびに、どれだけ慰められたか…


Halが来てからは、
パートナーの白黒ちゃんと、ご近所のお宅に入り浸っていたユキちゃんでした。


今も元気な頃のユキちゃんを思い出しています。


ユキちゃん…ありがとう。

どうか安らかに。















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