全国970箇所「道の駅」北海道~沖縄まで!!

自由、気ままにできるかどうか道の駅のゴム印スタンプを収集しています。現在120余スタンプですょ。Live to die

2011年7月11日(月)たこやき その1

2011-07-11 11:14:09 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
2011年7月11日(月)たこやき その1

「たこやき」を初めて食べたのは、忘れもしない昭和58年の春だった。大阪へ転勤になって、社宅がある西宮市に住むことになった。最寄り駅は阪急の西宮北口でその傍の公設市場内にあった屋台で食べたのが最初だった。

日曜日に家族揃って買い物に出て、たまたま目に付いた店先で立ち食いしたのだが、これが「たこやき」との最初の出会いであった。経木で作った舟形の容器に盛られた10個ほどは忽ちなくなって、容器をどこに捨てようかと迷っていると、店のおやじが「ほかしておきまひょか」と声をかけた。一瞬何を言われたのか分からなかったが「捨てておきましょうか」という意味だと了解したのを覚えている。

「たこやき」は今でこそ全国区の食べ物になったが、当時は仙台にはない食べ物だった。最初に食べた「たこやき」は今振り返ってみると最もポピュラーでオーソドックスなものだった。濃い目のソースをつけ、青のり、カツオの粉などを振り掛けたやつであった。

何で急に「たこやき」の話を持ち出したかと言うと、「文字中毒」で買い集めた本の中に「たこやき」(熊谷真菜著・リブロポート)と言う本があって、昨日読み返してみて「たこやき」の奥深さを改めて知ったからである。

この本に驚かされるのは、「たこやき」の歴史、種類、道具の相違などとことん調べて書いた努力もさることながら、「たこやき」なんて誰も相手にしないようなものに、まともに真正面から取り組んで、一つの研究書に纏め上げたことである。何でも探求すれば学問になるものだ。世の中には変わった人もいるものである。(この項続く)

7月10日(日)副作用

2011-07-11 00:20:55 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
7月10日(日)副作用

このごろは朝が勝負である。4時過ぎには外が明るくなるから、太陽が昇って暑くなる前にひと仕事片付けてしまおうと言う訳だ。そう思っても実行はなかなか難しいけれども、今朝は収穫が終わったサヤエンドウの蔓を片付け、自分の背丈ほどに伸びたトマトを支柱に結びなおす作業をした。

朝のうちにすれば汗をかかずに済む。朝食が終わったら「閑話」に取り掛かり、それが終われば自由時間である。したがって午後のいちばん暑い時間帯は午睡を楽しむことにしている。昼飯を食べてしばらくすると眠くなる。その機を逃さずゴロリと横になってうとうとする。これが何とも気持ちがいい。寝すぎると夜の睡眠の妨げになるから、昼寝は短時間で切り上げる。

こんな贅沢ができるようになったのは仕事を辞めてからだ。勤め先でも昼飯の後は眠くなったが、職場でうとうとするわけにも行かない。比較的自由な職場だったので本屋めぐりをして眠気を覚ました。そのころ集めた本で未だに読んでいないものが結構ある。

死ぬまでには目を通そうと思って持ち出した本が小難しいものだと、何ページも進まないうちに眠気が襲う。難解な本はヘタな睡眠薬よりよほど効果がある。不眠症の人に貸してあげたいくらいだ。これは副作用の心配がないから安心だ。

だが待てよ。副作用が全くないとは言い切れない。「活字中毒」になったではないか。今の本は活字で印刷したものはほとんどないから「文字中毒」と言った方がいいのだろうが、ともかく本の虫になったのは立派な副作用ともいえる。