7月16日(土)汚染牛肉
福島県の農家が育てて出荷した牛が処理され、流通経路に乗った牛肉から国の基準値を超えた放射性セシウムが検出された。中には一部すでに消費されたものもある。その牛肉を食べたからといって人体に直ちに影響を与える心配はないとのことであるが、食べ物だけに薄気味悪い。
牛に放射性セシウムが蓄積された原因は。飼料として与えたワラが汚染されていたためと分かった。事故が起きた福島第一原発から遠く離れた地域の農家が生産したワラが汚染されているとは、牛を育てた酪農家は想像もしなかったことだろう。
食物連鎖によって、思いもしない生物に放射性物質が蓄積されることは、知識としては知っていたけれども、それが現実の形となって現れると改めて原発事故の深刻さを感じる。小生は牛肉をめったに食べないから心配ないというレベルの問題ではないのだ。
飼料を通じて動物の体内に放射性物質が入り込み蓄積されるメカニズムはブタだってニワトリだって同じである。ブタやニワトリに与える飼料は汚染されていない保証はあるのだろうか。もしニワトリが汚染されているとしたらタマゴだって放射性物質を抱えている可能性があるのではなかろうか。
牛肉の汚染と飼料のワラばかりに目を向けないで、この際だからブタやニワトリなど、牛肉よりも庶民が口にする機会が多い動物の肉も検査してもらいたい。気づかずに散々食べた後に「実は」なんて言われても遅いのである。用心して動物性たんぱく質摂取は魚に軸足を移すのが賢明かもしれない。
福島県の農家が育てて出荷した牛が処理され、流通経路に乗った牛肉から国の基準値を超えた放射性セシウムが検出された。中には一部すでに消費されたものもある。その牛肉を食べたからといって人体に直ちに影響を与える心配はないとのことであるが、食べ物だけに薄気味悪い。
牛に放射性セシウムが蓄積された原因は。飼料として与えたワラが汚染されていたためと分かった。事故が起きた福島第一原発から遠く離れた地域の農家が生産したワラが汚染されているとは、牛を育てた酪農家は想像もしなかったことだろう。
食物連鎖によって、思いもしない生物に放射性物質が蓄積されることは、知識としては知っていたけれども、それが現実の形となって現れると改めて原発事故の深刻さを感じる。小生は牛肉をめったに食べないから心配ないというレベルの問題ではないのだ。
飼料を通じて動物の体内に放射性物質が入り込み蓄積されるメカニズムはブタだってニワトリだって同じである。ブタやニワトリに与える飼料は汚染されていない保証はあるのだろうか。もしニワトリが汚染されているとしたらタマゴだって放射性物質を抱えている可能性があるのではなかろうか。
牛肉の汚染と飼料のワラばかりに目を向けないで、この際だからブタやニワトリなど、牛肉よりも庶民が口にする機会が多い動物の肉も検査してもらいたい。気づかずに散々食べた後に「実は」なんて言われても遅いのである。用心して動物性たんぱく質摂取は魚に軸足を移すのが賢明かもしれない。