地元ラジオ局の引っ越しに伴って
来月から、アナウンスセミナーの教室も移転することになった。
ここに通った年月を振り返ると、
パーソナリティ時代の自分を思い出す。
好き勝手に喋らせてもらったなぁ…
生放送のスタジオは既に機材が運び出されて、もぬけのから状態だが、
静寂の中に、ふと当時の自分を思い出す。
活気ある場所に人がいないと、こんなに寂しく感じるものなのか…
そうだ、
100円均一の自販機にもお世話になった。
「自販機さん、ありがとう」
感謝してます。
通いなれた場所を去る時の一抹の淋しさを味わう瞬間。
もう、
ここへ来ることはないんだなぁ…。
だけど、
このビル、これからどうするんだろう。
築40年以上経っているし、非常階段は雨漏りだらけで、
あちこち修復は必要になっているし…
壊すにも費用がかかり過ぎる。
先だっての《引っ越し特番》で、
「5階と7階に出るという噂の幽霊さんたちも新社屋に一緒に来るのだろうか」という話題が出ていたが、
人に憑いているわけではなさそうだから、
恐らく、それはないだろう。
(知らんけど…)
名刺に刷り込まれた新社屋の場所を見ると、
ここは確か、
萩原朔太郎さんの生家があった場所に近い。
朔太郎さんの幽霊なら大歓迎、
ぜひ出逢いたいなぁ…
^^;
(注:
この局では以前から幽霊が出るという噂がありました。しかし気配を感じることはあっても実際に幽霊をみた人は少なく確証はありません。
ちなみに、かつてMBSで心霊現象専門のレポーターをやっていた私は、心霊現象には詳しいほうですが、このラジオ局に出ると噂された幽霊さんは、好意的でややミーハーなタイプのようです。悪霊ではないので、ご安心ください)