声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

Summer breath

2019-08-11 20:55:07 | オリジナル曲
25年も前に夫と宅録で作っていたプラネタリウムの番組で


使わずに、放ったらかしにしていたBGMがあった事を思い出し、


今日の夕方、Halの散歩中に撮った画像と合わせてみたくなった…。




ようやく涼しくなり始めた夏の夕暮れ時、


誰もいない旧い建物のガラス窓に映ったのは、

まるで突然、異次元の世界に入って

呆然と立ち尽くす2人と1匹…



な〜んて、ね!!♪( ´▽`)



よかったら、ご覧ください。 by しみずゆみ



Summer breath

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声の仕事・請負人

2019-08-11 19:05:14 | Diary



先だっての小泉進次郎氏と滝クリさんの記者会見で

滝クリさんのことを小泉元総理が

「司会者か」と言ったとかで、取材陣の笑いをとっていたが、

フリーアナウンサーという言葉が、滝クリさんには物足りない印象を受けるのは、

五輪誘致のプレゼンであまりにも有名になった事と、動物愛護の活動家としても知られているからだろう。


有名人であり様々な活動をしている滝クリさんを的確に表す肩書きは

やはり単なるフリーアナウンサー…ではないだろうと思う。


特に、

“国会議員夫人”が加われば尚更だ。



日本は肩書社会だ。


何がなんでも肩書きをつけなければ気が済まない人もいて、

私もよく

仕事を受けるときに、肩書きを訊かれる。


セミナーの時は、講師で良いが、

たまに何と答えようかと迷う事がある。



その昔、県のある“偉いさん”から

「あれこれやるのはいいが、それは、傍目から見ると、ここぞというモノがないということだよ」

と言われた事があった。


自分でも、何がやりたいのか、何が得意なのかを決めかねていた時期だ。


専門性が大事というのは、よくわかる。

“偉いさん”は、続けた。

「何かを依頼しようとする時に、アレもコレもできます!という人間より、コレが得意です、という人間の方が使いやすいんだよ」

…と。


そして、

「アレもコレもできます、というヤツに限って使ってみると“期待外れ”というのが多いんだよ」

とも言い切った。


辛辣だが当たっていると思う。



では、得意分野とは何か…


まず間違いなく言えることは、

それはブレずに長年続けてきて、

しかも依頼主が相応の対価を払い、満足してくれる事だ。


自分が一番やりたい事と合致しているとは限らない。

肩書きに、どう記そうと自由ではあるが、

国家資格以外の肩書きは、

必ずしも実力と合致しているとは限らないと私は思っている。


今の時代はネットで調べれば、

過去にどんな仕事をしてきて、どんな評価を受けてきたかは簡単に情報を得ることができる…

経歴詐称やハッタリは効かない時代だ。


趣味のレベルのことを名刺に刷り込み、

アレもコレもやりますというスタンスの“なんでも屋”は通用しない。


いわゆるフリーランスの仕事をする私のような者が、

名刺にアレコレと書いて、
欲張ったところで、たかが知れている…のだ。


なので、

この頃は、仕事の依頼が来る度に

「自分の今のレベルでギャラが貰えるか?」

と、考える。


ラジオ局の話し方・コミュニケーション研修や企業の人材育成の講師は16年、

ナレーターや式典司会の仕事は30年以上になる。


こども園の「お歌のせんせい」も10年以上続けているし、

年に1、2度は歌手としてコンサート出演の仕事が加わる。

このblogのタイトルどおり、全て“声の仕事”だ。


肩書きに、

“声の仕事・請負人”とでも書こうかな…。







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空白の40年

2019-08-11 18:40:45 | Diary
県内在住の自衛官時代の同期と4年ぶりに会って、カフェでお茶した先週の火曜日、

帰宅すると、思いがけない案内状が郵便受けに入っていた。

来年の2月に、音大時代の同期会が倉敷で開催されることになったらしい。

今、話題のシブコさんが系列の高校を卒業しているのを偶然知ったのだが、

突然の案内には、驚いた。



都内で開催する郷里の高校の同期会は半年ごとに開かれている。

中学の同窓会も昨年はあったらしいが、

郷里が遠すぎるのと、日程的に難しくて、なかなか参加できない。

今年の4月に熊本で開かれた自衛官時代の同期会も体調を考慮して残念ながら参加を見送ったが、

3年後に北海道でやるらしい。

私の年齢は、同窓会ブームだ。



7年前にFacebookに登録したのは、

そもそもウェブ同窓会があればと思ったのがきっかけで、

高校の同級生とは、めでたく繋がったが、

大学時代の同期が、なかなか見つからず…で、

私が引越し魔だったせいで連絡がつかなかったのかと思いきや、

そうではなく、同期会自体を一度も開いていなかったらしい…。


昨夜、幹事を担ってくれるN氏と電話で40年ぶりに話したが、

彼も教職を定年退職して、
ようやく時間に余裕ができたとの事だった。


これだけブランクがあると

全国に散らばった同級生の住所を探すだけでも容易ではない。

しかも女子大同様に音大の男女比は圧倒的に女子が多く、

苗字が変わってしまっている人が多い。


SNSを駆使しても、個人情報の問題もあって簡単に住所や電話番号を教えてもらえるとは限らない…

学部だけの同窓会とはいえ、100人以上に連絡を取るのは気の遠くなるような作業だ。


私の場合、どうやって見つけて貰ったかというと、

幹事のN氏が、住所と苗字が変わっていない友人(彼女は婿取りだった)を探し出し、

連絡を取ってくれたとの事だった。


次第に同級生たちの現状が明らかになっていく中で
当然の事ながら、悲しい事実を知ることになる…


女子ばかりのコンパで
Get Readyに乗せてコミカルに踊りながら

場を盛り上げていたピアノ科のSさんがすでに故人になっていたこと。


同じ歌科で、ソングライターとして活躍中だったMさんが、今年の3月に肺がんで亡くなっていたこと…

事実が判明する度に、学生時代の彼女らの顔を思い浮かべ、落ち込んだ。


どうして彼女らが亡くなり

自分が生きているのかと考える…


そして、自分に残された時間はどのくらいあるのかと考える。


明日も明後日もあると思っていると、

結局なにも出来ずに終わるのだ。


元気で動けるうちに、やらなければならない事がある…






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